環境
MacBook Air (M1,2020)
macOS Monterey
Linuxコマンドを覚えるためにまとめました。
せっかくなのでチュートリアル形式で・・・!
・デスクトップにフォルダを作成
・フォルダ内にファイルを作成
・ファイルへの書き込み
・ファイルの中身の確認
・ファイル名の変更
・ファイルの削除
の順番でやっていこうと思います。
※以下、フォルダ = ディレクトリ と呼びます。
はじめに
チュートリアルに入る前に・・・・
まずは、超基本の現在地の確認方法です。
迷子になったらすぐpwdコマンド!
#現在のディレクトリを表示 = pwd
~ % pwd
#結果
/Users/ユーザ名
~ というのは、ホームディレクトリを表しています。(チルダと読みます)
スタート地点はいつもここです。デスクトップではないのです。
・・・ん?これはどこなの?って人はFinderを開いて確認してみてね。
Macintosh HD → ユーザ → ユーザ名
続いてlsコマンドで、ディレクトリの中身を確認してみましょう!
これは、本当によく使います。
#ディレクトリの中身をリスト形式で表示 = ls
~ % ls
#結果
Applications Downloads Music Desktop
Library Pictures Documents Movies
Public
チュートリアル開始
では、早速チュートリアルに入っていきましょう!
まずはデスクトップに移動。
#ディレクトリを移動 = cd 移動先
~ % cd Desktop
今回は、sampleという名前のディレクトリを作成します。
普段は右クリックで新規フォルダ作成をしていますよね・・・
その操作をコマンドでやるとこんな感じです。
#ディレクトリを作成 = mkdir ディレクトリ名
Desktop % mkdir sample
では、作成したsampleディレクトリへ移動してみましょう。
#ディレクトリを移動 = cd 移動先
Desktop % cd sample
ここでpwdしてみると・・・
#現在のディレクトリを表示 = pwd
sample % pwd
#結果
/Users/ユーザ名/Desktop/sample
移動できていますね!
testという名前のファイルを1個作成しましょう。
#ファイルを作成 = touch ファイル名
sample % touch test
sampleディレクトリの中身を確認すると・・・
#ディレクトリの中身をリスト形式で表示 = ls
sample % ls
#結果
test
今度は、testファイルの中へ書き込みをします!
ベタですが、Hello! にしておきましょうか・・・
#文字列をファイルに出力 = echo '文字列' > ファイル名
sample % echo 'Hello!' > test
さて・・・本当に書き込まれているのか確認してみましょう。
#ファイルの内容を表示 = cat ファイル名
sample % cat test
#結果
Hello!
ファイルの中身を全画面表示したい時はlessコマンドを使用します。
戻る時は、【q】を押してください。
#テキストファイルを閲覧 = less ファイル名
sample % less test
#結果
Hello!
test (END)
どんどん行きましょう!次は、ファイル名の変更です。
test を test1 へ変更してみましょう。
#ファイル名の変更 = mv 元のファイル名 変更後のファイル名
sample % mv test test1
ファイル名が変更されているかどうかlsコマンドを使って確認します。
#ディレクトリの中身をリスト形式で表示 = ls
sample % ls
#結果
test1
test1 に変更されていましたね。
mvコマンドは、ファイルやディレクトリの移動でも使います。
気になったらぜひ調べてみてね!
最後に、test1 を削除してみましょう。
※rmコマンドを使用すると、ゴミ箱に行かずに削除されるので注意してね!
#ファイルの削除 = rm ファイル名
sample % rm test1
sampleディレクトリの中身を確認して
何も表示されなければ削除完了です!
#ディレクトリの中身をリスト形式で表示 = ls
sample % ls
#結果
表示されない
おまけ
チュートリアルで作成したsampleディレクトリも削除してくれや!って方に・・・
#現在は /Users/ユーザ名/Desktop/sample にいるため、1つ上の階層へ移動します
sample % cd ..
#空のディレクトリを削除 = rmdir 空のディレクトリ名
Desktop % rmdir sample
rmコマンドで削除したものは、
【ゴミ箱】に入らずに消えてしまうので、基本的に復元できません。ご注意を!!!!
ラストは、exitコマンドでログアウトしましょう!
#ログアウト = exit
Desktop % exit
ショートカットキーの場合は、【Ctrl+D】です。
最後に
GUIって便利ですよね・・・(おい)
最後に、Macユーザーの方に「ターミナル」以外でおすすめの
コマンドラインツールをご紹介します。
iTerm2
使い方やカスタマイズ方法は、「iTerm2 設定」などで検索してね!