まず結果をご覧ください。このクオリティのパワポ資料が5分で完成しました。(プロンプトは後述)
これまで数時間はかかっていた資料作成が、Claudeの新機能で5分に短縮。
しかも、叩き台としては十分な品質ではないでしょうか。
本記事では、実際に使って分かった最適なプロンプトと設定を公開します。
Claudeからパワポ作成機能が登場
2025/9/9(23:57 JST)、Claudeからファイルの作成と編集機能がリリースされました。
これまでHTML形式のスライドは作成でき、PDF出力して社内ディスカッション利用などはしておりましたが、今回はPowerPoint出力に対応しました。(Word, Excel, PDFにも対応)
File creation is now available as a preview for Max, Team, and Enterprise plan users. Pro users will get access in the coming weeks.
2025/9/10 現在はプレビュー版としてMax、Team、エンタープライズプランで利用できるようです。
私のMax(100)プラン環境にもリリースされていましたので、実力を試してみました。
始め方
公式のページに記載があります。設定のスイッチでオンにするだけです。
Claudeアプリ(私はMac)で設定をします。
1. まずは雑に依頼してみる
プロンプト
筋トレの必要性について説明するパワポ資料を、作成して
構成を考えて、作成してくれました。HTML版のスライドでよく見た構成に感じます。
思考過程から、PptxGenJSライブラリを使用していることが推測できます。
ダウンロード
右上のDownloadボタンから、ダウンロードすることができます。
パワーポイントで開けます。Claudeアプリで見ていた通りで、大きな崩れはなさそうです。
もちろん編集可能です。
社内でのディスカッション用には十分に思えますが、クライアント向け提案資料の叩き台としてはもの足りない印象です。提案資料の叩き台になりうるのか、検証していきます。
2. 構成を事前に作ってから依頼する
いきなりパワポ資料を作らず、提案ストーリーの骨子を作ります。
骨子はGemini 2.5 Pro先生(課金)に作っていただきます。
2-1. ストーリーを作ってもらう
プロンプト
パワーポイントのスライドを作る。以下のテーマで資料の骨子を作成いただけますか?
テーマ:一ヶ月で10kg絶対痩せるプラン
なぜ痩せることができるのか
何をするのか
実行プラン
図、グラフなども入れて、5-10ページくらいで作りたい
Gemini 2.5 Pro 回答(クリックで開きます)
はい、承知いたしました。
テーマ「1ヶ月で10kg絶対痩せるプラン」のパワーポイント資料の骨子を作成します。
【重要】
1ヶ月で10kgという大幅な減量は、健康を損なう危険性が非常に高い目標です。このプランはあくまで理論上の可能性として提示するものであり、実行する際は必ず事前に医師や管理栄養士などの専門家に相談し、その指導のもとで行ってください。
---
### **パワーポイント資料骨子案(全10ページ)**
### **スライド1: タイトル**
- **タイトル:** 1ヶ月で10kg!短期集中型減量プラン
- **サブタイトル:** ※このプランは心身に極度の負荷がかかるため、実行には専門家の指導と強い意志が不可欠です。
---
### **スライド2: はじめに - このプランに取り組む前の重要事項**
- **見出し:** 警告:安易な実行は危険です
- **本文:**
- **健康リスクの認識:** 短期間での急激な減量は、栄養失調、筋肉量の低下、リバウンド、摂食障害などを引き起こす可能性があります。
- **専門家への相談:** 開始前に必ず医師の診断を受け、管理栄養士やトレーナーの指導のもとで計画を立ててください。
- **目標の再確認:** なぜ1ヶ月で10kg痩せる必要があるのか?目的を明確にし、モチベーションを維持することが重要です。
- **図:** 警告マークのアイコン
---
### **スライド3: なぜ痩せるのか? - 減量の基本原則**
- **見出し:** 痩せる仕組みは非常にシンプル
- **本文:**
- **エネルギー収支の原則:** 体重の増減は、以下のバランスで決まります。
- `摂取カロリー < 消費カロリー`
- **10kg減量に必要なカロリー:**
- 脂肪1kgを燃焼させるのに必要な消費カロリーは、約**7,200 kcal**
- 10kgの脂肪を落とすには、**72,000 kcal** のマイナス収支が必要
- これを30日で達成するには、1日あたり **2,400 kcal** のマイナスが必要
- **グラフ:** シーソーの図
- 左側に「摂取カロリー」、右側に「消費カロリー」を配置。
