SQL 基本的なSQL文の例

この記事は基本的な構造をすでに理解した方に向けた、実践的なSQLの例文を乗せています。

SQLの基本構造

SQL文　例1） 気象観測###

テーブル名：気象観測
＊分かりやすいように列名は日本語のままで記載します。↓
＊SQLは大文字小文字を区別しません

最高気温が３０度以上のデータ

select * from 気象観測 where 最高気温 >=30;

最低気温が０以下のデータ

select * from 気象観測 where 最低気温 <=0;

3月5月7月のデータ

select * from 気象観測 where 月 in (3,5,7);

/* または、 */

select * from 気象観測 where 月=3 or 月=5 or 月=7;

降水量が100以下で湿度が50以下のデータ

select * from 気象観測 where 月 in (3,5,7);

最低気温が5以下または最高気温が３５以上のデータ

select * from 気象観測 where 最低気温 < 5 or 最高気温 > 35;

湿度が６０から７９の範囲のデータ

select * from 気象観測 where 湿度 between 60 and 79;

観測データのない列のある月のデータ

select * from 気象観測 where 降水量 is null or 最高気温 is null or 最低気温 is null or 湿度 is null;

例２） 都道府県###

テーブル名：都道府県

都道府県名が川で終わる都道府県

SELECT 都道府県名 FROM 都道府県 WHERE 都道府県名 LIKE '%川';

都道府県名が島が含まれる都道府県

SELECT 都道府県名 FROM 都道府県 WHERE 都道府県名 LIKE '%島%';

都道府県名が愛から始まる都道府県

SELECT 都道府県名 FROM 都道府県 WHERE 都道府県名 LIKE '愛%';

都道府県と県庁所在地が一致するデータ

SELECT 都道府県名 FROM 都道府県 WHERE 都道府県名 = 県庁所在地;

都道府県と県庁所在地が一致しないデータ

SELECT 都道府県名 FROM 都道府県 WHERE 都道府県名 <> 県庁所在地;

例3） 成績表###

テーブル名：成績表

登録されているデータを全て取得し、テーブルの内容を確認する

SELECT * FROM 成績表;

次の表にある学生と科目を追加

/* 学生1 */
INSERT INTO 成績表 VALUES ('S001', '織田 信長', 77, 55, 80, 75, 93, NULL);
/* 学生2 */
INSERT INTO 成績表 VALUES ('A002', '豊臣 秀吉', 64, 69, 70, 0, 59, NULL);
/* 学生3 */
INSERT INTO 成績表 VALUES ('E003', '徳川 家康', 80, 83, 85, 90, 79, NULL);

上記で登録した学籍番号S001の学生の法学を８５、哲学を６７に修正する

UPDATE 成績表 SET 法学 = 85, 哲学 = 67 where 学籍番号 = 'S001';

【参考資料：スッキリわかるSQL入門　第一部SQLを始めよう　第三章操作する行の絞り込み】