コードエディタ上で使えるキーボードショートカットは、いろいろありますが、ここでは個人的に良く使うものを紹介します
Ctrl + クリック
コード参照、識別子の上でマウスの右ボタンをクリックし、「定義の検索」を選んでも同じ
Ctrl キーを押しながら、クラスとか変数とかメソッドとかプロパティなどの識別子をクリックすると、その識別子が宣言されている箇所のコードが表示されます
識別子によっては宣言が記載されている別のソースコードファイルが開き、表示されます
仕事柄ソースコードを追うことが多いので、これはよく使います
派生元のクラス等にブレイクポイントを設定するときなどにも使いますね
あと、これと組み合わせて使うのが
の赤い枠で囲っているところの ← → のボタン Ctrl + クリックを連続で行った際の履歴を覚えていてくれて、前の履歴や選択したところの履歴に戻ったり、進んだりしてくれるのだ
ひとつひとつ移動させる場合は Alt + ←, Alt + → でも OK
##Ctrl + Shift + C
カーソル位置のクラス宣言に対するクラス補完を起動します。
たとえば宣言文として
procedure hogehoge;
とか書いて Ctrl + Shift + C を押すと
procedure hogehoge;
begin
end;
##Ctrl + Space
コード補完
Delphi IDE の便利な機能 - コード補完
に詳細があるので、詳しくはこちらをご覧ください
##Ctrl + F
コード検索、IDE のメニューから [検索|検索] でも同じ
検索窓が表示されるので、そこに検索したい語句を入力すると表示されているコード内で検索を行ってくれる
んで、検索窓の横にある↑↓をクリックすると、前方検索・後方検索を行ってくれるのだよ(F3, Shift+F3でも検索移動します)
##Ctrl + Shift + F
ファイル検索、IDE のメニューから [検索|ファイル検索] でも同じ
指定された検索範囲のファイル内から、該当する語句を探してくれる
検索結果はメッセージペインに出力され、どのファイルの何処にあるかを教えてくれる
検索結果のコードをクリックすると、該当するファイルの対象のコード位置を開いてくれるのだ
##Ctrl + /
コメント変換
コメントにしたい範囲を選択して Ctrl + / を押すと 先頭に // が付いてコメントに
コメントの行を選択して Ctrl + / を押すと // を外してくれるのです
試しでいろいろ書いているときに良く使います
あ、これコメントで残しといてダメだったら元に戻そうってときに重宝します
##Ctrl + C と Ctrl + V と Ctrl + X
よくあるコピー(Ctrl + C)
メニューから [編集|コピー] を選んでも同じ
よくある貼り付け(Ctrl + V)
メニューから [編集|貼り付け] を選んでも同じ
よくある切り取り(Ctrl + X)
メニューから [編集|切り取り] を選んでも同じ
どれも範囲を選択してキーを押すのだ
##参考