◆はじめに
AWS認定 SAP-C02に合格しました。合格にいたるまでの学習方法などを共有したいと思います。
運も絡んでいたかもしれませんでの、その辺はご了承ください。
◆ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルの概要
12種類あるAWS認定資格の中で、出題範囲が広く最も難しいと言われている試験です。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
問題数 | 75問 | 択一 又は 多肢選択式 |
試験時間 | 180分 | 1問 2.4分(180分÷75問)の回答ペースが必要。 |
受験費用 |
15,000円 |
AWS 認定取得: Professional チャレンジの 50%割引バウチャーコードで受験。 |
合格ライン | 750点/1,000点 |
【公式サイト】
AWS Certified Solutions Architect - Professional
◆受験前のAWS認定 取得状況
AWS実務経験はありませんが、下記のAWS認定は取得していました。
・AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)
2022年12月受験【合格】
・AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)
2023年3月受験【合格】
◆勉強期間
約1か月。
SAA合格後、AWSからは1ヵ月ぐらい離れていました。
4月後半から勉強スタート(GW中は勉強なし) 。毎日1~3時間は勉強したと思います。
試験は月曜日だったので、試験前日の土日は、ほぼ終日勉強しました。(家族に感謝)
◆学習方法
-教材について
以下の問題集を Udemy で購入。
-
SAP-C01の問題集(2,400円 ⇒ 1,800円 25%引きの時に購入)
模擬試験(75問) x 5回分 -
SAP-C02の問題集(2,400円 ⇒ 1,200円 50%引きの時に購入)
模擬試験(75問) x 5回分
勉強し始めたときは、SAP-C02の問題集がなかったため、SAP-C01の問題集で勉強開始。
SAP-C02の問題集は、試験日の一週間ぐらい前に販売されていることに気づき購入。
しかし、SAP-C02の問題集を利用しての勉強はほとんどできませんでした。
そのため、教材としては、主にSAP-C01の問題集で勉強しています。
-学習の仕方について
①最初の1周目は、取り合えず解き、今の実力を把握。正解率10%~30%でも気にしない。
②1問~25問の解説を読み ⇒ 再度1問~25問を解く。この25問は正解率100%を目指す。
③26問~50問の 〃
④51問~75問の 〃
⑤ ②~④を繰り返す。2週目以降は、間違った問題だけを復習し、合格点になるまで繰り返す。
合格点を取れるようになったら、日をあけて再度問題を解く。
同じ問題集を繰り返すので、そのうち問題を暗記しますが、ただ解答するのではなく、
なぜこの選択肢が正解か?なぜこの選択肢が不正解か?を意識しながら問題を解くようにしました。
②~④で問題数を分けているのは、75問全問を解くには時間かかるためです。
キリの良いところで学習を終われるようにしました。
◆試験前日の学習状況
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SAP-C01の問題集
模擬試験4回分は90%以上の正解率。残り1回分は40%程度。 -
SAP-C02の問題集
模擬試験1回分の解答・解説をナナメに読んだだけ。
◆試験本番
問題数:75問 試験時間:3時間
2時間50分で全問題解き終わる。
見直しマークを付けた問題が大量にあったが、残り10分。
疲弊しきっていたので、解き忘れがないかだけを確認して、そのまま終了⇒退出。
◆試験結果
755点【合格】
試験終了から、24時間後ぐらいに、合格メール受信。
合格ラインは 750 点なので、ぎりぎりの合格でした。
◆試験の感想と分析
①購入した問題集と似たような問題が、2割ぐらい出題されたのではないかと思います。
この問題は、1分もかからず解答。
②1問 2分ペースで解答しようとしたが、全然できなかった。
特に長文を読ませる問題は何度も問題文を読み返していたので、1問3~5分はかかったと思います。
①の問題のおかげで時間を稼げた。
③ややこしそうな問題もよく読むと、実は簡単なことを聞いている問題もあった。
焦らずに文章を読むことが重要と感じました。
④多肢選択問題について、片方しか解答がわからないケースが多かった。
その場合は、自分なりに理論づけて解答。
恐らく、ここで運よく正解を選択したのだと思う....
以上から、SAPは時間との闘いの印象です。
問題集と似た問題で時間を稼ぎつつ、初見の問題も焦らずに読むことが
合格するためのポイントではないでしょうか。