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地方で子育てしながらRPAからクラウドまで学び続けた5年間の話

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子どもが起きてしまう前に、今の気持ちをまとめておきたいと思います。

私はリモートワークを始めて、もうすぐ5年になります。
この間に3〜4社ほど転職し、RPAから Power Platform、気づけば Azure まで……と扱う領域も広がりました。別に転職したかったわけでも、新しい技術を積極的に追いかけたかったわけでもなく、仕事がなくなったり、働かざるを得なかった事情が背景にあります。
それでも日本全国、リモートでいろいろな場所で働いてきました。

地方で、ひたすら独学で学び続けた日々

私の住む地域で、Power Platformなどクラウドを扱う人に出会ったことがありません。
そのため、学習はすべて独学・独力・自走でやってきました。

海外ドキュメントを読むために、独身時代に頑張った英語が本当に役に立っています。
それでも Power Platform は難しくて、何度も失敗しながら、寝る時間を削って勉強を続けてきました。

Power Platformを本格的に学び始めた頃は、確か184社ほど面接を受けました。
小さな子どもがいる状態での転職活動は本当に厳しく、途中で面接官が消える・返信が来ない……なんてことも珍しくありませんでした。

※↑についてはそういう会社だったらご縁がなくてラッキー☆と思える心が必要な業種だと今は思っています。

技術の進化に、本気で助けられている

ここ数年で、仕事の進め方は大きく変わりました。
とくに ChatGPT や Copilot の存在はとても大きいです。

私は以下のような用途でよく使っています。

1. データ作成のサポート
2. 子育てや家のことで徹夜した日は誤字チェック
3. 設定や勉強の壁打ち(感覚としては“友達”)

答えそのものより、時間のかかる下支え部分を手伝ってくれるのが本当にありがたい。
時代は変わりましたね。私は遠慮せず使い倒しています。やりたいことが多すぎて、猫の手も借りたいくらいなので。

リモートワークは、万人向けではない

私はリモートワーク歴が長いですが、正直「誰にでも向いている働き方」だとは思いません。
続けられなかった人、体調を崩して辞めていった人も多く見てきました。

個人的な感覚ですが、過去自分がいた環境で感じたリモートワーカーのタイプはこんな感じです。

一人で静かに働きたい繊細な人、
ひたすら仕事に集中する“仕事の鬼”、
介護・子育てなど事情があってリモートで働く人(←私)

私は幸い仕事の鬼タイプの人たちと働いているので、落ち込む暇もなく、毎日子育てと親育てに追われながら働いています。でも一人で静かに働きたいと話している方たちはかなりの数の人が心を病んでやめていくのをこの5年見てきました。

その原因は様々ですが、根底にあるのはどれだけコードが好きでも、仕事だということかなと。
人に雇われないのであれば問題ないかもしれませんが、人に耳を傾けられるような人間力も求められる業界だと思っています。私自身も、色々な面でリモートワークが楽だと思ったことは一度もなく、大変だなあとおもうことがしばしば。

それでもリモートワークを目指したい人へ

「どうしてもリモートで働きたい」という方には、まず 自分が本当にやりたい内容に絞って面接を受け続けること、そして 採用されたら無理のない範囲で続けてみること をおすすめします。

あわせて、自学を継続できる環境づくり をしておくことも大切です。
この業界は、学びを止めるとどうしても置いていかれてしまいますので、自分で勉強し続けられるかが鍵になっているように思います。

リモートワークには孤独で厳しい面もありますが、
自分の興味や得意分野が仕事と重なっていると、それが大きな支えとなり、踏ん張りたい場面で力を発揮できます。

まだまだ勉強中

Power PlatformもAzureも、まだ学ぶことは尽きません。
これからも、無理なく、ゆっくりと勉強を続けていければと思います。

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