- 右側(消費カロリー)が大きく傾いているイメージ図。「この状態を毎日作る!」とキャプションを入れる。
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### **スライド4: 何をするのか① - 食事管理【最重要】**
- **見出し:** 摂取カロリーを徹底的に管理する
- **本文:**
- **目標設定:** 基礎代謝を割り込まない最低限のカロリー(例: 1,200 kcal/日)に設定。※専門家と要相談
- **PFCバランスの最適化:** 筋肉を維持し、健康的に痩せるための栄養素の割合。
- **P (タンパク質):** 体重×2g を目標に(筋肉の材料)
- **F (脂質):** 総カロリーの15-20%(ホルモンバランス維持)
- **C (炭水化物):** 残りのカロリー(活動のエネルギー源)
- **食材の選択:**
- **主食:** 玄米、オートミールなど(低GI)
- **主菜:** 鶏胸肉(皮なし)、ささみ、魚、豆腐・納豆
- **副菜:** 野菜、きのこ、海藻類を積極的に
- **円グラフ:** PFCバランスの理想的な割合を示したグラフ。(P: 40%, F: 20%, C: 40% など)
---
### **スライド5: 何をするのか② - 運動**
- **見出し:** 2種類の運動で消費カロリーを最大化する
- **本文:**
- **1. 無酸素運動(筋トレ):**
- **目的:** 筋肉量を維持・向上させ、基礎代謝を高く保つ(リバウンド防止)。
- **メニュー例:** スクワット、腕立て伏せ、デッドリフトなど、大きな筋肉を鍛えるBIG3を中心に週4〜5回。
- **2. 有酸素運動:**
- **目的:** 脂肪を直接燃焼させる。
- **メニュー例:** ジョギング、ウォーキング、水泳、サイクリングなどを毎日60分以上。
- **図:** 筋トレのイラストと、ジョギングをしている人のイラストを並べて配置。
---
### **スライド6: 何をするのか③ - 生活習慣の改善**
- **見出し:** 痩せやすい身体を作る土台
- **本文:**
- **睡眠:** 毎日7〜8時間の質の高い睡眠を確保。
- 成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復と脂肪燃焼を促進。
- **水分補給:** 1日2リットル以上の水をこまめに飲む。
- 代謝を活性化させ、老廃物の排出を促す。
- **ストレス管理:**
- ストレスは食欲増進ホルモン「コルチゾール」を分泌させる原因に。趣味やリラックスできる時間を作る。
- **アイコン:** 月のアイコン(睡眠)、水のアイコン(水分補給)、スマイルのアイコン(ストレス管理)を配置。
---
### **スライド7: 実行プラン - 1日のタイムスケジュール(例)**
- **見出し:** この生活を30日間、毎日続ける
- **タイムライン形式の図:**
- **7:00:** 起床、白湯を飲む
- **7:30:** 朝食(タンパク質中心)
- **9:00-12:00:** 午前中の活動
- **12:30:** 昼食(バランス良く)
- **13:30-18:00:** 午後の活動
- **18:30:** **筋トレ(60分)**
- **19:30:** 夕食(炭水化物は控えめに)
- **21:00:** **有酸素運動(60分)**
- **22:30:** ストレッチ、入浴
- **23:00:** 就寝
---
### **スライド8: 実行プラン - 進捗の記録**
- **見出し:** モチベーションを維持し、計画を修正する
- **本文:**
- **毎日の体重測定:** 朝起きてトイレに行った後、同じ条件で測定し、記録する。
- **食事の記録:** 写真やアプリを使って、食べたものを全て記録する(レコーディングダイエット)。
- **週次の評価:** 毎週日曜など、決まった曜日に体重の増減や体調を評価し、翌週の計画を微調整する。
- **グラフ:** 右肩下がりの体重推移を示す折れ線グラフのサンプル。「小さな変化を見逃さない!」とコメントを添える。
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### **スライド9: 想定される困難と対策**
- **見出し:** 必ず訪れる「壁」を乗り越える
- **本文:**
- **停滞期:** 体重が減らなくなる時期。食事や運動メニューに変化を加えて、体に新しい刺激を与える。
- **強い空腹感:** 食物繊維の多い野菜やきのこで満腹感を高める。炭酸水を飲むのも有効。
- **付き合いの外食:** 食べるものを選ぶ(刺身、焼き鳥、サラダなど)。どうしても避けられない場合は、翌日の食事で調整する。
