※この記事では、MySQLのインストール手順の詳細は割愛しています。
Amazon Linux2 にMySQLをインストールしようとした際、下記のエラーが出てつまづいた。
【起きた事象】
実行コマンド
sudo yum install -y mysql-community-server
実行結果
エラーメッセージ
The GPG keys listed for the "MySQL 8.0 Community Server" repository are already installed but they are not correct for this package.
Check that the correct key URLs are configured for this repository.
Failing package is: mysql-community-client-8.0.36-1.el7.x86_64
GPG Keys are configured as: file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-mysql
【試したこと】
調べたところ、下記コマンドで解消したとの記載を複数見つけたため実行。
sudo rpm --import https://repo.mysql.com/RPM-GPG-KEY-mysql-2022
上記実行後、MySQLのインストールを実行。
sudo yum install -y mysql-community-server
実行結果
最初のエラーメッセージが変わらず表示される。。。
コマンドが間違っているのか、MariaDBと競合しているのか、キャッシュが残っているのかなどを推測し
コマンド再実行やMriaDBの削除、キャッシュのクリア、サーバ再起動、GPGキーのURLを見に行くなどしたが、状況変わらず。
【解決策】
結果として、下記を実行したら上手くいった。
sudo rpm --import https://repo.mysql.com/RPM-GPG-KEY-mysql-2023
上記実行後、MySQLのインストールを実行。
sudo yum install -y mysql-community-server
実行結果
2024/1/21 現在、2022年のGPGキーだけではなく、2023年のGPGキーのインポートも必要らしい。
【事象補足】
本記事では詳細を割愛したが、当初は2022年のGPGキーが必要なこともエラーメッセージに書かれていたため
下記コマンドを実行したが、それでも本記事冒頭の状況だった。
sudo rpm --import https://repo.mysql.com/RPM-GPG-KEY-mysql-2022
当初のエラーメッセージ(画像を撮り忘れたため、結果を直接記載)
The GPG keys listed for the "MySQL 8.0 Community Server" repository are already installed but they are not correct for this package.
Check that the correct key URLs are configured for this repository.
Failing package is: mysql-community-client-8.0.36-1.el7.x86_64
GPG Keys are configured as: file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-mysql-2022, file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-mysql
ちなみに、年を指定しない場合のGPGキーも必要かと思い、下記コマンドも実行したが、状況は変わらなかった。
sudo rpm --import https://repo.mysql.com/RPM-GPG-KEY-mysql
【振り返り】
・GPGについての理解が浅い。対処法だけではなく、仕組みの理解が必要。
・上記につながるが、GPGキーの有効期限がいつなのかなど詳細を調べる方法が見つからなかった。
(そもそも、そういうことは一利用者からはできないかもしれないが・・・。)
・Qiitaへの投稿は初めてだったが、記事を書ききるのに2時間程度かかった。より効率的に投稿できるように、まずは慣れていきたい。