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WSL (Windows Subsystem for Linux) を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた (ユーザ追加編)

Last updated at Posted at 2017-02-17

WSL (Windows Subsystem for Linux) を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた シリーズ

#1. はじめに
WSL (Windows Subsystem for Linux) を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた (openSUSEインストール編)の続きになります.
今回は,前回インストールしたopenSUSEにユーザの追加を行っていこうと思います.
ユーザの追加なので,基本的にはLinuxのユーザ追加と大差ないと思います.

ここからの作業からは,Windows10上にopenSUSEがインストールされている前提で進めさせて頂きます.

#2. ユーザの追加
##2.1. 必要ツールのインストール

ここでインストールするツールは,本記事内では一切使用しません.
私が作業中にちょっと利用したかったのでインストールしました.

openSUSEのインストール直後だと,いろいろと入っていない物が多いので,zypperコマンドでインストールしましょう.

vi-201702170128.PNG

上記画像のようにvi等は入っていません.

まずは,パッケージのアップデートをしましょう.

bash
# zypper update
zypper-update-201702170134.PNG

皆さんも予想したと思いますが,何もありません.

とりあえす,エディタは欲しいのでvimをインストールします.
(エディターは自分の好きな物を入れましょう.「vimなんて嫌いだ!!」と言う宗教家もいるはずなので・・・)

bash
# zypper install vim
vim-install-201702170138.PNG

これでvimが利用できるようになります.
さて,今回の本題でもあるユーザ追加を行っていきましょう.

##2.2. ユーザ追加
ユーザの追加は,以下のコマンドを実行します.

bash
# useradd <ユーザ名>

ユーザが追加されましたのでパスワードの設定をします.

bash
# passwd <ユーザ名>
New password:
Retype new password:
passwd: password updated successfully

ついでにrootアカウントのパスワードの設定しましょう.

bash
# passwd
New password:
Retype new password:
passwd: password updated successfully

これで,パスワードの設定も終わりました.
ホームディレクトリは,デフォルトだと,Ubuntu動作時のが利用されるはずです.
私は,Ubuntu動作時のホームディレクトリを「<ユーザ名>.ubuntu」に変更してあるため,
再度作成が必要になりました.
作成手順は,以下の通りです.

bash
# mkdir -p /home/<ユーザ名>
# chown -R <ユーザ名>:users /home/<ユーザ名>
201702170159.PNG

##2.3. デフォルト起動を作成したユーザに変更する
最後に,bash.exeで起動するユーザを追加したユーザに変更します.
これをやらないと,ユーザ追加した意味がないよね(^_^;)

コマンドプロンプト/PowerShell
lxrun /setdefaultuser <ユーザ名>
201702170209.PNG

これでbash.exeを実行すると,作成したユーザでログインされます.

#3. まとめ
今回は,openSUSEに新規ユーザの追加とbash.exeのデフォルトログインユーザの変更を行いました.
私は,suコマンドを利用したrootユーザに切り替えて作業することが多いのですが,sudoコマンドを利用し,指定ユーザでコマンドを実行する人も多いと思います.
その場合は,zypperコマンドでsudoをインストールして頂き,設定をすることで利用できます.
手順などは,余裕があれば一度試しこの記事に補足として追記しておきます.
また,参考文献にも手順などは掲載されていますので,そちらを参照して頂くのも良いと思います.

次回は,「WSL (Windows Subsystem for Linux) を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた」シリーズ第3弾として,tcsh編(大本命)を投稿しようと思っています.

#4. 参考文献

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