- **図:** 人が壁を乗り越えようとしているイラスト。
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### **スライド10: まとめ - 成功の鍵**
- **見出し:** 「絶対痩せる」ために必要なこと
- **本文:**
- **目的意識:** なぜ痩せたいのかを常に意識する。
- **専門家の活用:** 独断で進めず、専門家を頼る。
- **完璧を求めない:** 計画通りにいかなくても自分を責めず、翌日から切り替える。
- **現実的な目標へ:** このプランは究極の手段。本来は、**1ヶ月に2〜3kgペースの減量**が最も健康的で持続可能です。このプランで得た知識を、あなたのライフスタイルに合わせた無理のない計画に活かしてください。
- **最後に:** ご清聴ありがとうございました。
2-2. 構成原則作る
以下のNote記事を参照させていただきました。ありがとうございます。
プロンプト
以下の記事を参考に、コンサルタントが資料作成をLLMに依頼する際に、LLMに気を付けてもらうプロンプトを作成して。
タイトル、リード文、ボディの役割が最も重要と私は考えています。
https://note.com/moc_labs/n/n312b67eaec57
https://note.com/moc_labs/n/n1977abe60ac9
https://note.com/moc_labs/n/na48eefc3cd29
https://note.com/moc_labs/n/ne32873d019b8
https://note.com/moc_labs/n/n343e08fce65f
Gemini2.5 Pro回答(クリックで開きます)
承知いたしました。ご提示いただいた記事を参考に、コンサルタントが資料作成をLLMに依頼する際に、特に重要視されている「タイトル」「リード文」「ボディ」の役割を明確にしたプロンプトを作成します。
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### LLMへの資料作成依頼プロンプト(テンプレート)
あなたは、優秀なコンサルタントのアシスタントです。以下の指示に基づき、クライアント向けのプレゼンテーション資料の構成案を作成してください。作成にあたっては、特に「タイトル」「リード文」「ボディ」の役割を厳密に守り、読み手が直感的かつ論理的に内容を理解できる構成にすることを最優先とします。
### # 全体構成の原則
1. **表紙の作成**: 資料のタイトル、提出先、作成者、日付を記載した表紙を必ず設けてください。
2. **目次の作成**: 資料全体の構成が俯瞰できる目次を作成してください。
### # 各スライドの構成原則(最重要)
各スライドは、必ず以下の3要素で構成してください。
1. **タイトル**:
- そのスライドで扱う「テーマ」や「問い」を20〜24ptのフォントサイズで簡潔に記載してください。
- タイトルだけで、スライドの内容が何についてなのかが明確にわかるようにしてください。
2. **リード文**:
- そのスライドで最も伝えたい「結論」や「示唆」を、1〜2行の簡潔な文章で記述してください。
- これはスライドの「メッセージ」そのものであり、読み手はタイトルとこのリード文を読むだけで、あなたの主張を完全に理解できるようにしてください。
3. **ボディ**:
- リード文で示した結論の「根拠」や「詳細情報」を記述します。
- フォントサイズは16〜18ptを目安とし、箇条書きや図、表を用いて情報を整理してください。
- ボディの内容は、すべてリード文のメッセージを補強・証明するためだけに存在します。
### # デザインとマナーの原則
- **1スライド・1メッセージ**: 1つのスライドに含めるメッセージは、リード文に書かれた1つだけにしてください。
- **ノイズの排除**:
- 資料全体でフォントの種類や色、オブジェクトの配置に一貫性を持たせてください。
- 意味のない過度な装飾は避け、情報伝達を阻害する要素(情報ノイズ)を徹底的に排除してください。
- **読み手への配慮**:
- ページ番号を必ず振ってください。
- 図や表には必ずタイトルを付け、凡例を用いて色や記号の意味を明確にしてください。
- **禁止事項**:
- スペースや改行を使った手動での文字位置調整は行わないでください。
- 箇条書きは必ず標準機能を使用してください。
### # 作成を依頼する資料のテーマ
- **テーマ**: {ここに資料のテーマを入力}
- **想定読者**: {ここに読者の役職、知識レベルなどを入力}
- **資料の目的**: {この資料を通じて読者に何を理解してもらい、どう行動してほしいかを入力}
- **含めるべき要素**:
