新機能 "Custom instructions"
7/20にOpenAIはChatGPTに新機能のカスタム指示（Custom instructions）を追加しました。
これにより今まで質問をするたびに書いていた条件を再度入力する手間が省けることになりました。
8/1現在、この新機能は月額20ドルのChatGPT Plusに加入しているユーザーのみ使用することができます。
有効化手順
有効化の手順は以下の通り
①Web版
アカウント情報（ユーザー名部分）→設定→ベータ版機能→オプション内のカスタム指示のトグルをオン
②アプリ版
設定→新規機能→カスタム指示のトグルをオン
具体例
以下に具体的な"Custom instructions"を利用している例を提示します。
※ChatGPTへの質問は画像内の人アイコン部分のみ
case1 3年生の理科教師として月についての重要項目を3つ挙げてもらう
case1 3年生の理科教師として月についての重要項目を3つ挙げてもらう
case2 ソフトウェアエンジニアとしてGo言語を使用してコードを書いてもらう
case2 ソフトウェアエンジニアとしてGo言語を使用してコードを書いてもらう
このようにして"Custom instructions"を使用することで、加味してほしい前提条件を毎回質問に含める事なく意図した回答が得られるようになります。
さいごに
これにより益々適切な条件付けを行いAIから最適な結果を得るプロンプトエンジニアリングの有用性が高まると個人的には思いました。
次回はそのChatGPTにおけるプロンプトについて調べまとめようかと思います。