画像を活用してデータフィルタリングを行う際、Salesforce CRM Analytics(CRMA)のカスタムマップ機能は最適なソリューションです。 CRMAのカスタムマップ機能を使えば、マップを活動することができるだけでなく、さまざまな画像を利用してデータを視覚化することも可能です。
ここで紹介するいくつかの例をご覧ください:
これらの例は、CRMAのカスタムマップ機能がどのようにしてビジネスの特定のニーズに合わせてカスタマイズ可能であるかを示しています。画像を利用することで、データをより直感的に理解し、意思決定を迅速に行うための洞察を提供することができます。
このブログでは、このようなダッシュボードを作成する方法を説明します。
主なステップは以下の通りです:
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画像のgeoJSONファイルの準備
- まずは、画像からDXFファイルを生成
- その後GeoJSONファイルに変換するプロセスを行い
- 変換が完了したら、GeoJSONファイルの属性を編集して、CRMAにインポートする準備
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geoJSONファイルをアップロードしてマップを作成する
- 準備したgeoJSONファイルをSalesforce CRMAにアップロードし、カスタムマップを作成
具体的な作成手順:
1. 画像のgeoJSONファイルの準備
※GeoJSONファイルの作成方法を既にご存じの場合は、このセクションをスキップしてください。
1.1 画像からDXFファイルの作成
- ツール:Inkscape
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手順:
1.1.1. 画像ファイルを開く
1.1.2. 画像をトレースしてエッジを抽出(「trace bitmap」機能を使用)
1.1.3. [Apply]を押した後、元の画像レイヤーを削除し、エッジレイヤーのみを保持
1.1.4. DXFファイルとして保存
[file]の「Save as」をクリックし、DXFファイルとして保存します。
1.2 DXFからGeoJSONへの変換
- ツール:QGIS
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手順:
1.2.1. DXFファイルを開く(ベクターレイヤーとして)
。
1.2.2. 地理空間データから、エクスポートしたい線のレイヤーを選択します
1.2.3. GeoJSONとしてをエクスポート
1.3 MapshaperでGeoJSONファイルの属性編集
- ツール:Mapshaper(https://mapshaper.org )
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手順:
※手順を参考になる動画はYouTube で、05:51のタイムスタンプからご覧いただけます。
1.3.1. Mapshaperにアクセスし、GeoJSONファイルを読み込む;[Console]をクリックします。
1.3.2.[Console]で以下のコマンドを実行
①ポリゴンの生成
polygonsコマンドを使用して、線がつながっている場合に直接ポリゴンを生成します。これにより、地図上の特定の領域を表現するポリゴンが形成されます。
②ID属性の追加
each id=idコマンドを実行して、各ポリゴンに一意のIDを割り当てます。これは、後のステップで特定のポリゴンを簡単に識別し、操作するために必要です。右側の矢印をクリックし、「属性の編集」を選択して、必要な属性を追加します。
③データの統合
dissolve field=idコマンドを使って、同じIDを持つ図形を一つの図形にまとめます。これにより、重複や不要なデータを削除し、地図上での表示をより清潔かつ整理されたものにします。
④名前属性の追加
each name=nameコマンドにより、新たにnameの属性を生成し、各ポリゴンに名前を割り当てます。このステップでは、各地域やオブジェクトに対応する名前を入力し、地図上での識別を容易にします。
※すべてのデータにname属性を適用することが重要です。一部のデータにのみ適用すると、地図上に表示されないデータが発生する可能性があります。このため、each name=nameを使用するか、またはすべてのデータに適用するオプションを選択する必要があります。
例:
この例では7つのIDを作成し、名前を付けています。各ポリゴンの名前はCRMAのデータセットと同じにします。
2. geoJSONファイルをアップロードしてマップを作成する
2.1 グラフの種別から地図を選択する
2.2 フォーマッティングの地図のセクションで「+」をクリックし、geoJSONファイルをアップロード
2.3 「場所」を手順1.3.2で作成したGeoJSONの属性列として選択する
ダッシュボードの他のグラフを作成します。
参考資料
- Trailhead: Create a custom map for CRM Analytics Charts
- Youtube: Custom Map Shapes