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amazon,楽天市場,yahooショッピングにおけるスクレイピングの可否に関しての調査

Last updated at Posted at 2021-05-28

”スクレイピングしたい”

そう思った時によく挙げられるサイトとしてamazon,楽天市場,ヤフーショッピング等が挙げられると思います。(おそらくせどりが狙いの方が多いのでは?)

そこで、今回は利用規約等からスクレイピングの可否について調査しました。

Amazon

本規約およびサービス規約の遵守を条件とし、アマゾンまたはコンテンツ提供者は、アマゾンサービスを限定的、非独占的、非商業的および個人的に利用する権利をお客様に許諾します(譲渡およびサブライセンス不可)。この利用許可には、アマゾンサービスまたはそのコンテンツの転売および商業目的での利用、製品リスト、解説、価格などの収集と利用、アマゾンサービスまたはそのコンテンツの二次的利用、第三者のために行うアカウント情報のダウンロードとコピーやその他の利用、データマイニング、ロボットなどのデータ収集・抽出ツールの使用は、一切含まれません。本規約またはその他の規約にて明示的に許諾されていない権利は全てアマゾンまたはそのライセンサー、供給者、出版者、権利保持者またはその他のコンテンツ権利者が留保します。アマゾンサービスまたはそのいかなる部分も、アマゾンからの書面による明示的な承諾を得ていない限り、商業目的のために、複製、複写、コピー、販売、再販、アクセス、その他の利用はできません。商標、ロゴ、およびアマゾンが有するその他の財産権的価値のある情報(画像、文字、ページレイアウト、フォームを含む)は、書面による明示的な承諾を得ていない限り、フレームにしたり、またはフレーム技術を使って取り込んだりすることはできません。また、アマゾンの明示的な書面による許諾なく、アマゾンの名称や商標をメタタグなど隠れたテキストとして使用することはできません。アマゾンサービスを不正に利用することは禁止されており、適用される法律に従ってのみ利用できます。本規約およびその他の利用規約に反する使用をした場合、アマゾンが使用許諾した権利は終了します。

amazon利用規約より

つまり、amazonからの許諾がない限りダメという認識です。

楽天市場

第7条(禁止事項)
1. お客様は、本サービスの利用において以下の各号に定める行為をしてはならないものとします。
(1) 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置への違反
(2) 公の秩序または善良の良俗を害すること
(3) 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力をすること
(4) 犯罪による収益の移転行為及びこれを助長、幇助等すること
(5) 第三者へのなりすましまたは意図的に虚偽の情報を送信すること
(6) 購入する意図なく商品の購入を申し込むこと
(7) 当社の事前の許可を得ることなく、自動化された手段(自動購入ツール・ロボットなどこれらに準ずる手段)を用いて商品を購入すること(商品ページ上の情報取得等を含む)
(8) 正当な理由なく商品を受け取らないこと
(9) 正当な理由なく返品等をすること
(10) 自己取引、関係者内での内部取引、架空取引
(11) ポイントの不正取得、ポイントを不正な目的に利用すること
(12) 当社、当社のグループ会社、ショップ、他のお客様、その他第三者の権利を侵害し、または迷惑をかけること
(13) 不正アクセス行為、またはこれを助長する行為
(14) 本サービスの誤作動を誘引すること
(15) 本サービスが通常意図しないバグを利用する動作を生じさせ、または、通常意図しない効果を及ぼす外部ツールの利用、作成、または頒布
(16) 当社、当社のグループ会社、ショップ、他のお客様のサーバー、コンピュータ等に過度の負担をかけること
(17) 当社、当社のグループ会社、ショップ、他のお客様、その他第三者にコンピュータウイルス等の有害なプログラムを送信し、または流布すること
(18) 本サービスの運営を妨げること
(19) 不正な目的をもって、本サービスを利用すること
(20) 本規約に違反し、または、本サービスの趣旨目的に反すること
(21) 楽天会員規約その他、当社が定める規約、ガイドライン等に違反すること
(22) その他当社が不適切と判断すること
2. お客様が前項の定めに違反した場合、またはショップもしくは当社に対する債務を履行しない場合、当社は、お客様に事前に通知することなく、以下の各号に定める措置の一部または全部を講じることができます。
(1) お客様による本サービスの利用を停止し、または楽天会員規約に基づき、お客様の楽天会員資格を停止もしくは取消しをすること
(2) 商品の発送等取引の履行を停止すること、またはショップに停止を要請すること
(3) お客様に対し、注文時に選択した支払方法と異なる方法で代金をお支払いいただくよう要請すること
(4) お客様に対し、ポイント、クーポン、その他の特典を取消すほか、不当に得た利益を返還いただくこと
3. 前項の措置を講じたことによってお客様に生じた損害については、当社は一切責任を負いません。
4. お客様が第1項に違反したことによって、当社に損失ないし損害が生じた場合

楽天市場利用規約より

楽天市場も、amazon同様楽天市場の許諾なしに商品の購入ならびに商品ページの情報の収集は禁止されているようです。

ただし、

当社の事前の許可を得ることなく、自動化された手段(自動購入ツール・ロボットなどこれらに準ずる手段)を用いて商品を購入すること(商品ページ上の情報取得等を含む

ということで、商品ページ以外は明記されていませんでした。

ヤフーショッピング

利用規約上では、明記されてる文面は確認できませんでした。

終わりに

色々、この記事を執筆するまでに理由を考えてスクレイピングしていいみたいな文面もちらほら散見されました。
理由をつけてやるのは自由ですけど、個人的にはやめた方がいいと思いました。(良心の呵責とか色々言っても聞かない人は聞かないんだろうけど。)

更新日

- 2021.5.28

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