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【2025年最新】iOSアプリ申請に必要なWebサイトの構築方法

Last updated at Posted at 2025-12-15

アプリ申請に必要な Web サイトの作り方

アプリを App Store や Google Play に申請する際には、
アプリ専用のWebサイトを提出する必要があります。

本記事では、2025年12月時点でよく利用される3 つの代表的な作成方法をメリット・デメリット付きで比較します。

ちなみにおすすめは、2.のアプリ専用ホスティングサービスですね。最近登場したパターンなのでまだ認知度が低いのですが、専用で作られているだけあって、圧倒的に楽です。


アプリ申請に必要な Web サイトの要件

アプリ申請時に求められる Web サイトには、最低限次のような要件があります。

  1. 公開 URL で誰でも閲覧できること
  2. プライバシーポリシーが明示されていること
  3. ユーザーが連絡できる手段があること
  4. アプリの内容と Web サイトの内容が一致していること
  5. 継続利用を前提とした体裁になっていること
    ※審査専用の使い捨てページに見えると却下されることがあります。

これらの要件を満たす方法として、主に次の 3 つの選択肢があります。

  1. 汎用サービスを寄せ集めて上記要件を満たす
  2. 専用サービスを利用する
  3. ホスティングサービスを使って自分でサイトを構築する

以下で、それぞれを比較します。


1. 汎用サービスの寄せ集め

この方法では、「プライバシーポリシーの公開」「問い合わせ手段の用意」
それぞれ別の汎用サービスで満たし、それらを組み合わせて Web サイト要件を満たします。

1.1. プライバシーポリシーを公開するサービス

「文章を公開できるサービス」は色々あります。無料でできるものも多いです。例えば下記のような例がありますが、どれでも良いので 1つ選んで、プライバシーポリシーを掲載・公開すればOKです。

  • ドキュメントサービス:Ex. Notionなど
  • ホームページ作成サービス:Ex. Wixなど
  • ブログサービス:Ex.はてなブログなど

いずれも公開 URL を簡単に発行でき、特別な Web 開発をしなくてもポリシーページを用意できます。
ここで作成したURLを"Privacy Policy URL"として登録します。

1.2. 問い合わせフォームを実装するサービス

ユーザーからの連絡手段として、フォーム作成サービスを別途用意します。

作成したフォームの URL をプライバシーポリシーのページや別ページからリンクします。
ここで作成したURLを"サポートURL"として登録します。

メリット

  • 無料で始められる
  • 準備が非常に早い
  • 技術的な知識がほぼ不要

デメリット

  • ページや URL が分散しやすい
  • 見た目や導線に統一感が出にくい
  • 審査後の実運用にはあまり向かない
  • 自分で組み合わせる必要がある

向いているケース

  • とにかく早く審査を通したい
  • Web サイトにそこまで力をかけられない
  • 個人開発・検証段階のアプリ

2. アプリ専用Webホスティングサービス

アプリ申請用に特化したWebサイトを自動生成してくれるサービスも存在します。

メリット

  • 無料で始められる
  • アプリ審査・運用に特化して作られており、必要な機能・ページ構成が揃っている
  • スクリーンショット画像の作成ツールなどがあることもある
  • 見た目が整理されており信頼感がある
  • 問い合わせ・FAQ・ファイル公開などにも対応していることもある
  • 審査後もそのまま運用しやすい

デメリット

  • 無料プランに制限がある場合がある
  • カスタマイズの自由度は限定的

向いているケース

  • 最低限以上の見た目・体裁を簡単に整えたい
  • 審査後もサポートサイトとして使いたい
  • Web 開発に時間をかけたくない

3. ホスティングサービス+自作サイト

例)Vercel / Cloudflare Pages / 独自ドメイン + 自作ページ
自分で Web サイトを作成し、ホスティングサービスで公開する方法です。

メリット

  • デザイン・構成・機能を自由に設計できる
  • 独自ドメインでブランド感を出せる
  • 将来的な拡張性が最も高い

デメリット

  • 初期構築に時間と知識が必要
  • 「審査用 URL」以上の作業量になる
  • 保守・更新を自分で行う必要がある

向いているケース

  • Web サイトを本格的に運用したい
  • 長期的なサービス展開を想定している
  • 技術的な対応が可能

3 つの方法の比較

項目 汎用サービス 専用サービス 自作 + ホスティング
準備スピード ◎〜○
初期コスト ◎〜○
見た目の統一感
拡張性
技術的ハードル

まとめ

以上ですがいかがでしょうか。様々な方式がありメリデメの差はかなり大きいので適切な方法を選定いただければと思います。

ちなみに、私のおすすめは冒頭でも書きましたが、2.のアプリ専用ホスティングサービスですね。圧倒的に楽です。アプリ開発以外の作業にあまり力を入れたくはないですので。

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