初めに
僕は今日、家でWeb開発の勉強をしていて、絶賛集中力低下中です。そこで、集中力が高い日と比較して原因を5つほど考えてみました。
僕は極めて平凡な人間なので、多くの人にも当てはまる部分があると思います。
原因1: 睡眠不足・生活リズムの乱れ
「は?つまんない記事だな」と思ったかもしれません。
でも、実際に大きな要因だと思います。
過度な睡眠不足は、眠くなる、ボーっとするなどの影響を引き起こします。
さらに、軽度の睡眠不足でも、イライラしやすくなるため、学習中に小さなミスや分からないことがあると過剰に反応してストレスをため込みやすくなります。
また、短時間睡眠によって理解力が低下したり、ミスが増えることは研究でも有名です。
つまり、「イライラしやすいのに、ミスもしやすい」という最悪の悪循環に陥ります。
原因2: 他コンテンツへの依存
いわゆる、誘惑が多いという状態です。
ただし、ここで言いたいのは「漫画のある部屋じゃなくてカフェや図書館に行こう」という話ではありません。
確かに環境を変えれば集中できることもあります。
しかし、作業部屋に移動したとしても、隣の部屋の漫画が気になってしまっては意味がありません。
カフェも休日は混んでいて落ち着かないかもしれませんし、図書館に必ずしもWi-Fiが繋がるとは限りません。
大事なのは、他コンテンツに依存しているかどうかです。
仮に、ゲーム機目の前に置いてあったとしても、普段のプレイ時間が少なく、依存していない人からすると特に気にならないはずです。
一方で、日ごろから長時間プレイしていて、「前日も夜遅くまでやってました💦」なんていう人は、ゲームを機を見ただけで「こんなつまらんプログラミング学習なんてすぐやめて昨夜のゲームの続き早くやりたいンゴ」となります。
当然、プログラミング学習への集中力は低下します。
依存対象は人それぞれです。
漫画やゲームだけでなく、ジャンクフード、ポルノ、SNS、気になる女性とのチャット、お酒、タバコ、パチンコなども当てはまります。
現代社会には依存しやすいコンテンツが非常に多いと言えるでしょう。
少なくとも、プログラミング学習で得られる好奇心や達成感を上回る、短期的で強い快楽を簡単に得られるものに逃げやすいのです。
(なんかジョージ・メンズ・コーチっぽくなりましたねw)
原因3: 初めて取り組む内容の比率が多い
多くの人にとって「プログラミング学習 = 何かを作ること」です。
例えばアプリの新機能を作成するときに、ある程度慣れた言語を使っていれば、知っていることの割合が多く、分からないことも限定的になります。
「今日はここを理解すればOK」と目標を明確にしやすく、モチベーションも維持しやすいです。
一方、全く経験のない新しいこと(始めて使う言語やフレームワーク、今までの技術だけでは太刀打ちできないような複雑な新機能開発)を勉強するとなると、
- 何が分からないのかすら分からない
- どれくらい努力すれば解決できるのか見通しが立たない
といった状態になりやすく、混乱してしまいます。
初心者が挫折する大きな要因の一つだと思います。
特に学び始めの頃は、分からないことの割合が圧倒的に高いのですからね。
原因4: 同じ課題を長時間解決できていない
僕も、一つのエラーを丸一日かけても解決できず、まったく進まなかった経験が何度かあります。
人間は、思い通りにいかないと不安や苛立ちを感じやすいものです。
その結果、冷静にデバッグできる精神状態を保てなくなります。
原因5: 目標が曖昧
「目標を立てるのは大事」と思っている人は多いですが、なぜ重要なのかを改めて考えると意識しやすくなります。
例えば、まず一週間の目標を立てるとします。
出来るだけ、具体的な方が好ましいです。
例えば、「〇〇という教材のPart〇の半分まで」みたいな感じです。
そうすると、自然とこう考えるようになるはずです。
「ということは、今日はPart〇まで完了しておきたいな」と。
さらに、「じゃあ、午前中にはこの演習問題だけはやっておかないとな...」という具合に、具体的な数値目標から逆算された短期間での作業目安というものが明確になります。
このようにすることで、ある種の危機感が生まれ、それがモチベーションを高めてくれます。
一方で、
- 「なんとなくの目標しかない」
- 「立てたけど忘れた」
- 「そもそも目標を立てていない」
という状態では危機感がなく、モチベーションも下がりやすいです。
結果、「今日はこれくらいでいいか。YouTubeでも見よ」となってしまいます。
まとめ
以上、集中力が低下する原因を5つ挙げてみました。
「じゃあ解決策は?」と思ったかもしれませんが、それはまた今度にします。
なぜなら、今まさに集中力がないので書く気力がないからです。(^O^)
ただ一つ言えるのは、短期間で効果が出る一撃必殺の方法は存在しないということです。
原因1: 睡眠不足・生活リズムの乱れや原因2: 他コンテンツへの依存は一長一短では、改善できませんし、原因3: 初めて取り組む比率が多いや原因4: 同じ課題を長時間解決できていない等のケースは、プログラミング学習を続けていれば、誰しもがどうしても遭遇を避けられないケースだからです。
原因5: 目標が曖昧というのも、普段から「目標を立てて、実行し、振り返りを行い、改善する」という習慣がない人がいきなり目標を立ててみても、達成が難しすぎる無茶な計画になったり、それをその通り実行できない自分に対して無力感を感じてモチベーションが下がったりなどしてしまうのが目に見えています。
結論としては、ぼちぼちコツコツやっていくしかないってことですね。(._.)