リモートデスクトップ接続で「お待ちください」が出て死にそうになったときの純正裏技

問題

Windows のリモートデスクトップ接続で、ブルーな背景に「お待ちください」と出ることがあります。
一度こうなると、何時間待とうと何回接続を試みようと、現れるのは同じ色とメッセージです。
[Ctrl]+[Alt]+[End] も効きません。
いくら調べても、出てくるのは「ホストで再起動するしかない」「不具合だから諦めろ」という情報ばかりです。

LAN内なら shutdown コマンドや Restart-Computer コマンドレットという手がありますが、インターネット越しの場合、それらが使えるような大胆な環境には、普通はなっていないと思います。

解消策

諦められなかったので、いろいろ試してみました。
そして、以下の方法で解消することができました。

1. Microsoft Learn から Sysinternals の Remote Desktop Connection Manager をダウンロード
2. RDCMan.exe を起動
3. [Session]-[Connect to...] で接続情報を入力して [Connect]
4. [Session]-[List sessions]
5. リストに出てきた接続のコンテキストメニューから [Log off]
6. ログオフされる
7. ログオンできるようになる

タイミングの問題かもしれませんが、[Session]-[Log off] ではだめでした。

制限事項

たまたまかもしれませんし、すべての「お待ちください」が解消できるとも限りません。