はじめに
ポイント
表紙と帯
- 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方
- 「来月から残業ダメだからね、仕事の量は減らせないけど」
「えっ、どうすれば?」
「なんとかして、よろしく」 - 定時で帰っているのは一部の部署だけ。皆、相変わらず遅くまで残業している。
- もっと仕事をしたいのに、無理やり帰らされてモチベーションダウン。
- 仕事の品質が下がり、クレームの嵐。
- やりかけの仕事が気になって、むしろストレスフル。
- 他人に構う余裕がなく、会話がなくなった。
- 「残業するな」と上司がうるさいので、帰ったことにして家で仕事をしている。
- 定時退社日以外の残業が増えた。カンベンしてほしい。
- 残業はすべて管理職が肩代わり、管理職はいつもゲッソリ。
- 裁量労働制……お金にならない残業が増えただけ。
「残業だらけ」の職場・「休めない」職場
手戻りが多い
- 目的
- インプット
- 成果物
- 関係者
- 効率
上司・部下の意識がズレている
- そもそも、その仕事の目的はなにか?
- インプットはなにか?
- 成果物のイメージは合っているか?
- 本当のお客さんは誰か?
- 進め方を提案しよう!
報連相ができていない
- 報連相をする場やルールがない
- 部下の伝えるスキルが低い
- 上司の受け止めるスキルが低い
無駄な会議が多い
仕事の所要時間を見積もれない
属人化
- 属人化はなくならないさ、人間だもの
- 良い属人化と悪い属人化
- 悪い属人化から脱出しよう
- 「優先度」✕「属人度」 マトリックス
過剰サービス
- 過剰サービスはなぜ生まれるのか?
- ちょっとした善意や正義感が裏目に出る
「何を」「どこまでやればいいのか」が曖昧
仕事をしない人がいる
- 仕事をしない人を生む5つの原因
- 仕事をしない人が、新たな仕事をしない人を生む
だれが何をやっているのかわからない
- 「だれが何をやっているのかわからない状態」が生み出す5つの病
実態が上司や経営層に伝わっていない
- 結果「しか」報告していないから…
書誌情報
- 書籍名:職場の問題地図
- 著者:沢渡あまね
- 出版社:技術評論社
- ISBN:978-4-7741-8368-8