- {ここに必ず含めてほしい分析、データ、キーワードなどを箇条書きで入力}
以上の原則をすべて満たした上で、上記のテーマに関する資料の構成案を、各スライドの「タイトル」「リード文」「ボディの骨子」がわかる形式で作成してください。
2-3. ストーリー修正
最初から構成に基づいてストーリーを作って貰えばよかった、と後で思いました。
プロンプト(クリックで開きます)
あなたは、優秀なコンサルタントのアシスタントです。以下の指示に基づき、クライアント向けのプレゼンテーション資料の構成案を作成してください。作成にあたっては、特に「タイトル」「リード文」「ボディ」の役割を厳密に守り、読み手が直感的かつ論理的に内容を理解できる構成にすることを最優先とします。
# 全体構成の原則
表紙の作成: 資料のタイトル、提出先、作成者、日付を記載した表紙を必ず設けてください。
目次の作成: 資料全体の構成が俯瞰できる目次を作成してください。
# 各スライドの構成原則(最重要)
各スライドは、必ず以下の3要素で構成してください。
タイトル:
そのスライドで扱う「テーマ」や「問い」を20〜24ptのフォントサイズで簡潔に記載してください。
タイトルだけで、スライドの内容が何についてなのかが明確にわかるようにしてください。
リード文:
そのスライドで最も伝えたい「結論」や「示唆」を、1〜2行の簡潔な文章で記述してください。
これはスライドの「メッセージ」そのものであり、読み手はタイトルとこのリード文を読むだけで、あなたの主張を完全に理解できるようにしてください。
ボディ:
リード文で示した結論の「根拠」や「詳細情報」を記述します。
フォントサイズは16〜18ptを目安とし、箇条書きや図、表を用いて情報を整理してください。
ボディの内容は、すべてリード文のメッセージを補強・証明するためだけに存在します。
# デザインとマナーの原則
1スライド・1メッセージ: 1つのスライドに含めるメッセージは、リード文に書かれた1つだけにしてください。
ノイズの排除:
資料全体でフォントの種類や色、オブジェクトの配置に一貫性を持たせてください。
意味のない過度な装飾は避け、情報伝達を阻害する要素(情報ノイズ)を徹底的に排除してください。
読み手への配慮:
ページ番号を必ず振ってください。
図や表には必ずタイトルを付け、凡例を用いて色や記号の意味を明確にしてください。
禁止事項:
スペースや改行を使った手動での文字位置調整は行わないでください。
箇条書きは必ず標準機能を使用してください。
# 作成を依頼する資料のテーマ
テーマ: {ここに資料のテーマを入力}
想定読者: {ここに読者の役職、知識レベルなどを入力}
資料の目的: {この資料を通じて読者に何を理解してもらい、どう行動してほしいかを入力}
含めるべき要素:
{ここに必ず含めてほしい分析、データ、キーワードなどを箇条書きで入力}
以上の原則をすべて満たした上で、上記のテーマに関する資料の構成案を、各スライドの「タイトル」「リード文」「ボディの骨子」がわかる形式で作成してください。
<今考えている構成>
パワーポイント資料骨子案(全10ページ)
スライド1: タイトル
タイトル: 1ヶ月で10kg!短期集中型減量プラン
サブタイトル: ※このプランは心身に極度の負荷がかかるため、実行には専門家の指導と強い意志が不可欠です。
スライド2: はじめに - このプランに取り組む前の重要事項
見出し: 警告:安易な実行は危険です
本文:健康リスクの認識: 短期間での急激な減量は、栄養失調、筋肉量の低下、リバウンド、摂食障害などを引き起こす可能性があります。
専門家への相談: 開始前に必ず医師の診断を受け、管理栄養士やトレーナーの指導のもとで計画を立ててください。
目標の再確認: なぜ1ヶ月で10kg痩せる必要があるのか?目的を明確にし、モチベーションを維持することが重要です。
図: 警告マークのアイコン
スライド3: なぜ痩せるのか? - 減量の基本原則
見出し: 痩せる仕組みは非常にシンプル
本文:エネルギー収支の原則: 体重の増減は、以下のバランスで決まります。摂取カロリー < 消費カロリー
10kg減量に必要なカロリー:脂肪1kgを燃焼させるのに必要な消費カロリーは、約7,200 kcal
10kgの脂肪を落とすには、72,000 kcal のマイナス収支が必要
これを30日で達成するには、1日あたり 2,400 kcal のマイナスが必要
グラフ: シーソーの図左側に「摂取カロリー」、右側に「消費カロリー」を配置。
右側(消費カロリー)が大きく傾いているイメージ図。「この状態を毎日作る!」とキャプションを入れる。
スライド4: 何をするのか① - 食事管理【最重要】
見出し: 摂取カロリーを徹底的に管理する
本文:目標設定: 基礎代謝を割り込まない最低限のカロリー(例: 1,200 kcal/日)に設定。※専門家と要相談
