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【資格対策】AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(SAA)

Last updated at Posted at 2020-05-13

はじめに

今年の3月22日にAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(以降SAA)に合格しました。
これから受験する方に少しでも参考になればと思い記事を投稿します。
この記事ではAWS認定資格に対する説明は割愛します。
2020/5/14 学習方法について一部修正しております。

前提

受験者のステータス

技術者では無いですが一応IT企業に勤めていましたレベルの人です。

SIerとして7年勤務
業務でのAWS未経験(自分で触ったりはしていました)
案件を通して基本的なIT用語は理解済み
→応用情報技術者取得済み、ネスペの勉強もしていた時期がありTCP/IPの基本は把握
7年の中でAzure/IaaSの運用チームに1年程度(クラウドの概要は理解していた)所属していた

合格点

788/1000

試験について

「学習教材」
「学習方法」
「未経験でも合格できるか」

学習教材

では実際にどの様な学習をしたかをまとめていきます。

徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書

もはや定番の黒本ですね。
AWSの仕組みを体系的に学ぶ教材としては素晴らしいと思います。

一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 直前対策テキスト

名前に釣られて購入しました。
その名の通り、直前学習には十分だと思います。

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

皆さんご存じのオンライン教材です。

学習方法

試験対策としては1週間です。

1日目 黒本を全て読み切る 約3時間
→ここで重要なのは分からない場所で止まらない事です。
読書の様な感覚で読み切ってしまいました。
分からない場所はマーカーを引いたり付箋を貼るなど後で復習できるようにしました。

2日目 黒本をもう一度読み切る 約2時間半
→記憶の定着を狙ってもう一度読みました。
2回目に読んで分かった箇所はチェックを外す等工夫しました。
読み切った後に仮眠を取り更なる定着を図りました。

2日目~3日目 分からなかった所を復習する 約1時間
→黒本と併用してUdemyの教材も使いながら疑問点を調べていきます。
かつ構成がどうしてもイメージ出来ない所はハンズオンしました。

3日~4日目 一夜漬けテキストを使用する。復習した箇所を更に復習する。 約4時間
→このテキストも黒本と同じ要領で読み切ってしまいます。
 初日に分からなかった箇所を復習しました。
 
5日目 一夜漬けテキストをもう一度読み切る、模試を解く。 約6時間
→読み切った後に仮眠を取って模試を受けました。
模試はUdemyのオンライン講座の章末にあるものを利用しました。

一夜漬けテキストの利点は、試験に問われる事が感覚的に学べた所です。
模試やWEB問題集の解説はとにかく長くリンクを辿っていくとキリが無いと思ったのですが、このテキストだと各サービス毎の要点だけがまとまっており試験対策にフォーカスした短時間の学習が出来ました。

模試は時間を意識して本番の時に悩むだろうと想定の元、試験時間を30分以上の残すルールを課しました。
そして模試も間違えた箇所はチェックし復習しました。

6日目 模試を解く(2週目)、総復習 約8時間
→ 分からない所は再度復習します。

7日目 総復習、試験
→ 試験会場の近くのカフェに2~3時間前に入って分からなかった箇所を総復習しました。
  軽く休憩を入れてから試験を受けて無事合格しました。

※補足
■②一夜漬けテキストは、Amazon等の書評で1つのサービスに対してバラバラのページに散らばっていて索引しにくいとも書かれております。確かにそうなのですが流しで読んでピンポイントで出題範囲をおさえるには良かったと思っています。一度書店で手に取って見てから購入を検討ください。
■荒いスケジューリングなので参考にならないかもしれませんが、皆さんのスケジュールに合わせて計画してみて下さい。



未経験でも合格できるのか

ここで言うのはIT未経験の方を指しています。
実際に合格されている方も沢山いらっしゃいますし可能であるとは思うのですが、
個人的にはクラウドプラクティショナー(以降CLF)を合格してから受験される事を推奨します。
(ですので、経験者の方や、「そんな事無いだろ笑」 と思う方はここはスルーしてください!)

理由としては以下3点です。

①一定のIT知識がある前提の問題
②他の資格より対策がしにくい 
③段階を踏んで学習するべき

まず初めに①については、SAAはITに関する一定の知見を求められる為です。
例えば「VPCのサブネット配下にインスタンスが構築されています」の様な問題文があります。
TCP/IPやルーティングの知識が最低限無いと何を言ってるのかも分からないと思います。
その他 OS、リモート、ストレージと言った用語が理解が足りなければ、基礎的な勉強をした上で受験するほうが合格に近づくと思います。

次に②ですが、個人的に他の資格と比べて着手しにくい為です。
例えば、ITパスポート試験や基本情報技術者等の情報処理推進機構(IPA)の試験であれば教材が非常に豊富で過去問も毎度の事公開されます。ですので高度試験を除き過去問をやっていれば受かると言われる方もいます。
一方でSAAをはじめとするベンダー資格は過去問を公開する事は無く、基本的に対策本やオンライン教材で学習する事になります。(SAAは他のAWS認定資格と比べれば教材が豊富とは思いますが…)

③は単に簡単な資格から取ったほうが勉強しやすいと思うからです。
勉強対象にもよりますが基礎が分からないまま応用から学習しても理解を深めにくいです。

実務でCLFは役に立たないからと言う人もいますが、
であればCLFを取ってからSAAに合格して両方取ったと言ってやりましょう!

上記の通り、個人の自由なのでアソシエイト試験から受験しても良いと思いますが、
未経験者の方には決して簡単な資格では無い事が伝わればと思います。

最後に

長くなりましたが以上が私のナレッジです。
他にも様々な方が合格する為の有益な情報を投稿されておりますので、
ご自身にあったコンテンツを参考にして合格に向けて頑張ってください。

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