1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Claude Code と Codex を同時に動かす Ciel を、タブごとに短い動画にした

1
Posted at

コードは書けません。AI に指示して、仕事の道具を作らせています。

そのうちの1つが Ciel です。Claude Code と Codex の窓を1つの画面に並べて、いくつも同時に任せる道具です。
仕事が忙しくて、パソコンの前に座っていられる時間がほとんどありません。そういう自分が楽をするために作りました。

文章で機能を並べるより、動いているところを見てもらうほうが早いと思って、短い動画にしました。
全体の紹介が1本と、タブごとの紹介が5本です。
後半は、作りの話です。窓から窓へ頼みを渡す口と、確認の「はい」を押すかを決める判定役、Git のタブと画面の操作の縛り方を書きます。


まず全体:2つの AI に、同時に頼む

献立と家計簿を、Claude Code と Codex に同時に頼んで、両方が返ってくるところを撮りました。
Mac と Windows で入れたところの画面も入っています。


Claude と Codex を、並べて同時に動かす

general のタブで、Claude Code には「テストが落ちてる。直して確かめて」、Codex には「カートの表を足して、見た目も整えて」と頼んでいます。
CLI のタブを開くと、2つの窓が並んで同時に動いていて、それぞれの結果がその場で見えます。


差分を見て、押すだけでコミット

Terminal のタブでは、テストをその場で回せます。
Git のタブでは、変わったところ(差分)を見て、押すだけでコミットできます。
送る・消すといった怖い操作は、はじめから入れていません。


スキルは日本語で選んで入れる。画面は Claude が動かす

Skill / Agent のタブには、窓の Claude に持たせる道具が、日本語の一言つきで並びます。選んで入れるだけです。
ComputerUse にチェックを入れると、頼んだことを Claude が画面の上で実際に操作します。
動画では範囲を「Ciel の画面だけ」にして、「CLI タブを開いて、4面にして」と頼んでいます。


頼んだ結果が、1か所に届く

あちこちの窓に頼んだことの結果は、report のタブに届いて溜まります。あとでまとめて読めます。
Settings のタブでは、画面の見た目も押すだけで替わります。


作りの話1:窓が、よその窓へ頼みを投げる

私の機体では、Ciel の窓の Claude が「これは別のプロジェクトの話」と自分で見分けて、その窓へ頼みを投げています。
この記事の頼みも、そうやって Ciel の窓から、記事を書く窓へ届きました。

口は1つです。

POST /api/windows/send   体は {"name": "<窓の名前>", "text": "…"}
合言葉                   Cookie に入れて叩く

投げた字は相手の窓に出て、記録にも残ります。ターミナルを知らない人にも、何が起きているかが見えるようにしました。

配る形の Ciel では、窓口の窓の覚え書き(CLAUDE.md)に、投げ方をこう書いています。

はじめ     投げる字を見せて「あちらへこう渡してよいですか」と聞く
任された   人が「聞かずに投げていい」と言ったら、日付と言葉を覚え書きの末尾に書き足す
           それから先は聞き返さずに投げる
戻す       「やっぱり聞いて」と言われたら、その行を消して、はじめに戻る

任されたかどうかは、設定の切り替えにしていません。人に言われた言葉を、紙に残すだけです。
任されたあとも、投げる前に自分の返事で1行だけ言わせています。黙って投げない、という線です。
打った字がそのまま走る窓(ターミナル)へは、口が断ります。そのときは下書きを置いて、送るのは人が押します。


作りの話2:確認の「はい」を押すかは、道具を持たない判定役に聞く

Claude Code は、作業の途中でときどき「1. Yes / 2. … / 3. No」の確認を出してきます。
自分の機体ではこれを無くしたくて、Claude に選ばせる機能を付けました。

選ぶのは、窓とは別に起こす claude -p です。これを判定役と呼んでいます。
claude -p は、何も書かないと道具を持ったまま起きます。なので、外せるものは全部外しています。

--tools ""                   組み込みの道具を全部外す
--strict-mcp-config          渡した設定のほかは MCP を読まない(渡す設定も無いので MCP は0)
--disallowedTools "mcp__*"   MCP の道具も名指しで断る

判定役が返すのは番号1つだけです。押すかどうかは、判定役ではなく、窓を見張っている側の関所が先に決めます。
読めない返事・時間切れ・選択肢に無い番号は、全部「押さない」に倒して、人に回します。

この機能は、既定では動きません。入れるのは人です。
Codex を主に使う人の機体では、判定役も Codex で起こします。ただ、Codex には道具を全部外す旗が無かったので、書けない砂場・聞かない・持ち主の設定を読まない・空のフォルダで会話を残さない、の4つを床にしています。Claude の判定役より1段弱い、とコードに書いてあります。


作りの話3:Git のタブは、呼ぶ命令を表で縛る

Git のタブで git に渡す命令は、この表に書いたものだけです。

rev-parse  status  diff  log  add  restore  rm  commit

restore は --staged 付き、rm は --cached 付きでだけ呼びます。どちらも索引だけを触る形です。
push のような外に出る操作と、取り返しのつかない操作は、口ごと作っていません。画面から命令の字も受けません。
ファイルの道は、その場で読み直した git status に出ている物だけを受けて、-- の後ろに置いています(--literal-pathspecs 付き)。


作りの話4:画面を動かしてよいのは、旗が立っている間だけ

ComputerUse は、旗の切り替えです。

既定は切       入っていなければ、窓の Claude は Ciel の画面を触らない決まり
勝手に切れる   入れてから30分で切れる(設定で「ずっと入」にした機体を除く)
入れる口       旗を入れられるのは手元からだけ。外からは切るだけ
見える         入っている間は、画面の縁が金色になる

範囲は「Ciel の画面だけ」か「Mac 全体」を選べます。動画では「Ciel の画面だけ」にしています。

この旗は、壁ではありません。技術で封じてはいない、とコードの頭に書いてあります。守っているのは、何もしなければ触らない側に倒れることと、入れたことが画面と記録に残ること、などです。


書いたメモのつながりを、3D で見る

Notes のタブでは、書きためたメモのつながりがグラフで見えます。2D と 3D を切り替えられて、3D は回して見られます。カーソルを乗せたメモの、つながりが光ります。
ほかのメモ帳アプリのノートも、フォルダごと取り込めます。Ciel の中へ写すので、元のファイルはそのままです。zip でまるごと書き出すこともできます。


試してみてください

Ciel の中で動くのは、自分で入れた Claude Code か Codex です。Ciel には入っていません。
入っていて、ログインできていることが前提です。

Mac      Apple のチップ(M1 以降)で、macOS 15 以上
Windows  Windows 11

ダウンロードページはここです。

使ってみて、感想を聞かせてもらえたらうれしいです。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?