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Udemyおすすめ講座をシェアしよう! by UdemyAdvent Calendar 2023

Day 17

「創造」ベースで学ぶUdemy講座 3選

Last updated at Posted at 2023-12-17

はじめに

リスキリングをこれから始める!
でも・・・何したらいい?

そんな人におすすめの記事です。

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 皆さん、こんにちは。DXサポーターのこなぶくです。
 今回はAI時代にリスキリングを行う際に必要なマインドセットと利用すべきUdemyおすすめ講座を紹介いたします。

この記事について

 【Udemyおすすめ講座をシェアしよう! by Udemy Advent Calendar 2023】キャンペーンに触発されて記事を書いています。

Udemyとは

 Udemyは、アメリカに本拠を置くUdemy, Inc.によって運営されているグローバルなオンライン学習プラットフォームです。このプラットフォームは、世界中の6,400万人以上の学習者に利用されており、「教えることに情熱を持つ人々(講師)」と「新しい知識を求める人々(受講生)」をオンライン上で繋いでいます。Udemyには、21万以上の多様な講座が提供されています。

21万以上の講座から選ぶ、迷う楽しみと苦しみ

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 さて、ここでの問題が「選択のパラドックス」が発生してしますこと、つまり、選択肢が増えるほどに実際には決断を下すのが難しくなるということが発生します。

 この面白い逆説を念頭に置いて、21万以上もの講座がある状況を考えてみましょう。Udemyで講座を選ぶことは、まるで巨大なアイスクリーム店でものを買うようなものです。そこにはバニラ、チョコレート、ストロベリーから始まり、抹茶、ラベンダー、さらにはエスプレッソチップなど、想像を絶するフレーバーがあります。初めはこれほどの選択肢があるのは素晴らしいと思うかもしれません。

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 しかし、実際に一つを選ぼうとすると、各フレーバーの魅力に迷い、結局何を選ぶべきか決められなくなることがあります。Udemyでの講座選択もこれと同じで、選択肢が豊富すぎると、どの講座が自分にとって最適なのかを見極めるのが一層難しくなるのです。


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どのように学んでいくか

このような状況で、どのように学習していけばいいのでしょうか。 アプローチの方法は2つあります。それは既存の情報や知識を覚えることに焦点を当てて確実にステップアップしていく「記憶」的アプローチと新しいアイデアや解決策を生み出すことに焦点をあてた「創造」的アプローチです。


ブレームの6分類(Bloom's Taxonomy)

 ここでで教育学で使われるフレームワークについて紹介します。教師が教材を作成し、教育の目標を設定する際に役立つフレームワークです。また、学習者が自分の学習プロセスを理解し、自分自身の思考や学習能力を深めるのにも有効です。

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 ブルームの6分類法は、知識をしっかりと蓄え、それを実践に活かしていく記憶発アプローチを重視しています。

 この分類法では、まず基本的な「知識」の習得から始まり、それを「理解」し、「適用」することを目指します。これにより、学習者はただ情報を記憶するだけでなく、それをどのように使うかを学びます。さらに、「分析」「評価」「創造」と進むことで、深い理解と実践的な応用能力が育つのです。つまり、この6分類法は、知識を段階的に深め、具体的なスキルや思考力へと発展させるための指針となります。

しかし、今回はそれを逆にとって「創造」から始めてみませんか?というご提案です。

ここで言う創造とは、学んだことを組み合わせて新たな活動に取り組んでいくことを指します。

下から積み上げていく方法を記憶発アプローチとし、上から降っていく方法を創造発アプローチとした上で、そのメリット、デメリットを記載します。

順序 メリット デメリット
下から上へ(記憶発アプローチ) 基礎的な知識から始めて徐々に高度な思考スキルへと進むことで、段階的な学習が可能。
学習者は基本的な概念や事実をしっかりと理解した上で、より複雑なタスクに取り組むことができる。
高次の思考技能を発展させる前に、多くの基本的な知識を覚える必要があり、学習者のモチベーション低下を招くことがある。
また、創造的な活動や実践的な応用が後回しになるため、実世界の問題解決能力の育成が遅れる可能性がある。
上から下へ(創造発アプローチ) 創造的思考や高次の問題解決スキルを先に促進し、その後で基本的な知識や理解を深める。
学習者はよりモチベーションを持って学習に取り組み、現実世界の複雑な問題への関心を高めることができる。
基本的な知識や理解が不十分な状態で高次の思考技能を発展させようとすると、学習者が混乱したり、間違った概念を形成するリスクがある。
従来の学習順序に慣れている学習者にとって、違和感が多い。

創造発アプローチができるようになった背景

 ブルームの6分類法は、学習は主に知識の蓄積から始まるものと考えられていました。
 このアプローチは、まず基本的な事実やデータを記憶し、その後、それらを理解し、適用し、最終的に分析、評価、創造へと進むというものです。しかし、技術の進化、特に生成系AIの開発とChatGPTのようなツールの普及により、学習のアプローチに大きな変化が生じています。

