Who am I
はじめまして,BelltreeTech と申します.
この度,慶應義塾大学 総合政策学部(SFC)に合格した高3生です.
将来は「AIエンジニア」として,感情を理解するAIの開発を目指しています.
…と書くと聞こえはいいですが,私には致命的な欠点があります.
圧倒的な「数弱(数学弱者)」であること!
「AIやりたいのに数学できないの?」 あはい,その通りです!
これまでは既存のAPIやライブラリを組み合わせでなんとかモノ作りをしてきました.
ただまぁ…SFCという専門家の巣窟に行く以上,僕も何かしらの専門家にならないとなぁ〜ということで,入学までの4ヶ月で機械学習はもちろん,その根本たる数学にも本気で取り組んでみよう〜!という決意からこの物語くんが始まります
縛り / ルール
ただ勉強するだけでは面白くないので,MITレベルの負荷を再現するために以下のルールを設けました.
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ライブラリ使用禁止:最初の2ヶ月は import tensorflow 禁止.NumPyだけでニューラルネットをゼロから作ります.
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毎日アウトプット:学んだことは記事にするかコードにして公開する.
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早朝数学:脳が元気な朝5時に,一番苦手な数学の証明を行う.
4ヶ月のロードマップ
4ヶ月のロードマップ
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12月 [Foundation]:数学(線形代数)とニューラルネットワークの基礎構築
- ライブラリを使わず、PythonとNumPyだけでAIの学習機構(誤差逆伝播法)を実装します。
- 並行して、古典的な機械学習は「概念」として押さえておきます。
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1月 [Reinvention]:『ゼロから作るDeep Learning ❷』で自然言語処理をフルスクラッチ
- 言葉をベクトル化する仕組み(word2vec)からAttentionまでを自作します。
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2月 [Expansion]:資格試験ラッシュ(基本情報・G検定)& 画像認識の実装
- 基礎知識の穴を資格勉強で埋めつつ、CNN(畳み込みニューラルネット)を実装します。
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3月 [Transcendence]:LLM(大規模言語モデル)の数理とシステム構築
- これまでの知識を総動員し、自作AI「Polaris」を最新技術でリビルドします。
使用する教材(その一例)
数学
- 線形代数学入門(黒田紘敏 北海道大学)
- 微分積分学入門(黒田紘敏 北海道大学)
- 統計学入門(小波秀雄 京都女子大学)
- 予備校のノリで学ぶ大学数学・物理
- Essential Math for Data Science
- Mathematics for Machine Learning
コンピュータサイエンス
- CS50: Introduction to Computer Science
- Computer Science-An Overview
- Introduction to Computer Science
Python
- Python for Data Analysis
- programming Python(O'Reilly)
機械学習
- Introduction to Machine Learning with Python
- ゼロから作るDeep Learning シリーズ❶〜❹
- Hands-On Machine Learning with Scikit-Learn, Keras & TensorFlow
- Natural Language Processing with Transformers
- Hands-On Large Language Models
- Machine Learning for Absolute Beginners
基本情報技術者
- いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集
- 基本情報技術者過去問道場
G検定
- 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
これからの4ヶ月,数弱高校生がどこまで化けるか(あるいは散るか). 生暖かく見守っていただければ幸いです.