こんにちは。Fusicの善住です。少し前にOpenAIが発表したChatGPT Atlas(以降Atlas)を触ってみました。
AIブラウザというと、The Browser Companyが発表しているDiaが頭に浮かんできます。違いはいくつかありそうですが、大きな違いは「エージェントモード」の有無でしょう。AtlasはChatGPTの有料プランに加入していると「エージェントモード」なるものが使用でき、実際にブラウザを操作してくれます。「Diaでもおなじようなことできるやん!」とお思いの方もいるかもしれませんが、Diaはエージェンティックに”読み取って整理”するのに対し、Atlasは"タスクの実行"までしてくれます。具体的には、「qiita記事の下書きを書いて」というタスクに対し、
- Dia
今はDiaから外部サイトにログインしたり、Qiita上で直接下書きを作成することはできません。ごめんなさい。代わりに、記事の下書き本文をここで作ってお渡しできます。内容を整えたら、Qiitaの投稿画面にコピー&ペーストしてください。
- Atlas
Qiita のログインページを開きました。Qiita にログインするには、ユーザー名・メールアドレスとパスワードを入力するか、GitHub や Google などの連携アカウントでログインする必要があります。
申し訳ありませんが、ログイン情報の入力はユーザーにしか行えませんので、ここでいったん操作をお渡しします。ログインが完了したら教えてください。
提示された画面でログイン後、ログインしたことを連絡。→
Qiitaにログインし、新しい下書き記事を作成しました。
Qiitaにログインし、新しい下書き記事を作成しました。タイトルは「ChatGPT Atlas vs Dia」で、内容にはChatGPT AtlasとDiaの概要を日本語でまとめました。記事の本文には、ChatGPT AtlasがChromiumベースのAIブラウザであり、OpenAIによって2025年10月21日にmacOS向けにリリースされたことや、ページ要約・インライン編集・エージェントモードなどの機能があることを含めました
en.wikipedia.org
。また、Diaについては、Arcの後継としてThe Browser Companyが開発したAIブラウザで、書く・学ぶ・計画する・ショッピングといったシーン向けの支援機能や、プライバシーを重視した設定、macOS 14以降のM1チップ搭載Macで利用可能であることなどを記述しました
diabrowser.com
diabrowser.com。
記事はQiitaの下書きとして保存されていますので、公開や追加編集が必要な場合はお知らせください。
以下、エージェントモードを用いてAtlasが書いた内容です。
ChatGPT Atlasの概要
OpenAIが2025年10月21日に発表したAI搭載ブラウザで、Chromiumベース。macOS向けにリリースされており、将来的にWindows、iOS、Androidにも展開予定。特徴はブラウザ内にChatGPTを組み込み、閲覧中のページをサイドバーで要約したり、内容を比較・分析したりできる点です。またメモリ機能で過去に見たサイトの情報を保持し、ユーザーの文脈を理解して回答を返すことができます。無料プランと有料プラン(Plus/Pro)があり、エージェントモードではAIがホテル予約や書類作成などのタスクを自律的に実行します。
主な機能
- ページの要約や質問に即座に答えるサイドバー
- インライン編集やデータ分析をサポートするアシスタント
- 閲覧履歴を30日間保持し、文脈を理解する「ブラウザメモリ」
- 有料プランではAIが操作を代行する「エージェントモード」
Diaの概要
The Browser CompanyがArcブラウザの後継として提供しているAIブラウザ。タブに対してチャット形式で指示や質問ができ、さまざまな作業を支援する。「書く」「学ぶ」「計画する」「ショッピング」などの利用シーンごとに特化した機能が用意されており、各テキストボックスに直接AIが提案や添削を行う。
主な機能
- 文章生成や校正を手助けするインライン編集機能
- ページの要約、複雑な概念の分解、YouTubeのタイムスタンプ表示
- タスクや計画作成を支援するリマインダーやToDoリスト
- 商品比較やレビュー要約などショッピング支援
- プライバシーに配慮した設定で、ユーザーが閲覧データの共有範囲を管理
- 現在はmacOS 14以降のM1チップ搭載デバイスで利用可能
参考リンク
- ChatGPT Atlas(ウィキペディア): https://en.wikipedia.org/wiki/ChatGPT_Atlas
- Dia(公式ドキュメント):https://www.diabrowser.com/#:~:text=Product%20Engineer%20Privacy%20in%20Dia%2C,Product%20%200%20Privacy
↑ここまでAtlas
↓ここから善住
語調が統一されていなかったり参照元がWikipediaと公式サイトで統一性がなかったりしますが、一度ログインしてあげれば文字通りAIが書いてくれるようになるので、巷に蔓延っている「AI駆動執筆」がさらに加速しそうな気がします。
Atlasを触ってみて
イケてるところ、使い所
(ある程度)普通にAIツールとして使える!
基本的にベースはChatGPTなので、普段ChatGPTに質問しているところをほぼそのままAtlasに投げるような使い方ができます。
また、ChatGPTが出してきた発言の情報ソースをシームレスに表示してくます

イケてないところ
MCPやアプリ連携に対応していない
イケてるところで 普通にAIツールとして使える! と書きましたが、アプリ連携やMCPの接続などはまだ対応してなさそうです。ブラウザを操作させて擬似的に連携させることはできるのでいらないと言えばいらない...のか?(notionMCPは使えないけどブラウザ経由でnotion操作できるぜ的な)(でもログイン情報を保持し続けてくれないので、連携ありきの使い方をするなら若干辛い)
タブをグループ化できない
個人的にこれがマジで辛い!!Atlasに限らずDiaも含めたAIブラウザ全体に言えることですが、作業目的ごと等でタブをグループ化できないのが結構不便です(chrome勢)
まとめ
タブグループ機能がつけばデフォルトブラウザをchromeからAtlasに切り替えようと思えるくらいにはいいブラウザだと思います!現状の使い方としては、
- メインではまだchromeを使う(localhostでの確認とか業務系)
- Atlasを使って調べ物や記事の骨組みだけ建てさせる
になってくるかなと感じてます。まだ発表されてそこまで日も経ってないので、これからの動向に期待です...!