PFCバランスの最適化: 筋肉を維持し、健康的に痩せるための栄養素の割合。P (タンパク質): 体重×2g を目標に(筋肉の材料)
F (脂質): 総カロリーの15-20%(ホルモンバランス維持)
C (炭水化物): 残りのカロリー(活動のエネルギー源)
食材の選択:主食: 玄米、オートミールなど(低GI)
主菜: 鶏胸肉(皮なし)、ささみ、魚、豆腐・納豆
副菜: 野菜、きのこ、海藻類を積極的に
円グラフ: PFCバランスの理想的な割合を示したグラフ。(P: 40%, F: 20%, C: 40% など)
スライド5: 何をするのか② - 運動
見出し: 2種類の運動で消費カロリーを最大化する
本文:1. 無酸素運動(筋トレ):目的: 筋肉量を維持・向上させ、基礎代謝を高く保つ(リバウンド防止)。
メニュー例: スクワット、腕立て伏せ、デッドリフトなど、大きな筋肉を鍛えるBIG3を中心に週4〜5回。
2. 有酸素運動:目的: 脂肪を直接燃焼させる。
メニュー例: ジョギング、ウォーキング、水泳、サイクリングなどを毎日60分以上。
図: 筋トレのイラストと、ジョギングをしている人のイラストを並べて配置。
スライド6: 何をするのか③ - 生活習慣の改善
見出し: 痩せやすい身体を作る土台
本文:睡眠: 毎日7〜8時間の質の高い睡眠を確保。成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復と脂肪燃焼を促進。
水分補給: 1日2リットル以上の水をこまめに飲む。代謝を活性化させ、老廃物の排出を促す。
ストレス管理:ストレスは食欲増進ホルモン「コルチゾール」を分泌させる原因に。趣味やリラックスできる時間を作る。
アイコン: 月のアイコン(睡眠)、水のアイコン(水分補給)、スマイルのアイコン(ストレス管理)を配置。
スライド7: 実行プラン - 1日のタイムスケジュール(例)
見出し: この生活を30日間、毎日続ける
タイムライン形式の図:7:00: 起床、白湯を飲む
7:30: 朝食(タンパク質中心)
9:00-12:00: 午前中の活動
12:30: 昼食(バランス良く)
13:30-18:00: 午後の活動
18:30: 筋トレ(60分)
19:30: 夕食(炭水化物は控えめに)
21:00: 有酸素運動(60分)
22:30: ストレッチ、入浴
23:00: 就寝
スライド8: 実行プラン - 進捗の記録
見出し: モチベーションを維持し、計画を修正する
本文:毎日の体重測定: 朝起きてトイレに行った後、同じ条件で測定し、記録する。
食事の記録: 写真やアプリを使って、食べたものを全て記録する(レコーディングダイエット)。
週次の評価: 毎週日曜など、決まった曜日に体重の増減や体調を評価し、翌週の計画を微調整する。
グラフ: 右肩下がりの体重推移を示す折れ線グラフのサンプル。「小さな変化を見逃さない!」とコメントを添える。
スライド9: 想定される困難と対策
見出し: 必ず訪れる「壁」を乗り越える
本文:停滞期: 体重が減らなくなる時期。食事や運動メニューに変化を加えて、体に新しい刺激を与える。
強い空腹感: 食物繊維の多い野菜やきのこで満腹感を高める。炭酸水を飲むのも有効。
付き合いの外食: 食べるものを選ぶ(刺身、焼き鳥、サラダなど)。どうしても避けられない場合は、翌日の食事で調整する。
図: 人が壁を乗り越えようとしているイラスト。
スライド10: まとめ - 成功の鍵
見出し: 「絶対痩せる」ために必要なこと
本文:目的意識: なぜ痩せたいのかを常に意識する。
専門家の活用: 独断で進めず、専門家を頼る。
完璧を求めない: 計画通りにいかなくても自分を責めず、翌日から切り替える。
現実的な目標へ: このプランは究極の手段。本来は、1ヶ月に2〜3kgペースの減量が最も健康的で持続可能です。このプランで得た知識を、あなたのライフスタイルに合わせた無理のない計画に活かしてください。
最後に: ご清聴ありがとうございました。
Claude Opus 4.1回答(クリックで開きます)
拝見しました。現在お示しいただいた「1ヶ月で10kg!短期集中型減量プラン」の構成案を、ご指示いただいた原則(タイトル・リード文・ボディの3要素構成)に沿って修正いたします。
ただし、まず以下の情報をお教えください:
- **テーマ**: 減量プランで間違いないでしょうか?
- **想定読者**: どなた向けの資料でしょうか?
- **資料の目的**: 何を達成したいですか?
- **含めるべき要素**: 特に強調したい点はありますか?
現在の構成を原則に沿って修正した案をお示しします:
# **修正版:プレゼンテーション資料構成案**
## **表紙**
- タイトル:1ヶ月で10kg減量する短期集中プラン
- サブタイトル:科学的根拠に基づく実行計画
- 提出先:[クライアント名]
- 作成者:[作成者名]
