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【データ基盤構築/Snowflake/AWS】自分で1から簡単なデータ基盤・データパイプラインを作ってみる

Last updated at Posted at 2023-04-30

今回の課題

今後、業務でAWSとSnowflakeでデータ基盤を構築・運用していくことになるので、
勉強のために、自分で1からデータ基盤・データパイプラインの作成に挑戦してみた。

後から見返しやすいように、どのように作成したのかまとめてみる。

どのようにデータ基盤を作ったのか

以下のアーキテクチャ図のように作ってみた。
image.png

データ基盤作成手順

どのようにデータ基盤を作成したのか、手順に沿ってまとめてみた。
手順毎の詳細は、以前に別の記事で書いているので、そちらの記事も手順毎に記載した。

1)EC2上でRDSを動かす&RDSにデータを入れる

下記の記事を参考にしながら、以下を実装。

  • VPCを構築し、その中にEC2とRDSを立てる。
  • 今回は、ターミナルからAWSにSSH接続して、create tableinsertなどを実行してRDSにデータを入れるようにした。

※注意:Snowflakeのリージョンがca-central-1なので、AWSのリージョンもca-central-1に合わせる。

2)LambdaとEventBridgeを使ってRDSからS3に定期的にデータをロードする仕組みを実装する

下記の記事に書いたように以下を実装。
これで、RDSのデータが毎日S3にロードされるようになる。

  • RDSのスナップショットをロードするためのS3バケットを作成。
  • RDSからS3にスナップショットをロードするためのLambda関数が、EventBridgeで1日一回特定の時間に実行されるように設定。

※注意:Snowflakeのリージョンがca-central-1なので、AWSのリージョンもca-central-1に合わせる。

3)S3にRDSのスナップショットがロードされたらSnowpipeでSnowflakeにデータがロードされるように実装する

下記の記事に書いたように以下を実装。
Snowpipeを作成することで、RDSからS3にスナップショットがロードされたのとほぼリアルタイムに、
S3からSnowflakeのテーブルにデータがロードされる。

  • Snowflakeでストレージ統合を作成。
  • Snowflakeで外部ステージを作成。
  • SnowflakeでS3のデータをロードして格納するためのテーブルを作成。
  • SnowflakeでSnowpipeを作成。

4)dbtとGitHubを連携してクエリ履歴の管理ができるように実装する

下記の記事のように、dbtをGitHubを連携してクエリ履歴の管理を行えるように実装する。

記事では、S3からSnowflakeにデータをロードするクエリ履歴のGitHubにPushしているが、
S3からSnowflakeのデータのロードは、dbtを使わなくてもSnowpipeで実施可能なので、
Snowflake上でETLを行ったクエリの管理を行うようにする。

5)Redashでデータを可視化する

簡単なデータ基盤ができたので、
下記の記事に書いたようにEC2でRedashを立てて、データを可視化してみた。

まとめ

以上の流れでデータ基盤を作成することができた。
他にも、dbtAWS CloudformationAWS DMSで色々と試してみたので、
以下のおまけの見出しでまとめてみた。

おまけ

上記以外で、dbtやAWS Cloudformationで試してみたことのまとめ

dbtで試してみたこと

cloudformationで試してみたこと

AWS DMSで試してみたこと

※Lambda + EventBridgeでなくても、RDSからS3へのデータのロードができた。

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