1.はじめに
就労移行支援事業所に通いながら社会復帰を目指し、データベースや分析基盤の学習を進めてきました。その目標の1つが「DP-900の取得」です。約1ヶ月の学習期間を経てDP-900に合格したので、その振り返りをまとめます。
資格振り返り記事は「短期間で取得した」「勉強時間だけを強調」しがちですが、それでは十分な意味があるとは言えません。今回は業務経験や知識の転用可能性を重視した視点で整理します。
前提となる私の経験や知識・資格
- 情報系のバックグラウンドはなし
- バックエンド開発(3年、AWSやMySQLの実務経験あり)
- 基本情報技術者資格は保有
- BIは自己学習の経験あり
2.試験結果
試験日 | 点数 | 試験時間 |
---|---|---|
2025/08/16 | 880/1000 | 15分/45分中 |
- 合格点は700点のところ、ほぼ満点となっており、十分に全体を理解できていると感じています。
- 試験時間45分のところ、15分で回答と見直しを完了。自信を持って回答できました。
- 一部、練習問題では見たこと無い形式がありましたが、試験サンドボックスを活用したおかげで雰囲気を慌てず対応できました。
- Udemyの「DP-900 Azure Data Fundamentals オリジナル試験問題」を受験しており、これもパニックを防ぐのに役立ったと感じています。
3. 振り返りの概要
シラバスに基づき、学習範囲は
- コアデータ概念(25-30%)
- リレーショナルデータ(20-25%)
- 非リレーショナルデータ(15-20%)
- 分析ワークロード(25-30%)
の4領域。
自己分析では知識・経験の転用可能領域はおよそ5割。学習時間を15時間ほど確保し、その中でも苦手分野への重点投資がポイントとなりました。
4. 学習期間・勉強時間
- Virtual Training Day受講 4時間(2時間×2日間)
- Microsoft Learnの公式コース1周 2時間
- 練習問題反復 2時間(10回以上)
- Udemy講義(倍速)2時間
- Udemy模試4回分 30分
- マインドマップ作成 2時間
合計約15時間
5. 学習計画・戦略
- 公式シラバス内容と自身の業務経験を照合し、得意分野・苦手分野を明確化
- 苦手な分析ワークロード・非リレーショナル領域はマインドマップや反復問題で集中補強
- 試験本番の出題傾向分析のため、「練習問題の回数を重ねて弱点発見→教材で再確認」サイクルで実施
- Obsidianに練習問題
6. 試験対策の詳細
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コアデータ概念
- 基本情報技術者と実務経験から8割カバー
- 公式コースで不足領域補強
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リレーショナルデータ
- DBの知識やSQLの文法などは基本情報技術者の内容でカバー可能
- 正規化等の概念を復習する程度で十分対応可能
- AzureのDBサービスについては公式ドキュメントで知識不足を補強
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非リレーショナルデータ
- 業務経験はないため、最重要項目
- Azure Cosmos DBやBlob Storageを重点学習
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分析ワークロード
- BIツール経験で5割程度は理解
- サービス毎の特徴はマインドマップ化して暗記(↓参照画像)
※ マインドマップの一部を抜粋
苦手だった分析関連サービス名はこうやって特徴を覚えました
7. 学習方法・ツール
教材
- Microsoft Learn 公式コース
- Udemy 模擬問題・講義
- Virtual Training Day(Web開催)
- 公式練習問題(反復受験)
- マインドマップ(内容の可視化)
ツール
- Obsidian
- 公式練習問題で間違えた問題をフラッシュカード化して繰り返し解く
- Canvasという機能でマインドマップを作成
8. 今後の展望と・次のステップ
- より実務的な領域のクラウド資格へのステップアップ
- 分析基盤としてGoogle BigQuery活用の印象があるため、次の資格目標はGoogle Cloudを検討
- DP-900はデータ構造、DB、SQL、BIなどの転用可能な知識も多い
- 現在作成しているポートフォリオへの学習内容の反映予定