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基本情報技術者試験対策を考える記事

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プログラマーを目指すIT系の資格かつ入門の資格と言えば何か?
それは、基本情報技術者試験でしょう。
あるものは職場で取るように言われて、またあるものは勉強のためにこの資格を取ろうと勉強します。

この記事では、基本情報者試験を受けるに際してどんな対策を練れば良いのか?という事について、その対策を考察していきたいと思います。

出題の傾向を分析する

まず基本情報者試験は、午前問題と午後問題に解れています。
それぞれ分析して、どういう問題になっているのか見ていきましょう。

「合格の条件」「午前問題と午後問題の配点」「時間・問題形式」という観点で分析して、どう勉強すべきか理解を深めていきます。

基本情報者試験における合格の条件

「午前と午後それぞれで60%以上の正答率であること。」

つまり、午前問題だけで点を稼いで午後問題を回避する、と言った重点的に点を稼ぐという方法は使えないという事が解りますね。
どちらも、ある程度の勉強と対策を練らねばなりません。そして、それぞれが配点に影響しあわない関係である為、別々な対策を練らないといけないとも解りますね。

午前問題・午後問題を分析。時間配分と問題内容を分析する

まず午前問題と午後問題の時間配分は以下の通りだ。

午前問題 午後問題
150分 150分

午前、午後双方とも、同じ150分の時間割り振りがされています。
朝9時半から、12時まで午前試験があり、午後13時から15時半まで午後試験があります。

1日かかる試験と言えますね。

・午前問題

午前試験は、80問が出題。それぞれの問題において4択からの選択問題となっており、それを150分で解けば良いという事になります。
なので、最低でも2分弱ごとに1問解けるペースで解いていかないといけません。
また、60%の正答で合格ラインなので、80問中48問以上の正答を出さねばなりません。

午前問題は、過去問から70%の出題がなされる。

午前問題には面白い特徴があります。
それは、出題内容の7割程度が過去に出た問題であるという所です。
つまり、過去問を何度も解いてみて外す事がほぼないという状態になれば、6割突破は可能である事が解りますね。

単語を正確に覚えなくていい。

午前問題の出題傾向を見るに、単語を答える問題ではなく用語に対しての正しい解説は何か答える問題が多いです。
つまり、単語を覚えるのではなくてどういう意味なのか正確に認知している事が求められます。
なので、例えば漢字単位で正確に暗記しようとしたりはする必要が無いでしょう。

午前問題は、4択形式で答えを選ぶ形式なので、嫌が応にも1/4は当たる

4択形式で必ず答えがある中で必要な物を選択するのが、基本情報者試験の特徴です。
従って、ランダムに選択しても1/4の確率で正解してしまうと言うことになります。
解らない問題も、期待値にして0.25点貰えるという事になります。
もちろん、解るように勉強する事の方が大事ですが…

時間が余る傾向にある。

基本的に知っている事を4択の中から選ぶというのが午前問題です。どちらかと言えば、時間を余らせる人が大多数とのことです。
時間配分について調べている際にこの記事を発見致しましたので貼っておきます。
参考:https://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/gogo_arukikata/diff-am-pm/#i-2

・午後問題

午後試験は、11種類の問題が出題されその中で、5問を選出して回答するという内容になっています。(例年は13問の中から5問でしたが変更されました。)
従って、事前にやると決めた5問を、それぞれ1問あたり30分以内に解く事が求められます。

過去問から出題される事は無い

午後問題の、午前問題との大きな差異の1つは毎回新作問題が出されるという所だろう。
過去問を解くことにも意味はあるが、どちらかというと解きたいジャンルに対する正しい解釈。知識、自己解決能力が求められます。

数択の中から適切なものを選ぶ問題

午前問題と解答形式は近く、「ア~オの中から適切なものを選べ」と言った形式の問題が出題されます。
まず文書を読む、次にその文脈の中に開いている穴に適切なキーワードになっているものをア~オから選ぶという形式です。

正確に単語を回答させるのではなくて、穴埋め問題であるという所が大事です。
暗記する事よりも、**理論立ててモノを考えられるか?必要な知識が備わっているうえで、それを使って正しい回答を導き出せるか?**に注力することが合格のカギです。

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