RSGT(https://2021.scrumgatheringtokyo.org)
で自身が参加したセッションのメモ&ふりかえりです。
ふりかえりの手法は、びばさんが配信しているPodcastである、ふりかえりAM ep.4(カンファレンス用のふりかえりをする例)で紹介されていたFun Done Learnを参考にしています。
概要
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satoryuさん
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1日目(2021/1/6) 11:25~
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2016年夏、あるチームが解散となりました。そのチームのうち、社内に残ったエンジニアは一人。当時、彼は一人でプロジェクトをこなしていました。ステークホルダーから感謝されていたので一人で開発を続けていました。しかし、エンジニアとしての成長は殆どありませんでした。切っ掛けでとあるチームでエンジニアを募集していることを知りました。技術スタックもそれまでの事業領域も異なるところでやっていけるのだろうか?と彼は悩みました。そのチームにいるエンジニアと一緒に働きたいという想いからそのチームへ入ることにしました。それから3年あまりが経ちました。あの時の彼の決断は正しかった、と今の私なら言えます。
このセッションは、RSGT2020で発表された「Team-Based TEAM - 会社を越えるチーム」に対するアンサーセッションです。RSGT2020当日に初めてこのセッションの内容を知りました。それでも「あぁ、わかる。これは自分たちだ。」と思える内容でした。このセッションでは、Team-basedチームの一員として得られたものが何かについてお話します。
気になったことメモ
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チームと個人の成長を考えるきっかけを提供したい
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一人で開発
- いいこと
- スコープコントロールのやりやすさ
- 情報同期コスト0
- 自身の成果として認められる
- 悪いこと
- 雑多なものに時間を取られる
- 作れるプロダクトに限界
- 成果を出しているが、自身の成長を感じにくい
- 苦手なことも全部やらないといけない。苦手なことを伸ばさないといけない。
- いいこと
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チームで開発したい。でも良いチームじゃないとダメ。良いチームってなんだろう?
- サービスやチームのためなら何でも言いたいことが言える
- ユーザーから感謝のメールがくる。(ユーザーとの距離が近い)
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でも良いチームは結局解散した。。
- 政治的理由
- 価値観の相違
- チームを守ってくれる人いなかった
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今のチームは居心地の良いチーム
- 何かあったら助けてくれる
- 悪いことをしたら注意(どういう風に思われるのかを説明)してくれる。一方で個人の批判はしない。いつも同感。
- このおかげで実験を積極的にできる。(個人事業主としてのけいけんをチームに還元できる)
- 考えるよりも行動してみようと思う。
- 自分が得意な部分については__背中を預かる__緊張感がある。また、自分が得意なことはメンバーもできるようにしないといけない。(自分がボトルネックになる)
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アンサーセッション(今のチームで開発するという選択をしたことが正解だった。感謝したい)
楽しかったこと
- やや似ている江端さんのものまねw
- satoryuさんの紆余曲折話
- 及部さんとの出会いの話(新卒同期だけど一緒に仕事していなかった。でもカンファレンスでどういう人なのかを分かっていた)
やったこと
- アウトプットを意識しながら話を聞いた
学び
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勝手に後ろめたい空気を感じて個人で悶々と考えるのではなく、言いたいことを言ってみるのも大事かも。
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自分ができることは皆もできるよね、と認めることが大切だと感じた。
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自分はチームで開発することがやっぱり好きで、チームをより良いチームにすることに強い関心があることが自覚できた。