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貴方たちは誤解している、そして使い方を間違っている。GoogleAI(Gemini)こそが真の最強AIエージェントである理由(でもそのままでは使い物にならない)

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Last updated at Posted at 2026-07-10

世間はAI協働によるシステム開発が標準化されておりClaude、Copilotなどが席巻する中、Geminiを選択する人はあまり多くない気がします。

ですが、自分はGeminiを学習、開発に愛用しています。なお、Geminiといっても使用しているのはGoogle検索のAI機能です。

なぜGoogle検索(Gemini3)を選択し、開発に愛用するようになったかですが、無料でほぼ無制限に使えるからです。しかもタブページそのものを閉じない限りは、同じトピックスを記憶し続けます(しかも、Chromeの設定コンフィグで「前回閉じたページを開く」にしておけば、ログインしない状態でブラウザを閉じても質問内容が残る仕様。BingとCopilotの場合、ログインしておかないと質問を初期化してしまいます)。

また、Geminiそのものの特性と強みを説明する必要があるでしょう。Geminiは、よく比較されるClaude、ChatGPTとは根本的な性能、機能が違います。まず、簡単にいうとGPT系が創造型AIなのに対し、Geminiは分析型AIです。そしてゼロから新たなものを作る能力はGPT系より遥かに劣る反面、既にある情報を分析、整理する能力は格段に優れています(CopilotはGeminiとClaudeを併せたような性能です)。

しかも記憶性能が段違いに高く、chatGPTは無償版の場合1000文字程度(有償版は12万文字)しか質問内容を憶えていないそうですが、Gemini3.xは200万文字程度の質問事項を記憶し続けるとのことです。したがって、追記で質問していくと効果的で、前に質問した事項と関連、紐づけていって回答を返してくれるので、言語学習に最適な性能を誇っているのです。

それに加えてバージョンが同じであっても、世界中の人々がChromeを使って日夜質問を続ける無数のセンテンスに対して、常に情報のブラッシュアップを続けています(水面下のマイナーアップデートもしている)。なので、日に日に質問に対する回答の精度が上がっています(自分が使い始めた2025年12月とは比較にならないほど精度が上がっているのも、使えるAIとなった理由で、2026年5月と較べても精度が桁外れです)。

そしてClaudeとも機能が大きく異なり、Claudeがタスク処理型AIなのに対し、Geminiの場合はタスク処理というよりは既存問題に対する分析、解決に重点を置いています(Claudeの欠点である堂々巡りが起きにくい)。これもGeminiがコンサルタント目的で最適な理由です。またClaudeは精度こそ高いですが記憶力は20万文字程度なので、Geminiの10分の1程度の情報量の上、Web検索に対するリソースのブラッシュアップに弱みがあります(これを克服するためにSonnet以上のWeb検索性能を持ち、それに特化した次世代HaikuをBRAVE、Perplexityなどに実装予定だそうです)。

しかも回答レスポンス速度が桁外れに速いです。他のAI回答がタイプライターのような遅さを感じることがあるのに対し、このGeminiは一瞬で千文字弱程度の回答を返してきます。

ちなみに、昨今においてGoogleのAIモードとGemini3に性能差は殆どありません(かつては明確な違いがあったのですが、今は同じと見ていいと思います)。ユーザインターフェース面で違いがあり質問の取り消しなどができない反面、ログインなしで活用できるメリットもあり、こちらの方が比較的安全性は高いです。また自己学習も敢えてさせない分、トピックス別の情報収集や質問はGeminiより適しています。

この記事では便宜上GoogleのAIモードをGeminiと呼んで話を進めていきます(GoogleAIに質問しても「今は同じと解釈して問題ないです」と回答している)。

使えるAIにするための準備

まず、ここが罠です。標準Chrome上のGoogleAIは致命的な欠点を持っています。それはWeb検索とAI検索は全く異なる記述形式で検索フォームに入力しないといけないのに、入口が同一化されていることです。この標準でWeb検索とAI検索を選択できない仕様はやはり大きな問題となっているようで、提供側も対策に追われているようです。

その対処法として自分は、標準ではGoogleのAI検索をオフにして、必要なときにAIモードを使うようにしています(後で説明しますが、後述するような関連プラグインを使えばできます)。でないと、関係ない事物まで勝手にAIで回答して、ハルシネーションやコンタミネーションによる汚染が進んでいくからで、これはかなり大事な事前作業です。

※ハルシネーション、コンタミネーションは後で説明します。またこのAI検索の問題点となっている専門用語はいずれこの記事に追加するか、単体の記事を作ろうかと思っています。

