はじめに
最近は触らなくなってしまいましたが、長いことお世話になっていたのでClonezillaについて紹介します。
前職で使い始めた頃は情報が一切なく、公式ページの情報を元に気合で触って自分と会社の中にノウハウを溜め込んでいったような感じでした。
最近は情報が増えてきたのでいい時代になったなと思っています。
だいぶ昔に日本語情報がないので情報を残します。みたいな感じの記事をどこかで書いたのですが、どこで書いたか忘れたのでその復刻の意味でもこの記事を書きます。Clonezilla自体を忘れないためにも紹介記事として書いていきたいと思います。
この記事で触れないこと
- 展開・クローニングに関するClonezilla以外の操作やお作法、OSなどのライセンス、買い方に関して
- 完全にノイズなのでこの点に関しては作業をする方がそれぞれ必要に応じて確認してがんばってください
- ブート可能なUSBメモリの作り方
- その他基本的なハードウェアやBIOS、OSの操作方法や仕組みなど
Clonezillaとは?
Clonezillaとは、簡単に言うとクローニングツールです。
クローニングとはなんぞやという部分についてですが、例えば、10台PCをキッティングする必要があるとします。
その時、10台程度ならなんともないかもしれませんが、1台づつやっていたら面倒です。
そう言うときに行うのがクローニングです。(展開ともいわれたりします)
お作法はいろいろありますが、1台目を作り込んで、2台目、3台目とクローンします。

いわゆるPCクローンの部分をあの手この手で実現できるのがClonezillaです。
似たようなソリューションあるの?
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ソフトウェア
皆さんはWindows標準機能を使って行うらしいですが、私は1台クローンするのに5時間以上かかったので二度と触らないと思っています。そのため、各社様々なソリューションを展開されています。
Acronis True ImageとかSnap deploy、ノートンゴースト(旧製品)、Easeus Todo Backup、Disk to copy、Netclone、ImageMakerとかV-Recoverなど多数あります。
特に文教の業界では色んな会社がそれぞれ特色あるソリューションを展開されている印象があります。
ただ、どれもクローニングするだけなら機能が多すぎたり、妙に高額すぎたり、ライセンス形態的に企業には買いづらいといった弊害があります。特に文教や小規模の顧客だと1台年間ライセンスや買い切りだと予見可能なのでまだ良いのですが、1回ライセンスやドルで月額とかになると様々な理由から拒絶されがちです。 -
ハードウェア
同じような効用を実現できる競合としてハードウェアもあります。デュプリケーターと呼ばれますが、様々なメーカーからいろいろ出ています。一例では、センチュリーのこれdo台シリーズやCPIの機器なんかは知名度もあるんじゃないんでしょうか。コンピュータからSSD/HDDを外してデュプリケーターにセットする必要があります。
機器を買えばほぼ単機能なので手軽に利用できます。ソフトウェア的な融通が効かないのでHDDやSSDのセクタ数や型番などに注意する必要があります。CPIのデュプリケーターは1本のHDDやNASに何個もイメージを保存できたりと言った機能があったりします。
Clonezillaの種類について
- USBメモリから起動してクローニングをする Clonezilla Live
- PXEブート・LAN経由でのクローンを実現する Clonezilla Lite Server
- Clonezilla Liveから起動します
- 大規模展開に良いとされている Clonezilla SE(サーバーエディション)
- 更新頻度が少なく、2017年で更新が止まっています。正直まともに使ったことはないです。特に対応していないNICが多い印象で、2026年現在使い物になるかは不明です
特徴
以下のようなクローニングができます(かいつまんで)
- 同一ハードウェア上にあるストレージtoストレージでのクローン
- 様々な方法で接続したリポジトリ(イメージの保存先)へのイメージ取得
- リポジトリとしてUSB接続ストレージ、SSHやNFSやSAMBA,RAM DISKなども対応
- 取得したイメージの展開
- LAN上にある複数のコンピュータにあるストレージへのクローン
- PXEブートさせて自動でクローン
- Bittorrentを使用した大規模展開(ができるらしい)
すごい便利
イメージを取得して展開できるということは、やろうと思えばイメージの共有も可能です。
Bittorrentを使用した大規模展開というのはやったことないです。多分、マルチキャストやブロードキャストだけでなく、別のネットワークへのリーチもできるのかと想像しています。すごい
何でそんなに使ってたの?
前職でネットカフェとか学校とかeスポーツ施設など、パソコンのキッティングで使っていました。
もともとはデュプリケーター使ってましたが、HDDとかSSD外すのを面倒に感じてきてClonezillaの使い方をいろいろやって習得して、イメージ取って一斉にLANでクローンするみたいなやり方をするようになりました。
あの手この手でクローンできるので実行用のUSBメモリ一本持っていれば困らない汎用性はいいですね。
当時は周りに使っている人が全くいなかったので一人でトラシューしたり使い方を確認したりしていました。
いまも周りには誰もいませんが…。
最終的にUSBメモリを指すと自動でクローンするようにまで発展させました。全て前職に置いてきました。
簡単な使い方のスクショ(ディスク to ディスク)
基本的な使い方は公式ページに書いてあります。
スクリーンショットで流れを書いておきます。
- Clonezillaのダウンロードページからダウンロードしてきます
- UbuntuベースのAlternativeとDebianベースのイメージがあります。違いとしては、UbuntuベースはモジュールがDebianベースより豊富です。Debianベースは比較的安定しています。
- ISOを焼いて起動用ドライブを作成(CD可)
- 対象のコンピュータで起動













あとはクローンが終わるまで待ってから後続のタスクを行います。