業種ページ85枚を「更新した」と検索エンジンに知らせ続けていた — 変わっていたのは統計の取得日だけだった
当社のサイトは、ページの中身が変わったときだけ sitemap の更新日(lastmod)を進め、IndexNow で検索エンジンに知らせる作りにしています。更新日を決めるのは人ではなく、ページの中身の指紋です。
それなのに、業種のページ85枚の更新日が、配信のたびに「今日」になっていました。何が変わっていたのかを、配信の前と後で突き合わせました。
結論から書きます。2026-10-06 の配信の前と後で、sitemap の全371本の実物を比べると、更新日が進んだのは85本で、85本とも、変わっていたのは公的統計の「取得日」だけでした。 本文が変わったページは0本です。この配信は、IndexNow で86本を「新しくなった」と知らせています。指紋の取り方に、この取得日を外す決まりが無かったのが原因でした。直しました。
この記事の数字の出どころは、当社サイトに置いた元データです(突き合わせの結果・配信の段の順・IndexNow の送りの本数・直したこと・この数字で言えないことつき)。
→ 元データ:sitemap の更新日と、配信の前後の突き合わせ
1. 配信の前と後で、全部を写して比べる
配信の前に sitemap の全 URL の実物を写し、配信の後に同じ URL の実物と比べました。差があった物は、日付を同じ文字に置き換えてから比べ直します。
import re
DATE = rb"\d{4}-\d\d-\d\d"
def strip_dates(raw, markers):
b = raw.replace(b"\r\n", b"\n")
b = re.sub(rb'"date(Published|Modified)"\s*:\s*"[^"]*"', rb'"date\1":""', b)
for before, after in markers:
pattern = re.escape(before) + DATE + re.escape(after)
b = re.sub(pattern, before + b"D" + after, b)
return b
def classify(old, new, markers):
if old == new:
return "same"
if strip_dates(old, markers) == strip_dates(new, markers):
return "dates_only"
return "body_changed"
markers には、日付の前後に付く文字を渡します。当社の業種ページでは、「取った日は」の後ろと、「に機械で取得」の前に日付が入っています。
2. 85枚とも、変わったのは取得日だけ
| 突き合わせの結果 | 更新日 | 本数 |
|---|---|---|
| 同じ | 据え置き | 285 |
| 日付の印だけ | 進んだ | 85 |
| 日付の印だけ | 据え置き | 1 |
| 計 | 371 |
更新日が進んだ85本は、すべて業種のページでした。統計の値も、本文も、1文字も変わっていません。
3. なぜ、取得日が配信のたびに変わるのか
配信の段の順を見ると、理由が分かりました。
| 配信の段 | 段の番号 |
|---|---|
| 業種のページを作る(前に取った統計で書く) | 10段目 |
| 更新日を決める | 61段目 |
| 公的統計を取り直す | 98段目 |
| IndexNow で知らせる | 103段目 |
ページは、前の配信で取った統計で作ります。統計はそのあとで取り直すので、取り直した日付は、次の配信でページに入ります。統計の値が同じでも、取得日だけが進み、指紋が変わり、更新日が「今日」になります。
配信の記録が残る16日のうち15日は、IndexNow で1回に85本以上を知らせていました(最大359本)。
ここまでの数字(突き合わせ・段の順・日ごとの送りの本数)は、元データに載せています → 元データを見る
4. 指紋から取得日を外す
更新日を決める道具は、構造化データの日付(datePublished・dateModified)はすでに指紋から外していました。自分が書いた日付で自分が動かないようにするためです。取得日は、その決まりから漏れていました。
指紋を取る前に、取得日の2つの形を消すようにしました。統計の値が変われば、指紋は今までどおり変わります。
見張りの自己検査には、2件を足しました。「取得日だけが変わったページは止めない」と「統計の値も変わったページは止める」です。直す前の道具で走らせると、1件目が落ちることも確かめました。
当社はこう読んだ
- 機械が入れた日付で、機械が「更新した」と言っていた。 構造化データの日付で一度ふさいだ穴が、別の日付で残っていました。
- 「更新した」と知らせるのは、中身が変わったときだけにする。 統計の値が変われば、更新日は進みます。
- 知らせ続けたことで、検索エンジンの扱いが変わったかは言わない。 測っていないからです。
この数字で言えないこと
- 突き合わせたのは、2026-10-06 の配信1回分です。ほかの日は、送りの本数と配信の段の順から推しています。
- 送りの記録は、手で起こした配信の分だけです。
- 直した後に更新日が据え置かれるかは、2026-10-07 の配信で確かめます。
- 当社のサイト1つの記録です。
元データと引用のしかた
突き合わせの結果・配信の段の順・IndexNow の送りの本数・直したこと・この数字で言えないことは、当社サイトに置いています → 元データを見る
数字を引用するときは、記事ではなく元データを出典にしてください。そのまま貼れる形はこうです。
出典:ブレインコミュニティ合同会社「業種の面85枚を「更新した」と知らせ続けていた:変わっていたのは統計の取得日だけだった(当社サイト・2026-09-19〜2026-10-06)」
https://braincommunity.jp/jissoku/lastmod.html (2026-10-06 測定)
当社が自分で測ったほかの数字も、同じ置き場にまとめています。
→ 当社が自分で測った数字
業務システムの内製化と、AI活用の受託開発をしています。
ブレインコミュニティ合同会社 — braincommunity.jp