また、質問の仕方も、今までのGoogleのようなキーワード検索ではなく、文章そのもので検索するようにしないとおかしな回答を返されてしまいます。

どのように検索ワードを使い分けるか

たとえば、以下のように明確に目的が異なる場合です(以下は、実際に性能や精度を調べていたときに自宅で検証していた事物なので、ITとは直接の関係はありませんが、この傾向と特性を知ることが非常に大事です)。

Web検索でないと、正確な回答を得られないケース

Web検索の場合はキーワード検索が必要です。従来のように「●● ▲▲ ■■」と打ち込んでいきます。以下のケースではいずれもAI検索が邪魔になります。

  • テーマごとの様々な手法を知りたい
    たとえば、メーカーごとの鍋焼きうどんのレシピ(10以上あります)の違いを知りたい場合です。こういう網羅性はWeb検索が最も発揮されるのに、AI検索だと勝手にこれと決めつけてしまいます。結果、自分の需要とかけ離れた情報を受け取り、却って混乱させられてしまいます。

  • メディアに関する世間の感想を聞きたい
    こういう個人固有の感想に対しては、AIで回答を返してほしくなくて当たり前です(思いっきり知ったか《ハルシネーション》で返してくる)。ただ、これも海外の感想を知りたいときに有効な質問をすれば、逆にAI検索が使えたりもしますが。

逆にAIが本領を発揮するケース

今度はキーワード検索だと曖昧になってしまうので、明確に文章を用いて質問しないといけません。その場合はなるべく細々と「何の目的で何をするのか。そのための条件はなにか」を細々と指示しておきましょう。

また、以下のようなケースではAI検索が役立ちます。

  • 諸説紛々の出来事に対して、時系列のファクト(真実)を整理したい
    逆にこれはAIの要約力がものを言ってきます。海外の情報も簡単に得られるので、日本に伝播した事物に対しても、伝播させた側の情報を知ったりすることができます。

  • 別の項目と紛れがちな内容をピンポイントで調べたい。
    たとえば、アメリカ本土の中心点、レバノン(Leafletを使っていると中心の緯度経度が設定された場所として出てくる地名です)について知りたい場合です。検索しても返ってくるのは時事ネタばっかりで、全くWeb検索が使い物になりません。

※レバノンはカンザス州にある過疎の都市で人口200人未満ですが、周囲数十キロ延々ととうもろこし畑が広がり、その中にポツンと6人しか入れない教会と中心記念碑が近くにあるという、ドライブコース中の何もない観光スポットとして一定の人気があるそうです。

プラグインでAIを制限する(おすすめのAIブロッカー)

このようにGoogleAIを使いこなすには機能の使い分けが大事なので、そのための制御プラグインを活用し、標準仕様のAIに対しブロッカーで制限します。AIブロッカーはほとんどがうまく機能しない中、このプラグインは有効に活用できます。

  • Bye Bye, Google AI: Turn off Google AI Overviews, Discussions and Ads

ただし、単にインストールするだけだとAIで検索、質問したいときにまで使えなくなってしまうので本末転倒です。なのでプラグインの設定画面通りに、「Web用はAIをシャットアウトしておき、かつAIモードの選択タブは表示させておく」という細かい設定をしておきます(設定画面を下にスクロールすると簡単なやり方が載っています)。

他にも設定画面の「検索エンジン」にて、以下のURLをデフォルト設定しておく方法もあります。

udm=14は検索時のAIをシャットアウトする効果があり、上記のプラグインが機能しない場合有効に使えます。

Geminiへの質問の仕方

ここからが実践的なAIの活用ですが、質問の方法にもコツがあります。まず主題を持たない丸投げだけは絶対にやめましょう。回答に時間がかかる(中断される場合もある)だけでなく、効率の良い回答は全く得られません。それとGemini構造上の欠点であるハルシネーションとセレブレーション(エンターテインメントモード化)を避けていく必要があります。

1.最初にトピックスを決めて、そこに絞りこんで質問すること

基本は漠然と質問せず、具体的に目的と意図をAIに伝えることです。たとえばginを活用してWebアプリを作りたい場合は

Goのginにおいて、トップ画面へのルーティングを考えている

このような質問を投げることで、Geminiは(この利用者はginでのシステム構築を企図しているのだなと)、今後はginに対する回答だけに絞り込むことができます。ただ、上記の書き方だけだと、余計な忖度も多くなり、質問内容がぼやけてしまいます。

