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IBM Cloudで始めるブラウザ版SPSS Modeler Flow ②ファイルからデータを読み込んでみよう

Last updated at Posted at 2025-08-29

皆さんこんにちは!これまであまり知られて来なかったブラウザ版のSPSS Modeler Flow をシリーズでご紹介したいと思います。

IBM Cloudで始めるブラウザ版SPSS Modeler Flow ②では、csvファイルのデータを読み込む方法を紹介します。

SPSS Modeler Flow はIBM Cloud 上のwatsonx.ai Studioの一機能として提供されています。(詳細はこちらのコミュニティーBlogをご覧ください。)

前回のQiitaの記事ではwatsonx.ai Studioのサンプルプロジェクトをコピーする方法でプロジェクトを作成するところを紹介しました。

csvの読み込み

シリーズ2回目のこの記事では、以下の流れでcsvを読み込む方法をご紹介します。

  1. csvをアップロード
  2. フローを作成
  3. データの表示
1. csvをアップロード

すでにコピーして作成したプロジェクト「SPSS Modeler Project」を開きます。
spss_modeler_flow_q2_001.png

資産タブをクリックして「01 - Introduction to Modeling」をクリックします。
spss_modeler_flow_q2_002.png

フローを起動するときに実行する環境定義(S,M,L)を選択し、「ランタイムの開始」をクリックします。
spss_modeler_flow_q2_003.png

すでに、画面上にはcsvを読み込みしているノードがありますが、ここでは新規に追加するところをご紹介します。こちらのcsvをパソコンにダウンロードします。

SPSS Modeler Projectのプロジェクト名の上でマウス右クリックし、リンクを新しいタブで開きます。
spss_modeler_flow_q2_004.png

「資産のインポート」をクリックします。
spss_modeler_flow_q2_005.png

「ローカル・ファイル」→「データアセット」の順にクリックします。
spss_modeler_flow_q2_006.png

「参照」をクリックして先ほどダウンロードしたcsvファイルを指定します。
spss_modeler_flow_q2_007.png

ファイルのアップロードが終わったのを確認して「完了」をクリックします。
spss_modeler_flow_q2_008.png

プロジェクトにcsvファイルがアップロードされました。
spss_modeler_flow_q2_009.png

2. フローを作成

ブラウザの別タブで開いているSPSS Modeler Flowに戻り、「インポート」をクリックし「データ資産」をダブルクリックします。ノードが追加されます。
spss_modeler_flow_q2_011.png

追加されたノード「データ資産」をダブルクリックします。以下の画面が表示されますので「データアセット」→「ROBOT_MAINTENANCE_INFO.csv」(追加したcsvファイル)→「選択」の順にクリックします。
spss_modeler_flow_q2_012.png

以下の画面が表示されますので、データ型やロール等はこちらで変更し、「保存(Save)」をクリックします。
spss_modeler_flow_q2_013.png

「データ資産」のノードが指定したファイル名になっています。マウスのカーソルを当てると矢印が表示されるので、マウスでクリックしたまま、矢印をひっぱりテーブルノードに接続します。
spss_modeler_flow_q2_014.png

3. データの表示

接続されたら、テーブルノードを実行します。
spss_modeler_flow_q2_015.png

結果を確認するには右側に表示される実行結果をクリックします。
spss_modeler_flow_q2_016.png

このようにテーブルノードの実行結果を確認することができます。
spss_modeler_flow_q2_017.png

以上となります。次回はデータベースへ接続してデータを読み込むところをご紹介します。

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