はじめに
オンプレのデータをさくっと Power BI で可視化してみたいという方向けです。
On-premises Data Gateway から Power BI Deskptop につなげるまでの手順を記しておきます。
環境
- Power BI Pro を利用可能なAzure サブスクリプション
- DB
- MySQL Community Server - GPL Ver 8.0.22 for Win64 on x86_64
- PC
- Windows 10 Pro
※ MySQL サーバーと PC は同じネットワーク上に構成
構成
こんな感じの構成です。水色の箇所は on-premises data gateway を構築すると自動的に立ち上がります。
On-premises Data Gateway インストール
ドキュメント通りにインストールします。Gateway Name は控えておきます。
参考:オンプレミス データ ゲートウェイをインストールする
Power BI Services (Web 版)
Power BI Services の設定を行います。https://app.powerbi.com/home にアクセスすると以下の画面に遷移します。設定 → ゲートウェイの管理と進みます。
控えておいた Gateway Name を選択し、データソースを追加してゲートウェイを利用するをクリック
DB のサーバー名、データベース、ユーザー名、パスワードが必要です。今回は検証用のテストユーザを用意。
SELECT DATABASE(); -- データベース名確認
SHOW VARIABLES LIKE 'hostname'; -- ホストサーバー名確認
create user'admin'@'%' identified by 'P@ssw0rd'; -- Azure との接続用に admin ユーザー作成
grant all on *.* TO 'admin'@'%'; -- 接続制限解除 (本番環境だとNGなので注意)
以下のようにクリデンシャルを入力、下部の適用をクリック。しばらくすると上部に接続成功と出ます。
ユーザーのタブに遷移。自分かデータソース利用の権限があることを確認しておきます。これで Power BI Services 側の設定は完了です。
Power BI Desktop (デスクトップ版)
Power BI Desktop をダウンロード、インストールしたら、データの取得 → MySQL データベースと進み、接続をクリック
参考:Power BI Desktop ダウンロードページ
参考
え!?データがオンプレにあるけどPower BI で BI したいの?
プレビュー: オンプレミス データ ゲートウェイの管理