#動作環境
Windows10,64bit
Oracle VirtualBox 6.0.14
CentOS-7x86_64-DVD-1908 linux redhat64bit
#vimrcのパスを調べる
まず、vimrcがどこにあるのか探してみる。ターミナルに
$vim --version
と入力するといろいろずらずらと表示される。
この中でvimのパスは下図の部分に書かれている。
基本的に編集するのは一番上のシステムの部分で問題ないと思うが、システムの部分のvimrcは読み込み専用ファイルになっており、通常のユーザーでは編集することができない。私の場合はsudoコマンドを使うことで編集が可能となった。vimrcのパスについては各自で変えてください。
$sudo vim /etc/vimrc
管理者権限のない方に向けて
管理者権限のない方でもユーザごとにvimrcの設定ができる。大学のサーバにアクセスするような方はユーザとして登録されているので先ほどのユーザの部分をパスに指定して新規にvimrcを作ることができる。私の環境では以下のコマンドを使うことで編集可能であった。~は/home/userを表します。
$vim ~/.vimrc
#vimrcのカスタマイズ
vimrcのカスタマイズについてはいろんな方がわかりやすく解説してくださっているのでそちらを参考にしていただいた方がいいと思います。
https://qiita.com/marrontan619/items/541a1374e1ac672977e6
そんなにこだわりのない方は以下の設定をコピペしておけば問題ないでしょう。
set title↲
set ambiwidth=double↲
set tabstop=4↲
set expandtab↲
set shiftwidth=4↲
set smartindent↲
set list↲
set listchars=tab:»-,trail:-,eol:,extends:»,precedes:«,nbsp:%↲
set nrformats-=octal↲
set hidden↲
set history=50↲
set virtualedit=block↲
set whichwrap=b,s,[,],<,>↲
set backspace=indent,eol,start↲
set wildmenu↲
このままコピペすると文末に?が表示されることがあるので消さないとエラーになる可能性があります。
#insertモードでのカーソル操作
insertモードでわざわざノーマルモードに戻らずにカーソルを動かしたいという時があると思います。
その際はvimrcに以下のキーマップを追加することをお勧めします。私はUnix配列のキーボードであるHHKB Professional JPを使っているのでemacsのカーソル操作と同じもの割り当てておきました。
imap <C-p> <Up>↲
imap <C-n> <Down>↲
imap <C-b> <Left>↲
imap <C-f> <Right>↲
#カラースキームの変更について
https://qiita.com/sff1019/items/3f73856b78d7fa2731c7
この方が非常にわかりやすくまとめてくださっているのでこちらを参照してください。
私は新たにテーマをダウンロードするのが面倒だったのでデフォルトで入っているdarkblueを使っています。vimrcに以下のように追加することで設定できます。
syntax enable↲
colorscheme darkblue↲