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Cursor Cloud Agent に CircleCI Remote MCP を登録し、CIの失敗分析やコスト調査を依頼する方法

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Last updated at Posted at 2026-08-18

CircleCIのCI/CD状況を調べる際、CircleCIのダッシュボードを開いて該当のワークフローを探す作業は、リポジトリの数が増えるほど手間がかかります。CursorのCloud Agentからチャットで指示するだけでこの調査を済ませられれば、この手間を省けます。

CircleCIはRemote MCPサーバーを提供しており、CursorのCustom MCPに登録することで、Cloud Agentのチャットから自然言語でCircleCIのデータにアクセスできるようになります。

本記事では、CircleCI Remote MCPをCursorのCustom MCPとして登録し、Cloud Agentから実際にデプロイ状況を調べてもらうまでの手順を紹介します。

CircleCI Remote MCPとは

CircleCI Remote MCPは、Model Context Protocol(MCP)に対応したCircleCIのMCPサーバーです。このMCPサーバーを利用することで、ジョブの失敗調査や日々の利用状況分析などをiOS/Androidやウェブアプリからエージェントに依頼できるようになります。

また接続時の認証にはOAuth 2.1を使います。CircleCIアカウントでサインインするだけで接続できるため、APIトークンを自分で発行・保管する手順は必要ありません。

Cursorへの登録

Cursorの入力欄にある「+」アイコンから「MCP Servers」を開き、「Add MCP」を選択してください。
CursorのMCP Servers一覧

「Browse MCPs」画面が表示されますので、「Custom MCP」を選択します。

Browse MCPs画面のCustom MCP

「Add a Custom MCP」のフォームでは、NameとServer URLだけを入力します。TypeはURLを選択し、Server URLにはhttps://mcp.circleci.com/v1/mcpを入力してください。Headersへの入力は不要です。

Add a Custom MCPダイアログへの入力

「Add MCP」で確定すると、一覧に追加したサーバーが表示されます。この時点ではまだ認可が済んでいないため、項目には「Login」ボタンが表示されます。

追加直後のMCP Servers一覧(Loginボタンが表示された状態)

「Login」を実行すると、ブラウザでCircleCI側の認可画面が開きます。Cursorに許可するアクセスレベルをRead/Write/Adminの3段階から選択し、「Allow」を実行してください。

CircleCIのOAuth認可画面

アクセスレベル 内容
Read 読み取り権限すべてにアクセス可能
Write 読み取り・書き込み権限すべてにアクセス可能
Admin Organizationの管理・請求設定を含む全権限にアクセス可能

デプロイ状況や利用状況を調べるだけであればRead権限で十分です。configの変更やパイプラインの再実行までエージェントに任せる場合は、Write権限を選択してください。

Cloud Agentへの調査依頼

認可が完了すると、Cloud Agentからこのサーバーのツールを呼び出せるようになります。対象リポジトリを指定したCloud Agentのチャットに、以下のようなプロンプトを送信します。

Cloud Agentへのプロンプト入力

circleci remote mcpを使って、このPJの利用状況や最新のデプロイ状況などを調べてください。

エージェントはリポジトリのpackage.jsonやGitのリモート情報からプロジェクトを特定します。そのうえでget_melist_runslist_deploymentslist_deploy_componentslist_deploy_environmentsといったツールをcircleci-remote-mcp経由で呼び出します。

エージェントの実行ログ(circleci-remote-mcp経由のツール呼び出し)

調査結果の読み方

調査が終わると、チャット欄にエージェントによるレポートが出力されます。

エージェントが生成した最新デプロイ状況のレポート

レポートには、デプロイのステータス、対応するコミットとPull Request、ワークフロー名、所要時間、ロールバックの有無、ジョブ構成が含まれています。今回の例では、対象リポジトリの本番デプロイが成功しており、ロールバックなしで現在も稼働中であることが、この1回のやり取りで確認できました。

まとめ

CircleCI Remote MCPをCursorのCustom MCPとして登録し、OAuth認可を経ることで、Cloud AgentからCircleCIのデプロイ状況・利用状況を自然言語で調べられるようになります。CIエラーの分析や利用状況の確認といった日常的な調査は、今回のデプロイ状況調査と同じ手順でCloud Agentに任せられます。

CircleCI MCPサーバーの詳細は公式ドキュメントを参照してください。

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