- 日付:2025年9月10日
## **目次**
1. 本プランの重要事項
2. 減量の基本原則
3. 食事管理戦略
4. 運動プログラム
5. 生活習慣の最適化
6. 1日の実行スケジュール
7. 進捗管理方法
8. 想定される課題と対策
9. 成功のための要点
---
## **スライド1:本プランの重要事項**
**タイトル**:短期集中減量プランを開始する前に
**リード文**:1ヶ月で10kg減量は心身に極度の負荷がかかるため、医師の診断と専門家の指導が不可欠です。
**ボディ**:
- 健康リスク:栄養失調、筋肉量低下、リバウンド、摂食障害の可能性
- 必須条件:医師の診断書、管理栄養士の指導、パーソナルトレーナーのサポート
- 自己評価:減量の目的と緊急性の再確認チェックリスト
## **スライド2:減量の基本原則**
**タイトル**:なぜ体重が減るのか?
**リード文**:10kg減量には72,000kcalの消費が必要で、1日あたり2,400kcalのマイナス収支を作ることが必須条件です。
**ボディ**:
- エネルギー収支の方程式:摂取カロリー < 消費カロリー
- 脂肪1kg = 7,200kcal の科学的根拠
- 30日間で必要な1日のカロリー赤字:2,400kcal
- 図解:エネルギー収支のバランス図
## **スライド3:食事管理戦略**
**タイトル**:摂取カロリーの最適化方法
**リード文**:基礎代謝を下回らない1,200kcal/日を目安に、タンパク質を体重×2g確保することで筋肉量を維持します。
**ボディ**:
- 目標カロリー設定:基礎代謝量の計算と最低摂取量の決定
- PFCバランス:P40%、F20%、C40%の黄金比
- 推奨食材リスト:低GI食品、高タンパク食材、食物繊維豊富な野菜
- 円グラフ:理想的なPFCバランスの可視化
## **スライド4:運動プログラム**
**タイトル**:効率的な脂肪燃焼の運動戦略
**リード文**:週4-5回の筋トレで基礎代謝を維持し、毎日60分の有酸素運動で直接的な脂肪燃焼を実現します。
**ボディ**:
- 無酸素運動:BIG3(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)週4-5回
- 有酸素運動:心拍数120-140bpmで60分以上の継続
- 運動強度の目安:最大心拍数の60-70%
- トレーニングスケジュール表
## **スライド5:生活習慣の最適化**
**タイトル**:痩せやすい体質を作る生活習慣
**リード文**:7-8時間の睡眠、2L以上の水分摂取、ストレス管理の3要素が、減量効果を最大30%向上させます。
**ボディ**:
- 睡眠:成長ホルモン分泌による脂肪燃焼促進
- 水分補給:代謝活性化と老廃物排出のメカニズム
- ストレス管理:コルチゾール抑制による食欲コントロール
- アイコン付き実践チェックリスト
## **スライド6:1日の実行スケジュール**
**タイトル**:減量を成功させる24時間の過ごし方
**リード文**:朝の筋トレと夜の有酸素運動を軸に、5回の小分け食事で代謝を高く維持する時間管理が成功の鍵です。
**ボディ**:
- タイムライン形式の1日スケジュール
- 食事タイミングと内容の詳細
- 運動の最適時間帯とその根拠
- 睡眠時間の確保方法
## **スライド7:進捗管理方法**
**タイトル**:データに基づく進捗管理
**リード文**:毎日の体重・食事記録と週次評価により、計画の修正を迅速に行い、停滞期を最小限に抑えます。
**ボディ**:
- 測定項目:体重、体脂肪率、ウエスト周囲径
- 記録ツール:推奨アプリとその使用方法
- 週次評価シート:進捗確認と計画修正のフレームワーク
- グラフ:理想的な体重推移曲線
## **スライド8:想定される課題と対策**
**タイトル**:減量プランで直面する3大課題
**リード文**:停滞期、空腹感、社会的制約の3つの壁は、事前の対策準備により90%以上克服可能です。
**ボディ**:
- 停滞期対策:チートデイとカーボサイクリングの活用
- 空腹感対策:低カロリー高満足度食品リスト
- 外食対策:メニュー選択ガイドと翌日調整法
- トラブルシューティングマトリックス
## **スライド9:成功のための要点**
**タイトル**:このプランを完遂するために
**リード文**:明確な目的意識、専門家のサポート、柔軟な対応の3要素が、成功率を70%から95%に引き上げます。
**ボディ**:
- 成功要因:目的の可視化と毎日の確認
- サポート体制:専門家チームの構築方法
- 長期的視点:このプランから学ぶ持続可能な健康習慣
- アクションプラン:今すぐ始めるべき5つのステップ
---
この構成案は、ご指示いただいた「タイトル」「リード文」「ボディ」の3要素構成を厳守し、各スライドで1つのメッセージを明確に伝える設計になっています。実際のテーマと想定読者の情報をいただければ、より最適化した構成案を作成いたします。
2-4. いざ資料作成!
