株式会社バルテスが提供するテスト自動化ツール、T-DASH(OPENβ版)を複数回にわたり触っています。今日で5回目です。過去4回で機能について一通り触ってきたため、せっかくなのでこうしたら更に使いやすいなと感じた改善点をフィードバックしてみようと思います。
記事の補足
本記事で利用したシステムのバージョン情報
- T-DASH:0.1.004b
- PC:Windows 10 Home 20H2
- ブラウザ:Chrome 96
アドベントカレンダー2021
この記事はQiita Advent Calendar 2021のT-DASHを使ってみた!【PR】T-DASHの6日目の記事です。
T-DASHについて触ってきた過去の履歴
- T-DASHのOPENβ申込からテストツールの起動まで実施したら、とてもハードルが低かった
- T-DASHのサンプルアプリで自動テストを実行して結果を見てみた
- T-DASHで基本的なテスト(テストシナリオ、テストケース、テスト手順、画面定義)を書いてみた
- T-DASHのテスト手順作成画面をじっくり見てみた
こうなったら良いのになフィードバック
タイトルで出オチ感があるものもありますが、3点あげてみます。ちなみに、T-DASHの現立ち位置の範囲で自分なりにスコープは絞ってみました。(例えば、「エクスポート機能に他のテスト管理ツールとの連携しやすいフォーマットで出してほしい」とか、「テスト実行を多ノードで並列的に実行できるようにしてほしい」とか、そういったやや高度な利用用途のモノは省きました)
その1. テストを途中で中断する機能が欲しい
いちど自動テストを開始すると、テストを停止する機能が無いようです。中断する機能が欲しいです。(誤って実行時間が長いテストシナリオを実行してしまった場合、終わるのを待つのがかったるいので…)
その2. 動作セットは変数化出来てほしい
前回のポストで動作セットを触ってみました。操作や検証をまとめて定義できる機能はとても助かります。ただ、一部の設定値を外だししたい場合もあるため、変数化ができるとうれしいなぁと。下記のスクショは「ログイン操作」に関する動作セットですが、IDとパスワードを外部化できれば、汎用性が増して嬉しい。
その3. 画面定義の操作性が直感的でない
画面定義画面は改善の余地が多そうです。要素をスプレッド状の画面で表示しているため、できれば、スプレッド内に編集機能が備わっている方が良いと思っています。要素名を新しく追加する際に「要素名を入力」テキストボックスをどうやって利用するのか直感的には分からなかったためです。(せめて、「要素名を入力」テキストボックスの右横に「追加」ボタンでもあると良かったかも)
最後に
T-DASHのOPENβ版を触って改善してほしいなと思った点を(重箱の隅をつついているようですがw)あげてみました。より良いツールに育っていくよう応援しております~!