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Mountpoint for Amazon S3について

Last updated at Posted at 2025-08-30

■概要

業務でMountpoint for Amazon S3について学ぶ機会があったため、勉強メモとして記事にまとめました。

現場で求められたこと

APIサーバーの不定期かつ容量が小さいログを1日1回ローテーションしてS3に保存する仕組みとして、Mountpoint for Amazon S3を使用してEC2にS3をマウントし、直接ログ収集を行う。

Mountpoint for Amazon S3とは

Mountpoint for Amazon S3は、Amazon S3バケットをLinuxマシン上のローカルファイルシステムとしてマウントできるオープンソースのファイルクライアントです。これにより、標準的なファイルシステム操作(読み取り、書き込み、ファイルのリスト表示など)を使用してS3オブジェクトにアクセスし、管理することができます。

■導入方法

導入手順は以下の通りです。対象のEC2にパッケージをインストールしてS3をマウントするだけなので、シェルスクリプトを作成するよりも比較的労力が少なくなります。

①パッケージのインストール

wget https://s3.amazonaws.com/mountpoint-s3-release/latest/x86_64/mount-s3.rpm
sudo yum install -y ./mount-s3.rpm

②マウントの実施

mkdir s3mount
mount-s3 mountpoint-for-s3-test s3mount

③マウントの確認
共有ディスクをマウントした場合は、dfコマンドを実行するとマウント済みの領域が表示されます。

df -hT
※コマンド実行時の表示例
Filesystem             Type      Size  Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs               devtmpfs  475M     0  475M   0% /dev
tmpfs                  tmpfs     492M     0  492M   0% /dev/shm
tmpfs                  tmpfs     492M  408K  492M   1% /run
tmpfs                  tmpfs     492M     0  492M   0% /sys/fs/cgroup
/dev/xvda1             xfs       8.0G  3.0G  5.1G  37% /
tmpfs                  tmpfs      99M     0   99M   0% /run/user/0
{S3バケット名}           fuse      1.0P     0  1.0P   0% /root/s3

■注意点

①マウントするサーバーのロール要件について

EC2から直接S3に書き込む場合、割り当てるIAMロールは「AmazonS3FullAccess」を設定する必要があります。ただし、権限を限定したい場合は以下のIAMポリシーが必要です。

s3:ListBucket
s3:GetObject
s3:PutObject
s3:AbortMultipartUpload
s3:DeleteObject

②EC2再起動時のマウント解除

EC2サーバーが再起動された場合、S3のマウントが解除されます。そのため、再起動後に自動でマウントが実行されるよう、事前にクーロンジョブを設定する必要があります。

■MountPoint for S3の制約/制限

バケットの作成と管理に関する制約

・他のバケット内から新しいバケットを作成することはできない。
・バケットを作成する際には、バケット名とAWSリージョンを指定する必要があり、これらは作成後に変更できない。

バケット名の命名ルール

・アプリケーションがバケットを自動生成する場合、命名の衝突を防ぐためにユニークな命名スキームを採用する必要がある。

バケット操作の推奨事項

・バケットの作成、削除、設定は、初期化時や一時的なセットアップで実施するのが望ましく、アプリケーションのメイン処理内で頻繁に行うことは避ける必要がある。

まとめ

要件を満たすだけでなく、選択したサービスの導入や運用方法まで考慮する必要があり、さまざまな視点からメリットとデメリットを検討する必要がありました。その過程で、S3に関する知識もさらに深まったのでいい機会になりました。
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