ブックマークレットとは
ブックマークレットは、WEBブラウザ上でURL化されたJavascriptを動かす機能です。
名の通り、URL化されたJavascriptをブックマークに登録して使われることが多いです。
ブラウザの種類を問わずに動かせるため、他者への共有時に配慮することも少なく、とても扱いやすいです。
作り方
試しに、普段業務で使用するWEBサイトをボタン一つで表示するブックマークレットを作成します。
1. Javascriptを書く
お決まりのサイトを別タブで開くコードを記載します。
window.open("https://slack.com/intl/ja-jp");
window.open("https://www.atlassian.com/ja/software/jira");
2. JavascriptをURLエンコードする
URLエンコードを実行する前に、お決まりの文言をJavascript内に追記します。
前方に「(function(){」、後方に「})()」を追記します。
具体的には以下の通り。
(function(){
window.open("https://slack.com/intl/ja-jp");
window.open("https://www.atlassian.com/ja/software/jira");
})()
上記を以下のサイトで、URLエンコード(UTF-8)を実行します。
ASCIIコード変換器(https://web-apps.nbookmark.com/ascii-converter/)
結果、以下のように出力されます。
(function()%7B%0Awindow.open(%22https%3A%2F%2Fslack.com%2Fintl%2Fja-jp%22)%3B%0Awindow.open(%22https%3A%2F%2Fwww.atlassian.com%2Fja%2Fsoftware%2Fjira%22)%3B%0A%7D)()
最後に、出力された文字列の前方に「javascript:」を追記して、URL化が完了します。
javascript:(function()%7B%0Awindow.open(%22https%3A%2F%2Fslack.com%2Fintl%2Fja-jp%22)%3B%0Awindow.open(%22https%3A%2F%2Fwww.atlassian.com%2Fja%2Fsoftware%2Fjira%22)%3B%0A%7D)()
3. ブックマークに登録する
適当なサイトをブックマークした後、「ブックマークを編集」ダイアログを表示します。
「名前」にはブックマークレットの名前を、
「URL」には先程作成したURLを入力し、保存します。
終わりに
Javascriptならばブラウザの機能で実行できるため、業務効率化に用いるツールとして導入しやすいと思います。
ぜひお試しあれ。