 生成系AIの登場により、知識が不完全または曖昧な状況でも、AIが情報を補完し、ガイダンスを提供する環境が整いました。この技術進化により、従来の学習アプローチではなく、逆説的なアプローチも検討すべき環境になりました。

 創造から学習を開始するアプローチには、複数のメリットがあります。

創造性の重視

 現代の教育環境では、創造性と革新性がますます重要になっています。生成系AIは、一般的な情報やデータの処理を超えて、新しいアイデアやコンセプトの生成を可能にします。逆説型アプローチでは、学習者がまず創造的なプロセスに参加し、その過程で新しいアイデアや解決策を考案します。AIのサポートを受けながら、学習者は既存の枠組みを超えた思考を行い、創造的な問題解決能力を養います。

情報過多の時代における効率的な学習

 現代社会は情報過多の時代です。従来型のアプローチでは、大量の情報を記憶し理解することが必要ですが、逆説型アプローチでは、必要な情報や知識をAIが提供することで、学習者はより重要な分析、評価、創造のステップに集中できます。このアプローチは、情報を効率的に処理し、より深い理解と応用につながる学習を促進します。

批判的思考と問題解決能力の強化

 AIを利用した逆説型アプローチでは、学習者は与えられた情報や知識をただ受け入れるのではなく、それを基に自ら考え、分析し、評価することが求められます。このプロセスは、批判的思考能力と問題解決能力を養うのに極めて効果的です。学習者は、AIからの入力を基に自分自身の判断を形成し、より深い学習経験を得ることができます。

個別化とカスタマイズされた学習体験

 生成系AIは、学習者の個々のニーズや関心に合わせてカスタマイズされた学習体験を提供できます。逆説型アプローチでは、この柔軟性を最大限に活用し、学習者が自分自身のペースで、自分にとって意味のある方法で学習を進めることが可能です。AIは、個々の学習者の理解度や関心に合わせて、適切な情報や資源を提供することができます。

持続可能な学習への動機付け

 逆説型アプローチは、学習者が主体的に学習過程をコントロールすることを奨励します。生成系AIのサポートを受けて、学習者は自分の興味や好奇心を追求し、自分自身で学びを深めることができます。これにより、学習者はより積極的に学習に取り組む可能性が増えます。

創造発アプローチとして、おすすめAI講座

 ここでは、AIを使ったらこんな事ができるようになるという事例を学べる講座を3つ紹介します。

①【Python×株価分析】株価データを取得・加工・可視化して時系列分析!最終的にAIモデルで予測をしていこう!

 投資戦略をデータ駆動で加速させるための鍵となる、株価データの取得から加工、そして洞察につながる可視化方法までを網羅的に解説しています。データサイエンスの力を借りて、市場の動きを読み解き、より賢い投資決定を下すためのスキルを身に付けることができます。

②PythonによるGISデータの分析と可視化

 Pythonを活用したGIS(地理情報システム)と位置情報データのハンドリングを実践的に学ぶコースです。GISとは、地理的なデータを管理・分析するためのシステムで、位置情報を含むさまざまなデータを扱います。
 このコースでは、PythonのライブラリであるShapely、GeoPandas、Folium、Plotlyを使いこなす方法を学びます。Shapelyは、地理的なオブジェクトを扱うためのツールで、GeoPandasは地理データの分析と処理に特化しています。Foliumはインタラクティブな地図を作成するのに役立ち、Plotlyは美しく洗練されたグラフや地図の可視化が可能になります。

③【NFTアート × Python】全くの初心者でもできるジェネラティブNFTの作成から出品までのチュートリアル

 NFTとは、「ノン・ファンジブル・トークン」の略で、デジタルアートやコレクタブルなど、独特なデジタルアイテムを表す一意のデータです。このコースでは、ジェネラティブアート、つまりプログラミングによって生成されるアート作品の作成方法からスタートします。Pythonを使ったNFTアートの自動生成から出品までの一連の流れをマスターし、デジタルアートの新たな可能性に触れることができるようになります。

おわりに

 いかがだったでしょうか。

 今回は、Udemyという膨大な講座の海の中から、選ぶ基準を紹介するとともに、その事例となる講座を紹介しました。もちろんこの講座以外にも、身近な問題を創造的に解決してくれる講座が多々あるので、ぜひ探してみてください。

 最後に来年の抱負ですが、前回書いた 最新技術についてUdemyで学んだことをシェアしよう!で紹介した記事【表現力を爆上げ!】全くAIアートを活用してない人のためのリスキリング 超入門で、ヒエログリフのこと書いたのに、知らないな、と思ったのでヒエログリフの講座を買ったのですが、塩漬けしている状態です。

 この講座をマスターして、来年は創造的で面白いことしたいですね。

 以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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