そこで、次のような質問方法が有効です。

2. 質問は目的を投げるだけではなく、なるべく原因と結果を付記すること

「●●●」というエラーが返された

これだけでは、いろいろな原因を類推してズラッと回答を返してくるので、本題から逸れるリスクがあります。

「●●●」というエラーが返された。
(エラーメッセージのコピペ貼り付け◯◯◯◯)
コントローラには▲▲と追記している
(記述部分のコピペ貼り付け)

このように因果関係を付与した質問方法を基本とします。するとGeminiが学習し、それとの関連性をしっかりと分析し、正しい答えへと導いてくれます(句点、疑問符は不要。また、しっかりとした日本語になっていなくても問題ありません)。

またEnterを押すと回答に移行してしまうので、質問フォームで改行したい場合はShift+Enter、この習慣を憶えておきましょう。

これはプログラムの設計にもつながる部分で、基本はIOという骨組みとその中に肉付けされたメソッドやAPIなどの機能で構成されています。したがって、質問も大きく分けて

  • 骨組みだけを作るように質問する
  • 逆に内部の肉付け部分だけに絞り込んで質問する

このように質問を分解していくことで、効率よく回答を活用していくことができます。

3. 別トピックは新しいタブで並行に質問すること(重要)

追記質問は、最初の質問と関連付けて無理やり回答を返していく特性があります。なので、本題に逸れた質問をするとそれも無理やり紐付けようとします。たとえば

ブラウザのキャッシュを初期化したい

このような本題から逸れる質問を投げる場合は必ずタブブラウザを使い、そして回答を得たら適宜閉じてしまいましょう。

この並行した質問に対して無理やり回答に導こうとして、事実を捻じ曲げてしまう現象のことをハルシネーション(Geminiに多い)、また関係のない事実同士に対し重みを考慮せずこじつけて接合してしまう現象をコンタミネーション(Claudeに多い)といいます。これは自分に興味のある事柄でAI検索してみるといいでしょう。この現象を体験することによって、AI任せのコーディングがいかに危険か、その危険因子となっているかを身を以て体感することだろうと思います。

ちなみにCopilotですが、この部分に対しては安全装置が働いており、匙を投げてしまう傾向があります(これは性能が低いという錯覚を与えているようですが、間違った回答を返すぐらいなら最初からしないほうがいいという方針によるものです)。

4. トピックスの目的を達成したら適宜リセットする方が良い

AIは人間ではありません。なのでしょーもない些細な質問をしても、バグを消せなかった理由が呆れられるようなイージーミスであったとしても怒られることは全くありませんし、逐一お礼のメッセージを送る必要もありません。利用者が、好きなように利用して、問題解決すれば閉じてやればいいだけです。

ただ、解決したかどうかは記述しておく必要があります(でないと、まだそこを解決していないのかと判断して、次の項目を結びつけようとする)。

●●は解決したが、次は◯◯をしたい。コントローラにはこの書き方で大丈夫か

こんな感じで質問します。これも後述しますが、ただ「◯◯したい」だけでは丸投げになってしまい、効率は悪いです。

またログインしておくと閉じても記憶を元に戻すことができますが、自分はログインしていません。また目的を完遂したトピックは逐一リセットした方がいいでしょう。あくまでトピックスは開いたタブブラウザだけを使い追記で回答を求めること、このやり方が確実です(でないと、過去の事例に無理に関連づけようとする。よくいう馬鹿になるAIの原因で、こういう現象をアンカー効果といい、自分がログインさせないで使用を続ける理由の一つ。ちなみにログイン必須のAIエージェントの場合、特に気をつけないといけない(随時記憶を初期化する、など)現象です)。

また、●●について質問しますか?というガイドに従う必要は全くありません。あくまで自分のペースで利用することを心がけて下さい。

5.無関係な質問をしてしまった、間違ったタブブラウザで質問した場合

ずばり、某漫画家風に「なかったことにして下さい」でOKです。

厳密には

●●での質問は取り消し。✖✖の場合は

これだけで誤った質問をなかったことしてくれて、今後取り消された質問のケースを回答に交えてくることはなくなります。

6.ソースを貼り付ける前によく確認すること

エラーメッセージを貼り付ける、また因果関係を説明するため、それに関連したコード記述を貼り付けることは非常に多くなります。したがって、絶対に使用するのは自分が構築したプログラムだけにしましょう。間違っても他人が作成したプログラムなどを使ってはいけません。

