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Windowsで簡単にAI開発の環境構築<人工知能を体験したい人向け>

Last updated at Posted at 2018-03-21

やりたいこと

  • Windows上でAI (ディープラーニング) で株価予測するツールを作りたい
  • そのために、開発用のライブラリなどの環境構築をする
  • できるだけ簡単にディープラーニングを使えるようにしたい

使用する人工知能関係のライブラリ

  • Tensor Flow + Keras
  • Python
    • Numpy
    • Matplotlib
    • scikit-learn
    • Pandas etc..

環境構築

以前は、Windows上でTensor Flowなどを使用するためにはDockerなどの仮想環境が必要でしたが、Anacondaを使用するとWindows上でもかなり簡単に開発環境を構築できます。

詳しくはこちら:
Windows版AnacondaでTensorFlow環境構築

1. ライブラリのインストール

Anacondaと一緒に大抵のライブラリがインストールされますが、パッケージをすべて最新版にしておくと安心です。
Anaconda Promptから:
image.png

まずは、Pythonがインストールされているか確認。エラーで出ずに、Pythonの対話モードが起動されたらOK。対話モードを終了するときはExit()で終了します。

Anaconda_Prompt

> python 

下記のコマンドでライブラリを最新にできます。

Anaconda_Prompt

> conda update --all

2. TensorFlowのインストール

まずは、TensorFlowから。下記のコマンドを入れるだけ。かなり簡単にインストールできる

Anaconda_Prompt

> pip install tensorflow

正しくインストールされたかの確認。Pythonの対話モードで確認します。

Anaconda_Prompt

> python

>>> import tensorflow as tf
>>> hello = tf.constant('Hello, TensorFlow!')
>>> sess = tf.Session()
>>> print(sess.run(hello))
b'Hello, TensorFlow!'        # 表示されれば成功

3. Kerasのインストール

次に、Kerasのインストール。下記のコマンド1行でインストールできる。

Anaconda_Prompt

> conda install keras

正しくインストールされたかの確認。Pythonの対話モードで確認します。

Anaconda_Prompt

> python

>>> import keras as ks
UsingTensorFlow backend.      # 表示されれば成功

どのフレームワークを使用するか?

TensorFlowが有名だが、TensorFlowを直接操作して人工知能を体験するのはかなり難しいです。
そこで、TensorFlowのラッパーとしてKerasを使用することがおすすめです。簡単に人工知能のモデルを操作できるので、挫折せずに色々試すことができます。ただ、内部でどういう操作をしているかを含めて調整したい場合は、TensorFlowやほかのフレームワークも検討したほうがいいでしょう。
何れにせよ、入門用にKerasで全体像を理解するというのがおすすめです。

【ディープラーニングフレームワーク】Chainer, Keras, TensorFlowとfast.aiが選んだPytorch

各機械学習ライブラリの比較をまとめる

参考

TensorFlow + Kerasでまずは人工知能を体験するなら:
いちばんやさしい ディープラーニング 入門教室

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