今年もAWS Summits Japanの時期がやってまいりました〜!
ということで、2日とも参加してきた内容のレポ記事を作成しました。
※昨年度のレポはこちらです。
事前準備
AWS Summits公式サイトで来場予約をします。
今年は予約したのが6月に入ってからだったのですが、その時点でセミナーの6割くらいは満席でした。
完全に出遅れた(;ω;)
当日
9時には会場に到着。
今年は入場券の事前印刷も不要でした。
また、入り口で基調講演の座席指定券とお弁当引換券がセットで配布されており、その指定席に行くとお馴染みの座布団かもらえる方式でした。とってもスムーズで良いですね!
さらにモーニングドリンク(ペットボトル飲料)まで配布されておりました。
こう言うイベントに行くと水分補給が後回しになりがちなので、ものすごくありがたいです。
2日間ともに基調講演を聞いた後で、興味のある個別セッションに参加しつつ、ブースをのぞいてきました。
セッションの感想
基調講演(1日目)
生成AIの話がほとんどでした。また、Amazon Qの日本語対応が発表されました。ぜひ使ってみたいです。
基調講演(2日目)
次世代リニアの運営にAWSを利用する話が印象的でした。
機械学習とLambdaを組み合わせた異音検知の仕組みなど、聞いていてワクワクする内容で、技術の発展に純粋に感動してしまいました。
ここからは気に入ったセッションの感想を記載していきます。
1,000 を超える Web サイトを少人数で運用するソニーミュージックソリューションズ様のオブザーバビリティ実現例~クラウド運用をリアクティブからプロアクティブに!~
少人数でシステムを保守する苦労のお話は、涙なしには聞けない、というのは冗談ですが…。実際にシステムを運用する中で大変なポイントと、それを解消するための方法が大変分かりやすかったです。
特に、「現状のどこに困っているか」をしっかり言語化している所が印象的でした。
やはり困っている事が明確でないと解決策を導き出す事は不可能なので、このピックアップの仕方を含めて参考にしたいともいます。
コンタクトセンター基盤移行で感じた Amazon Connect 活用の勘所 - ふくおかフィナンシャルグループが取り組む営業改革
金融系の大規模なシステムをわずか6か月でクラウド移行するというプロジェクトの成功のカギなどを紹介されていました。実際のスケジュールなども資料にありましたが、この規模の案件をこのスケジュールで完了させたのはかなり驚きでした。成功のカギにも上げられていた「プロジェクトマネジメントの重要性」は、複数のステークホルダーが登場するような案件の中ではかなり大きな要素だったのではと感じましたし、コミュニケーションの大切さを再確認しました。
先行事例から分かってきた、自治体職員がガバメントクラウド利用をする上で考えておくこと
こちらは自治体関連の案件時に考慮すべきポイントを説明するセッションでした。
かなり案件構築時の考慮点が分かりやすくまとめてあり、自治体だけではなくどのような案件でも参考にできる内容だったと思います。
ブースの感想
個人的には「トレンドマイクロ」さんと「クラスメソッド」さんのブースで実施していたミニセミナーは、聞きごたえがあり良かったです。
また、どこも生成AI関連の発表が多く、過渡期であることをより実感できました。
イベント全体の感想
ほとんどのセッションの話題の中に、「生成AI」というワード入っていると言っても過言ではありませんでした。
去年はIoTなどの話もあった印象ですが、今年は生成AIが圧倒的ですね。
2日目の基調講演で出てきた通り、「生成AI」の登場は大きな技術革新のタイミングであると感じました。
これから生成AIの市場がどんどん広がって行くということが、肌で感じられました。
やはりオンサイトなイベントは良いですね。
ただ、あまりの混雑で予約済みのセッションなのに立ち見になったケースが複数回あり、
講演自体はオンデマンドで視聴でもいいかもなと正直なところ思いました。
人込みがすごくて希望のブースに知被けなかったりすることもあったので、来年はもう少しうまく立ち回りたいと思います。