なぜならログインしていない=個人情報に結びつかない、と言い切れないからです。あと学習用でもIPアドレス(ブリッジ接続ならまあ大丈夫と思いがちですが、グローバルアドレスが漏れるおそれがあります)やDB情報(ネットワークID、パスワード等)なども気を付けましょう。

あと詳しくは触れませんが、

【❌️警告】
APIキーやGPGキーだけは絶対に貼り付けてはいけません

世界中で大変な目に遭った人が大勢いますので。

経過

最初は学習目的だけでしたが、今は実務においてもノウハウを応用しています(開発所要時間は従来の3割未満に短縮。機能API系開発なら2割未満に短縮できます)。つまり、やっていることは今までと変わらないのに、その変わらなかったときに費やしていた時間と労力の無駄をかなり吸収できるおかげで、ここまで爆速、時短で開発できるようになります。その際には、いかに相手に必要な情報を悟られないように貼り付けて質問していくかが肝となります(それでも何をやろうとしているかは、ずば抜けた分析能力で暴いてしまいますが)。

そのカラクリを一つ解き明かすと、駆動開発など自動生成によって作られたコードはゼロから生まれたもののため、本当にそれが確実なのかを読解するのに時間を費やすのに対し、コンサルティングを兼ねて自作するコードは既に本人が読んで中身を理解しているということです。自分で考えて話したこと書いた文章を覚えることと、他人に聞いたこと書いた文章を覚えることでは、その脳への吸着と定着が全然違います(ほとんどの人は前者の方が強く働き、その能率は3倍~10倍異なるのだとか)。

また、自動生成への依存を続けていると、それを確認する技術者の眼がどんどん衰えていき、結果的にチェック時間を従来より要してしまう、盲点を見過ごしてしまう本末転倒のケースも発生しています。そういう意味でも、適度に脳に刺激を与え続けることが大事です。

無計画に、かつ闇雲に質問するから、Geminiの性能が低いと誤解されているのでしょうが、それは正しく使っていないだけで、自分はGeminiこそが技術汎用性と脳思考能力維持など全てを加味した上で最強のAIエージェントだと思っています(ケースバイケースで他のAIエージェント《Copilotとclaude Sonnetも使用している》と使い分けています)。

三人よれば文殊の知恵とはいったものですが、Gemini、Copilot、Claudeの三機を併用することで、非常に頼もしいエージェント部隊となってくれます。

※Copilotは、作成に時間のかかるデータフォーマットの作成や修正を依頼する場合に重宝しています(この作業も、従来の作業において冗長で苦痛だと感じていた部分でした)。また、ネットワーク、ブラウザ系の障害対策にも重宝できます。ただし堂々巡りの回答、またはヒューマンエラーを疑う(利用者のお前が悪いという悪癖)ケースも多いので、そうなった場合は素直にブラウザを止めましょう。

※Claudeが役立つのはどちらかというと既製品に対してだと考えており、デバッグや部分的なリファクタリングなどを高精度で実現してくれます(実はGeminiも、Claudeの最大の強みはむしろ既製品に対するデバッグの方だと挙げており、トークン消費も所要時間もコード生成時の半分以下で済んだりします)。

ちなみに、Geminiの精度をClaude並みに、劇的にアップさせる魔法のような言葉があります。それは

「ファクト」

です。ファクト(真実)を示せ、ファクトを交えて、と一言を交えるとAIが完全にエンターテインメントモードをやめるようになり、確実に信憑性の高い(数件以上の情報リソース合致)ソースしか提示してこなくなります。

おまけ(Claudeを、お手軽にWeb検索で使う方法)

Claudeを使ってWeb検索したい場合、BRAVEのAIエンジンであるLEOを使えば、HaikuやSonnetをログインなしで気軽に利用できる(無料の場合Sonnetを回数分使い切ると自動的にHaikuになるので安全。他にエンジンをMeta社のLiamaなどにも切り換えることもできる)ので、これもケースバイケースで使い分けています。

ただ、Claude公式のmcpはBRAVEを使っているのですが、それと比較すると精度はかなり劣るとのこと(特にプログラムは誤った情報を提示することが多いです)。

現時点では、あくまでお試し感覚といった部分もありますが、それはGeminiと同じく、ゼロから新たに物を作る能力が弱い(この部分はCopilotが一番高性能です)原因もあるので、それで逆に既製品のデバッグ、リファクタリングならば高い精度を有効活用できるという算段です。

ちなみに、アンソロピック社は社員の思考、分析能力を重視している会社なので(Geminiに質問してみた)、世が溺れている「楽に稼ごう」という風潮には強い警戒感を持っているそうです。

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