システムエンジニアとして作業をしていく上で、言葉選びが重要な場面がしばしば出てきます。
最近混乱したのは「アラート」と「アラーム」の違いです。
困ったケース
AWS案件で基本設計書を記載していた際、『アラート』と『アラーム』で表記ゆれになってるよと、指摘を受けました。
AWSで監視といえばCloudWatch Alarmなので、そのときはアラームに記載を合わせたものの、
よく考えたら意味は同じなの?と疑問に感じ、調べてみました。
アラート【Alert】とは
困ったときの広辞苑に記載がなかったので、英辞郎を確認してみました。
- 〔危険に対する〕警報、警告
- 警報発令中[期間]、警戒態勢
- 《コ》〔システムのエラーなどを示す〕アラート、警報
- 《イ》〔ユーザーが関心を持つ情報を知らせる〕アラート、通知
※《コ》:コンピューター用語
※《イ》:インターネット用語
動詞としてのAlertには、『警告する』 や 『警戒態勢を取らせる』 といった意味もあります。
→アラートは、一般的にイメージする「警報」と考えてよさそう
例:Jアラート、熱中症警戒アラート
アラーム【Alarm】とは
まずは広辞苑を確認してみます。
アラーム【alarm】
①警報。警報装置。
②目覚し時計。また、その音。
次に英辞郎を確認します。
- 警報、警告、危険を知らせる声[音]
- アラーム、警報器、目覚まし時計◆【略】ALM
- 〔危険を認識したことによって起こる〕恐怖、驚き、警戒、懸念、不安
- 〔軍隊の〕召集命令◆【同】call to arms
動詞としてのAlarmには、びっくりさせるや危険を知らせるといった意味もあります。
→アラームは危険を知らせる音・装置としての役割といった側面が強いのではないか
例:目覚まし時計、火災報知器
CloudWatch Alarmも予め設定したしきい値に達した際にお知らせをしてくれるサービスなので、表現としてはぴったりです。
結論
警告の意味で使用する場合はアラート
警告音や警報装置として使用する場合はアラーム と使い分けるのが良さそう。
ただ、他に整理されている方の記事をみると様々な見解があり、正確な答えはなさそうでした。
なので自分の中で一番腑に落ちた回答として、上記の見解ベースに今後の設計書に記載していきたいと思います。
日本語は難しい(´;ω;`)
参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。