テストの自動ツール導入時にcapybara-webkitでエラーが起きたのでその対処 #homebrew

はじめに

テストの自動化する際にGemfileを変更して、bundle updateした時、capybara-webkitでエラーになり、つまったのでメモします。
※やりながら書いたので全然まとまってません。

qmakeコマンドがない

出たエラーは？

もともとcapybara自体は入っていたので、bundle update。
そしたら、

gem install capybara-webkit -v '1.11.1'

をインストールする時にqmakeってコマンドがなくてエラーに。。。

Gem::Ext::BuildError: ERROR: Failed to build gem native extension.
...
...
Command 'qmake ' not available

extconf failed, exit code 1

Gem files will remain installed in /Users/...gems/capybara-webkit-1.11.1 for inspection.
Results logged to /Users/.../capybara-webkit-1.11.1/gem_make.out
An error occurred while installing capybara-webkit (1.11.1), and Bundler cannot continue.
Make sure that `gem install capybara-webkit -v '1.11.1'` succeeds before bundling.

qmakeをインストールする

調べてみると、この記事で以下のようなコマンドをしたらできるとの事。

brew update
brew install qt55

※私はElCapitanを使っているので、このページを参考にqt55というバージョンをインストールすることにした。

brew updateができない！！

brew updateするとこんなエラーが・・・
brew doctorをやっても同じエラーなので、homebrewが使えなくなってる。。。

/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/lib/ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require': cannot load such file -- mach (LoadError)
    from /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/lib/ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require'
    from /usr/local/Library/Homebrew/extend/pathname.rb:2:in `<top (required)>'
    from /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/lib/ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require'
    from /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/lib/ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require'
    from /usr/local/Library/Homebrew/global.rb:3:in `<top (required)>'
    from /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/lib/ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require'
    from /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/lib/ruby/2.0.0/rubygems/core_ext/kernel_require.rb:55:in `require'
    from /usr/local/Library/brew.rb:15:in `<main>'

homebrewを復活させる

原因はここに書かれていますが、ElCapitanにアップデートしたことで、セキュリティー周りの設定が変わり、/usr/localの下がうまく動作しなかったようです。

なので、書かれている通りのコマンドを実行してみます。

cd $(brew --prefix) 
git fetch 
git reset --hard origin/master

brew update

でも、まだ怒られる・・・
調べてみるとrootユーザ担ってしまっているのがいけないようです。
以下のコマンドで、adminユーザに変更。
こっちの記事をみるとちゃんと書いてありますね。

sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local

以下のコマンドでadminユーザになっている事を確認する。
ls -ld /usr/local

再度、qmakeをインストールするぞ!!

brew tap homebrew/versions
brew install qt55

すると・・・

==> Installing qt55 from homebrew/versions
==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles-versions/qt55-5.5.1.el_capitan.bottle.tar.gz
######################################################################## 100.0%
==> Pouring qt55-5.5.1.el_capitan.bottle.tar.gz
==> Caveats
...
==> Summary
🍺  /usr/local/Cellar/qt55/5.5.1: 7,246 files, 329.6M

インストールできましたね。

でもこのままだと使えないらしく、以下を実行しておきます。
これをすることによって、qmakeってコマンドを実行すると、インストールしたqt55のプログラムを実行してくれるようになるんだと思っている。。（ちゃんと調べてないからあってないかも）

brew link --force qt55

capybara-webkitを再度インストール

実行したいGemfileがあるディレクトリに戻ってから、以下を実行。

gem install capybara-webkit -v '1.11.1'

無事できました〜！

Building native extensions.  This could take a while...
Successfully installed capybara-webkit-1.11.1
1 gem installed

まとめ

OSのアップデートが原因だとはおもわず、時間がかかりましたが、開発環境そろえる知識が少ないため、すごいペン今日になりました。
ちなみに、qmakeとはクロスプラットフォーム向けのフレームワークの1つ。
クロスプラットフォームというのは、仕様が違う機械やOS上で、同じ仕様のものを動かせるプログラムのことをいうそうです(Wikipediaより)。