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【AWS】【Salesforce】CTI AdapterにSSOの設定を適用する方法

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1.はじめに

どうも、ARIの名古屋支社に勤務している愛知県民です♪
(/・ω・)/

以前の自分の記事でSalesforceからAmazonConnectにSSOをする方法について説明しました。

記事の方法だと、SSOはできるのですが、
SalesforceのタブとAmazonConnectのタブが分かれるので、
少しだけ使いにくいと感じていました。

少し調べたところ、CTI Adapterを使ってSSOの設定をすることで、
Salesforceと同じタブでCCPを開くことができる様なので、
今回はCTI Adapterを使ってSSOする方法をまとめてみたいと思います!

CTI Adapterについて勉強中の方の参考になれば幸いです。
(*^^)v

2.用語の説明

2.1.CTI Adapterとは

AmazonConnectとSalesforceを連携させる際に使用するクラウドサービスのことです。
(厳密にはAWSのサービスです。)

CTI Adapterを使用することで、Salesforceのコンソールからソフトフォンを開いたり、
着信時にSalesforceの取引先責任者をポップアップしたりすることができます。

3.前提条件

前提条件について、以下に記載します。

  • CTI Adapterをインストールしていること
  • SalesforceからAmazonConnectへのSSOの設定が完了していること

本記事におけるCTI Adapterのバージョンは5.17です

4.CTI AdapterのSSOの設定

では早速、設定していきましょう♪

4.1.Salesforceにログインし、画面右上の歯車マークを選択し、「設定」を選択します。

000_設定を選択.png

4.2.検索欄に「接続」と入力し、「接続アプリケーションを管理」を選択します。

001_接続アプリケーションを選択.png

4.3.SSOで使用している接続アプリケーション名を選択します。

接続アプリケーション名の左の「編集」を選択すると別の画面が開くので注意してください。

002_接続アプリケーション名を選択.png

4.4.基本情報の開始URLを右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」を選択します。

003_名前を付けてリンク先を保存を選択.png

4.5.メモ帳などに前手順でコピーした内容を張り付けます。

4.6.画面左上の9点(麻雀の9ピン)を選択し、「サービスコンソール」を選択します。

009_サービスコンソールを選択.png

4.7.左上の「く」を左に90度回転させたマークを選択し、「AC CTI アダプタ」を選択します。

4.8.CTI Adapter名を選択します。

4.9.以下の項目が表示されていることを確認します。

  • Amazon Connect インスタンスのエイリアス
  • SSO URL
  • SSO リレー状態

設定されていない項目がある場合は設定画面から「オブジェクトマネージャー」を選択し、
「AC CTI アダプタ」を選択し、レイアウトを編集してください。

4.11.画面右上の三角マークを選択し、「編集」を選択します。

020_編集を選択.png

4.10.「Amazon Connect インスタンスのエイリアス」を以下の値を設定します。

https://★AmazonConnectのインスタンス名★.my.connect.aws/

4.11.「SSO URL」に以下の値を設定します。

https://XXXXXX.my.salesforce.com/idp/login

手順4.5で張り付けた開始URLの「?app=」より前の部分となります。

4.12.「SSO リレー状態」に以下の値を設定します。

app=★※1★&RelayState=https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/connect/federate/★※2★?destination=%2Fconnect%2Fccp-v2

★※1★の部分には手順4.5で張り付けた開始URLの「...?app=XXX&Relay...」の「XXX」の部分を張り付けます。

★※2★の部分には手順4.5で張り付けた開始URLの「...federate%YYY%3Fdestination...」の「YYY」の部分を張り付けます。
(AmazonConnectインスタンスのIDとなります。)

4.13.「保存」を選択します。

5.動作確認

以上で設定は完了です。最後に動作確認をしていきます。

5.1.Salesforceの画面左下の「Phone」を選択します。

040_Phoneを選択.png

5.2.「CCPへのサインイン」を選択します。

050_CCPへのサインインを選択.png

5.3.SSOが実施され、CCPが自動で表示されます。

SSOが設定されていないときは、手順5.2の後にAmazonConnectのログイン画面が表示され、
IDとパスワードの入力が必要になります。

060_CCPが表示される.png

6.おわりに

ここまで読んで下さり、ありがとうございます!!!
(^^)

Salesforceの1画面でCCPを開けて、なおかつSSOもできたので便利でした♪
また何か気になることがあれば記事にしようと思います!
(:3_ヽ)_

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