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WSL (Windows Subsystem for Linux) を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた (番外編: SDカード領域の参照)

Last updated at Posted at 2017-02-21

WSL (Windows Subsystem for Linux) を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた シリーズ

#1. はじめに
今回は,番外編として,WSL (Windows Subsystem for Linux) からSDカード領域にアクセスできるようにしていきます.
現在,私は,surface pro 4を利用していますが,SDカードにRepositoryなどをおいているため,WSLからアクセスすることができませんでした.
Desktop-201702211035.PNG

Twitterでなんでできないのだろうと呟いたところ,回答を頂きました!
twitter-201702211041.PNG

WSLでは,NTFSとReFSがマウントされる仕様のようです.
また,リムーバブルディスク判定されるとマウントされないみたいです.

そこで,SDカード領域に仮想HDDを作成し,マウントすることでWSLからアクセスできるのでは!っと思い試してみたいと思います.

#2. 仮想HDの作成
まず初めに,SDカードをNTFSでフォーマットをしておいてください.
この時に,SDカードがどのドライブかをチェックしておいてください.
Desktop-201702211050.PNG

* 今回はDドライブになっています

[スタートボタン]を右クリックして,[ディスク管理]を起動します.
Desktop-201702211055.PNG

ウィンドウが表示されたら,Dドライブを選択し,[操作] -> [VHDの作成]をクリックします.
Desktop-201702211058.PNG

[仮想ハードディスクの作成と接続] ウィンドウが表示されたら,各種設定を行い[OK]ボタンをクリックします.
今回は以下のような設定で作成します.

場所: D:\sdcard.vhdx
容量: 50GB
仮想ハードディスクフォーマットタイプ: VHDX
仮想ハードディスクの種類: 可変容量

Desktop-201702211106.PNG

作成が完了すると以下のように表示されます.
Desktop-201702211108.PNG

#3. 仮想HDの初期化

現状ではディスクの初期化が行われていないため初期化をします.
初期化設定は,以下の画像の通りです.
Desktop-201702211113.PNG

初期化が完了すると,表示がオンラインになります.
Desktop-201702211115.PNG

最後にNTFSでフォーマットを行えば完了です.
完了すると,以下のように表示が変わります.
今回は,Eドライブにマウントをしています.
Desktop-201702211118.PNG

#4. まとめ
今回は,surfaceのSDカード上に仮想HDを作成することでWSLで認識することが可能になりました.
ただ,認識はできたものの,書き込みなどができなく,実用性がないと感じました.
私のやり方が間違っている可能性が大いにあるので分かる人はコメントにてお知らせください.
また,何らかしら情報が入りましたら,随時更新を行っていこうと思います.

Desktop-201702211327.PNG

#5. 追加情報
##5.1. 2017/02/26

Twitterの方で回答を頂きました.

**** 内容 (ここから) ****

次のリリースでリグレッション修正まで無理。 https://github.com/Microsoft/BashOnWindows/issues/1199
WSL を使ってWindows 10でopenSUSEを動作させみた (番外編: SDカード領域の参照) by @mugi_choco

**** 内容 (ここまで) ****

Desktop-201702262242.PNG
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