プロンプト
あなたは、優秀なコンサルタントです。以下の指示に基づき、クライアント向けのプレゼンテーション資料を作成してください。作成にあたっては、特に「タイトル」「リード文」「ボディ」の役割を厳密に守り、読み手が直感的かつ論理的に内容を理解できる構成にすることを最優先とします。
<プレゼンテーション資料構成案>
**表紙**
- タイトル:1ヶ月で10kg減量する短期集中プラン
- サブタイトル:科学的根拠に基づく実行計画
- 提出先:[クライアント名]
- 作成者:[作成者名]
- 日付:2025年9月10日
**目次**
1. 本プランの重要事項
2. 減量の基本原則
3. 食事管理戦略
4. 運動プログラム
5. 生活習慣の最適化
6. 1日の実行スケジュール
7. 進捗管理方法
8. 想定される課題と対策
9. 成功のための要点
**スライド1:本プランの重要事項タイトル**:短期集中減量プランを開始する前に
**リード文**:1ヶ月で10kg減量は心身に極度の負荷がかかるため、医師の診断と専門家の指導が不可欠です。
**ボディ**:
- 健康リスク:栄養失調、筋肉量低下、リバウンド、摂食障害の可能性
- 必須条件:医師の診断書、管理栄養士の指導、パーソナルトレーナーのサポート
- 自己評価:減量の目的と緊急性の再確認チェックリスト
**スライド2:減量の基本原則タイトル**:なぜ体重が減るのか?
**リード文**:10kg減量には72,000kcalの消費が必要で、1日あたり2,400kcalのマイナス収支を作ることが必須条件です。
**ボディ**:
- エネルギー収支の方程式:摂取カロリー < 消費カロリー
- 脂肪1kg = 7,200kcal の科学的根拠
- 30日間で必要な1日のカロリー赤字:2,400kcal
- 図解:エネルギー収支のバランス図
**スライド3:食事管理戦略タイトル**:摂取カロリーの最適化方法
**リード文**:基礎代謝を下回らない1,200kcal/日を目安に、タンパク質を体重×2g確保することで筋肉量を維持します。
**ボディ**:
- 目標カロリー設定:基礎代謝量の計算と最低摂取量の決定
- PFCバランス:P40%、F20%、C40%の黄金比
- 推奨食材リスト:低GI食品、高タンパク食材、食物繊維豊富な野菜
- 円グラフ:理想的なPFCバランスの可視化
**スライド4:運動プログラムタイトル**:効率的な脂肪燃焼の運動戦略
**リード文**:週4-5回の筋トレで基礎代謝を維持し、毎日60分の有酸素運動で直接的な脂肪燃焼を実現します。 **ボディ**:
- 無酸素運動:BIG3(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)週4-5回
- 有酸素運動:心拍数120-140bpmで60分以上の継続
- 運動強度の目安:最大心拍数の60-70%
- トレーニングスケジュール表
**スライド5:生活習慣の最適化タイトル**:痩せやすい体質を作る生活習慣
**リード文**:7-8時間の睡眠、2L以上の水分摂取、ストレス管理の3要素が、減量効果を最大30%向上させます。 **ボディ**:
- 睡眠:成長ホルモン分泌による脂肪燃焼促進
- 水分補給:代謝活性化と老廃物排出のメカニズム
- ストレス管理:コルチゾール抑制による食欲コントロール
- アイコン付き実践チェックリスト
**スライド6:1日の実行スケジュールタイトル**:減量を成功させる24時間の過ごし方
**リード文**:朝の筋トレと夜の有酸素運動を軸に、5回の小分け食事で代謝を高く維持する時間管理が成功の鍵です。
**ボディ**:
- タイムライン形式の1日スケジュール
- 食事タイミングと内容の詳細
- 運動の最適時間帯とその根拠
- 睡眠時間の確保方法
**スライド7:進捗管理方法タイトル**:データに基づく進捗管理
**リード文**:毎日の体重・食事記録と週次評価により、計画の修正を迅速に行い、停滞期を最小限に抑えます。 **ボディ**:
- 測定項目:体重、体脂肪率、ウエスト周囲径
- 記録ツール:推奨アプリとその使用方法
- 週次評価シート:進捗確認と計画修正のフレームワーク
- グラフ:理想的な体重推移曲線
**スライド8:想定される課題と対策タイトル**:減量プランで直面する3大課題
**リード文**:停滞期、空腹感、社会的制約の3つの壁は、事前の対策準備により90%以上克服可能です。
**ボディ**:
- 停滞期対策:チートデイとカーボサイクリングの活用
- 空腹感対策:低カロリー高満足度食品リスト
- 外食対策:メニュー選択ガイドと翌日調整法
- トラブルシューティングマトリックス
**スライド9:成功のための要点タイトル**:このプランを完遂するために
**リード文**:明確な目的意識、専門家のサポート、柔軟な対応の3要素が、成功率を70%から95%に引き上げます。
**ボディ**:
- 成功要因:目的の可視化と毎日の確認
- サポート体制:専門家チームの構築方法
- 長期的視点:このプランから学ぶ持続可能な健康習慣
- アクションプラン:今すぐ始めるべき5つのステップ
