#はじめに
- Microsoft Flowを使ったシンプルなフローの作り方をまとめていきます。
- これからFlowにチャレンジしてみようと考えている初心者向けです。
#設計
##このフローの利用シーン
※シーンは特にありません。別記事「メールの添付ファイル(ZIP)を自動ダウンロード&自動展開する」に続きます。
#フローの作り方
##作業時間
5~10分
##(1)Flowの上部メニューで「マイフロー」→「一から作成」を選ぶ
フロー名
分かりやすい名前を付けてください。
トリガー
行動の起点を設定します。
(a)OneDriveにZIPファイルが置かれたら、
(b)自動的に展開(解凍)する。
(a)が起点です。トリガーとしては「OneDrive for Business」を選びます。
##(4)「OneDrive for Business - ファイルが作成されたとき(プロパティのみ)」を選ぶ
##(5)「OneDrive for Business - ファイルが作成されたとき(プロパティのみ)」の詳細
フォルダの指定
トリガーの対象となるフォルダを指定します。
今回は「/download/」とします。
条件
ZIPファイルを判定するため、「条件の追加」を選びます。
条件
「条件の追加」を選ぶと、はい・いいえの2択を作ることができます。
値の選択:表示名
条件:次のもので終わる
値:.zip
はいの場合
.zipで終わる表示名だった場合のアクションを追加します。
##(7)「OneDrive for Business」を選ぶ
##(8)「OneDrive for Business - フォルダーにアーカイブを展開します」を選ぶ
ZIPの展開(解凍)を行います。
##(9)「OneDrive for Business - フォルダーにアーカイブを展開します」の詳細
ソース アーカイブ ファイルのパス:/download/を指定します。
宛先フォルダー パス:今回は「/expand/」と指定しました。
上書きする:はい
実行されると
/download/フォルダにZIPファイルが置かれると、
展開(解凍)が実行され、/expand/フォルダに配置されるようになります。
フローの保存
最後に保存して終わりです。
#注意事項
- Microsoft Flowはfree版だと「5分間でチェック」となり、最大5分に1回実行されます。(ZIPファイルを/download/に置いたあと、しばらく放置しておいてください)