この記事は、転職活動して気づいた「これをやっていれば.../やってよかった」をシェアしよう by 転職ドラフト Advent Calendar 2024 の24日目の記事です。
はじめに
この記事では、JTCに新卒で入社しエンジニア()として5年ほど働いた私がエンジニア転職をした話をします。自分語り記事で恐縮ですが、同じような境遇の方の参考になれば幸いです。
やればよかった/やってよかったこと
- はじめにまとめです
やればよかったこと
- 社外への情報収集/コミュニケーション
- 業務履歴をこまめにまとめておく
- GitHubや技術記事の執筆などアウトプットをしておく
やってよかったこと
- MkDocsでのレジュメ作成
- 転職友達/同僚との情報交換
- 理想の将来の姿を考える
転職を検討するようになった背景(前職編/ぼかし有り)
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エンジニア(開発職)で入社したのですが、実際に最初に配属されたのは、自分がイメージしていた分野とはだいぶ異なる部署でした。もちろん、全員の希望を叶えるわけにはいかないのは理解していますが、扱っている技術領域や取り組み内容が想定以上に違っていました。
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顧客調整や協業会社の進捗管理、さらにOffice系ソフトを使った資料作成がメインで、エンジニアらしい開発業務に携わるチャンスがほとんどなくエンジニア()になってしまいました。その部署にいた数年間で書いたコードは、15行ほどのスクリプト程度でした。(これはガチです)
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他の部署に配属された同僚は、バリバリとコードを書いてアプリをリリースしたり研究っぽいことをしていたりと羨ましさを感じたことを覚えています。
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このあたりで自身のキャリアを考えるようになり、転職を決意しました。
転職活動
- 転職活動で実際にやったこと/やればよかったことを書きます。
- 私は転職ドラフトを利用して転職活動をしました。他のサービスは求人を眺める程度で応募はしていません。
- 今思い返すと、求人の[必須]欄の殆どを満たせず年収も落ちそうだったので、転職ドラフトで企業側から声がかかり低くない年収を提示してくれた企業とこの仕組みを作ってくれた転職ドラフトに感謝しています🙏
情報収集
- 私は転職しない選択肢も考えていたので、同僚が会社や部署へ何を感じているのか聞いて回っていました。「もし自分が希望する部署へ異動ができたとしても、そもそもこの会社で自分がやりたいことはできるのか?成長できるのか?」を知りたかったからです。
- やればよかったことですが、社外の人に話を聞くべきでした。前職は社員の殆どがプロパー社員で構成されているため外の世界を知っている人は殆どいなく、自身も含めて会社に染まった偏った考えしかありませんでした。勉強会やSNSなど、簡単に多くの人とコミュニケーションが取れたはずです。
転職活動友達
- 幸いにも同じタイミングで転職活動をしている友人がいたので、情報交換を沢山していました。レジュメの書き方、面接で聞かれたことなど共有していました。
- 情報交換の中で企業側が「何を気にしているのか」であったり、「自身の転職活動の軸」を考えるきっかけにもなり考えが整理されていきました。
理想の将来の姿を考える
- 転職ドラフトでは「野望」を記入する箇所があります。これを書くのが一番大変でした。
- 私の場合は、「今までやりがいを感じたことはなんだっけ?」からスタートしました。それと使ってみたい技術を掛け合わせて未来を妄想し、「自分はその中で何をしていたいか/どういった立ち位置にいたいか」を考え、逆算して野望を考えました。
レジュメ
- 転職ドラフトではプロジェクトごとにレジュメを書きます。私は開発経験が殆どなかったので、プロジェクトで実際にあった課題(大小問わず)をいくつかあげて
解決プロセス
に焦点を当てて記載しました。内容はレベルの低いものが多かったと思いますが、そのとき何を考えてどう行動したかを細かく書きました。 - 過去すぎるプロジェクトの内容は記憶が薄れているので、適宜なにかに残しておけばよかったと反省しています。
- レジュメを書き進めるにつれテキストのみで伝える事に限界を感じたので、図や表などを組み込んだ詳細版のレジュメをgithub.ioに限定的に公開しました。また、学生時代の研究や資格について記載しました。
- 公開したページはMkDocsを利用し作成しました。レジュメの中身に時間をかけたかったので、とても良かったです。選考時の職務経歴書にそのまま流用できたのでめちゃめちゃ良かったです。
アウトプット
- 転職活動を意識してやっていたわけではないのですが、ちょっとしたアプリ(Discordbot)をGitHubに公開していました。私は生成AI関連の仕事を希望していたので、LLMを利用した機能を追加しレジュメでアピールしていました。
- 技術記事を書くなど、もっとアウトプットしておけばアピールできたなーと思っています。
資格
- IPAは応用情報、AWS, AzureはAssociateレベル以上の資格をいくつか持っていました。
- 転職ドラフトの指名の決定打にはなっていないと思いますが、カジュアル面談で聞かれたりするので最低限の知識の証明になり持っていて良かったです。
おわりに
- 何者でもない私がエンジニア転職を成功させた記事でした。
- 少しでも参考になれば幸いです🙏