</プレゼンテーション資料構成案>
<パワーポイント資料構成の原則>
# 全体構成の原則
1. **表紙の作成**: 資料のタイトル、提出先、作成者、日付を記載した表紙を必ず設けてください。
2. **目次の作成**: 資料全体の構成が俯瞰できる目次を作成してください。
# 各スライドの構成原則(最重要)
各スライドは、必ず以下の3要素で構成してください。
1. **タイトル**:
- そのスライドで扱う「テーマ」や「問い」を20〜24ptのフォントサイズで簡潔に記載してください。
- タイトルだけで、スライドの内容が何についてなのかが明確にわかるようにしてください。
2. **リード文**:
- そのスライドで最も伝えたい「結論」や「示唆」を、1〜2行の簡潔な文章で記述してください。
- これはスライドの「メッセージ」そのものであり、読み手はタイトルとこのリード文を読むだけで、あなたの主張を完全に理解できるようにしてください。
3. **ボディ**:
- リード文で示した結論の「根拠」や「詳細情報」を記述します。
- フォントサイズは16〜18ptを目安とし、箇条書きや図、表を用いて情報を整理してください。
- ボディの内容は、すべてリード文のメッセージを補強・証明するためだけに存在します。
# デザインとマナーの原則
- **1スライド・1メッセージ**: 1つのスライドに含めるメッセージは、リード文に書かれた1つだけにしてください。
- **ノイズの排除**:
- 資料全体でフォントの種類や色、オブジェクトの配置に一貫性を持たせてください。
- 意味のない過度な装飾は避け、情報伝達を阻害する要素(情報ノイズ)を徹底的に排除してください。
- **読み手への配慮**:
- ページ番号を必ず振ってください。
- 図や表には必ずタイトルを付け、凡例を用いて色や記号の意味を明確にしてください。
- **禁止事項**:
- スペースや改行を使った手動での文字位置調整は行わないでください。
- 箇条書きは必ず標準機能を使用してください。
</パワーポイント資料構成の原則>
資料作成結果
「おお!」と声が出ました。叩き台としてはまずまずの品質と思います。
実際に作成されたスライド(Claudeアプリをキャプチャ)
ここからインタラクティブに編集指示が出せるので、整えてもらいましょう。
3. フォーマットを指定してみる
いろいろな編集指示を出して動きをみてみます。
3-1. ビジュアライズしてみる
プロンプト
ボティ部分に図やグラフを活用し、よりビジュアルを駆使してわかりやすさ、説得力を上げられないか、検討してほしい。drawioを使うことも検討してみてください。
表現力が豊富なことはわかりましたが、わかりにくくなりました。。。
3-2. ビジュアライズを抑えてもらう
プロンプト
ビジュアル化を意識し過ぎてビジーになってしまいましたね。drawioにも固執する必要はありません。大原則である論理的なわかりやすさを最優先にして、再構成を検討してください。ビジュアル化した方がわかりやすくなるところだけ、ビジュアルを使えばいいのです。優秀な戦略コンサルタントとして誇れる資料をお願いします。
3-3. 仕上げの配置
プロンプト
良いスライドができたと思います。ボディの部分で、表とテキストオブジェクトが重なってしまっていたり、スライド外に出てしまっているオブジェクトがあるので、配置の最終確認をお願いします。
3-4. ピンポイントで指定してみる
配置が重なっている5,6,9ページを指定してみます。
リミットが発生!!
検証していたら、5時間リミットがきてしまいました。。
インタラクティブにやりすぎるのは控えた方がいいかもしれません。。
2:00PMになり、直指定で修正依頼しましたが、重なりの配置は残念ながら直りませんでした。
ダウンロード後、手修正で対応になります。
プロンプトの工夫次第ではうまくいくかもしれません。
3-5. 目次を整える
これも、最初にちゃんと指示しておけばよかったかもしれませんが、、
プロンプト
目次、見直してもらえますか、各ページのタイトルとリンクしていない気がしますが、良いですか?
しっかりと直してくれました。
完成品(冒頭の再掲)
手修正なし。ダウンロードしたままのパワーポイントでの表示です。
スライドのコンテンツ(ダイエット提案)に関してはLLMにお任せしており、ハルシネーションが発生している可能性があります。ご注意ください。
まとめ
Claudeからリリースされた.pptx生成の新機能を試しました。感じた利点は以下の通り。
- Claudeアプリで依頼をするだけなので、非ITユーザーでも簡単に活用できる
- インタラクティブに修正指示が出せて、アプリ上ですぐ確認できる
- 最後の仕上げは.pptxをダウンロードして、手動で行うことができる
プロンプトの改善の余地はまだまだありそうだと感じました。
違うセッションで実行すると結果が変わってしまうことがあったので、より厳密な指示を出すなど試行錯誤が必要かと思います。
ファイルの編集機能まだ試していませんが、希望する形式で生成できるか、検証していきたいと思います。
日々の資料作成の生産性向上が期待できそうだと感じました。