この記事は、Power BI Advent Calendar 2023 12月17日担当分の記事です。
はじめに
Qiita初投稿です。Power BI Weekly Newsで2年前から勉強させていただいています。製造業の社内に向けて、学びをOutputしよう!と思い 2023年より社内勉強会をやってみました。
勉強会のテーマ
テーマはこんな感じです
開催月 | 実施回 | テーマ名 |
---|---|---|
2月 | 第1回 | Power BI 概要 |
6月 | 第2回 | SharePoint にある Excel の取り込み |
9月 | 第3回 | Power Query |
12月 | 第4回 | スタースキーマ |
第1回 Power BI 概要
所属事業部向けに公開しているレポート(各工場のCO2排出削減量など)を事例に、Power BI Desktop編集→Power BI service発行→組織アプリ共有までの流れを説明しました。合わせて「Power BIに求められる知識」も紹介しました。Power BI Advent Calendar 2022 のオオトリ、Power BI MVP清水優吾さんの記事を参考にさせていただきました。
第2回 SharePoint にある Excel の取り込み
webコネクタを知らないことでヘルパークエリだらけになっている惨状を社内で見た事があります。そこでSharePointに保存されたExcelファイル単体を直接取り込むwebコネクタを紹介しました。オンラインで勉強会をやっているとオーディエンスの反応が掴めずにやりにくいと思っていたところ、いつしかMVP石川陽一さんが活用していたPollsを真似することで格段にやりやすくなりました。また、この頃からXの3行ポストをやり始めました。
第3回 Power Query
Pollsで確認するとPower BI Desktopを触ったことない、という方が何名か参加されていましたので、馴染みのあるExcelでPower Queryのハンズオンをすることにしました。まず何よりPower Queryを知って欲しいと思ったのです。この回は Power BI 勉強会なのにExcelしか使いませんでした。また、BIレポート見て「このデータちょうだい」と言ってくる人が一定数いるので、そういう場合はエクスポート方法を案内しています。"with Excel"って良い考えですね。
第4回 スタースキーマ
モデリングは大事ですね。正規化し過ぎずに非正規化した方が良いディメンションテーブルの事例を考えて、社内データを用いて伝搬の違いを実演しました。Power BI 勉強会 in 佐賀でMVP加賀田さんが“ビジネスエンティティ間をOne to Many / Singleで“という話をされていたことを参考にさせていただきました。
このような社内勉強会ができたのはユーザーコミニュティのおかげです。MVPの皆様、界隈の皆様に感謝です🙏
おわりに
2023を振り返ってみると できることが増えていた💪
- ZoomIt, PowerToys, Pollsの活用
- Viva Engageで社内発信する習慣
- 学びをXで3行ポストする習慣
- 今まさに初アドベントカレンダーを書いている
結論、Outputして良かったです
参考