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AWS Lambda関数のバージョン管理

Last updated at Posted at 2018-10-16

はじめに

Alaxaスキル開発では、AWS Lambdaを使用している人が多いのではないでしょうか。
Lambda関数の修正が伴うAlexaスキルのバージョンアップをするとき、公開中のLambda関数を修正するわけにはいきません。Lambda関数にはバージョンを付与することが可能で、公開中のバージョンと開発中のバージョンを区別することができます。

この記事の対象者

AWS Lambda利用者が対象です。この記事では、Alexaスキル開発を例に説明します。

Lambda関数にバージョンを付与する

Lambda関数の実装・テストが完了したらバージョンを付与します。Lambda管理コンソールの関数画面上部にある「アクション」から「新しいバージョンを発行」を選択します。
名称未設定.png

「新しいバージョンを発行」を選択すると以下の画面が表示されます。必要に応じて「バージョンの説明」にコメントを入力して発行ボタンをクリックします。
なお、\$LATESTとは、編集中(最新版)のコードを指します。このコードにバージョンを付与します。
2018-05-23 (2).png

バージョンを付与すると、以下のような画面が表示されます。赤枠の部分に注目してください。
バージョン番号は1から順に整数が自動的に付与されます。ARNの関数名の末尾に:1のようにバージョン番号が付加されます。
2018-05-25 (1).png
上記画面はバージョン1のコードが表示された状態で、バージョンを付与したコードは修正できなくなります。

バージョンを付与するとトリガーがなくなるので、改めてAlexa Skill Kitを追加します。
2018-05-25 (2).png
スキルIDを入力して追加ボタンをクリックしてください。追加したら画面右上の保存ボタンをクリックします。
2018-05-25 (3).png

以上でLambda関数のバージョン付与は完了です。
あとは、バージョン番号が付加されたARNをスキルのエンドポイントに設定してください。バージョン番号が付加されていないARNは、\$LATEST(編集可能な最新コード)を指定したことになるので注意してください。

バージョンの切り替え

下記のように「限定条件」をクリックして、表示するバージョンを選択することが可能です。\$LATESTとは前述のとおり最新版の編集可能なコードです。よって、バージョンアップ作業は、\$LATESTコードに修正を施し、コードがFIXしたらバージョンを付与するという作業の繰り返しとなります。
2018-10-16.png

参考資料

AWS Lambda 関数のバージョニングとエイリアス

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