はじめに

タイトルの通り、Google Colaboratory上でYouTube Data APIを使用し、YouTubeのchannnelIDからそのチャンネルの情報を取得しました。その備忘録を兼ねた記事です。

要件

複数のchannnelIDを持ったリストから、それぞれの「チャンネルのタイトル」「チャンネル登録者数」を出力するコードを作成します。

準備

YouTube Data APIを使用するにはAPIキーが必要になります。APIキーの入手方法については以下の記事が参考になります。

また、調べたいチャンネルのchannnelIdも必要です。調べる方法は様々あります。1つの例として私の以前の記事が参考になるかと思います。

コード

Google Colaboratory上のセルに以下のコードを記述します。その後はコードの内容を適宜書き換えて実行すればOKです。

from apiclient.discovery import build

API_KEY = '<取得した API キー>'
YOUTUBE_API_SERVICE_NAME = 'youtube'
YOUTUBE_API_VERSION = 'v3'

CHANNEL_ID_LIST = [
    '<取得したいチャンネルのchannelId 1>',
    '<取得したいチャンネルのchannelId 2>',
    …
    '<取得したいチャンネルのchannelId N>',
]

youtube = build(
    YOUTUBE_API_SERVICE_NAME,
    YOUTUBE_API_VERSION,
    developerKey=API_KEY
)

response = youtube.channels().list(part='snippet,contentDetails,statistics', id=",".join(CHANNEL_ID_LIST)).execute()

for item in response['items']:
    id = item['id']
    snippet = item.get('snippet')
    statistics = item.get('statistics')
    title = snippet['title']
    subscriberCount = statistics.get('subscriberCount')
    print(f'id : {id}, title : {title}, subscriberCount : {subscriberCount}')

実行に成功すると以下の形で取得したい情報が指定したchannelIdの数だけ出力されます

id : <channelId>, title : <チャンネルのタイトル>, subscriberCount : <チャンネル登録者数>

ちなみに、youtube.channels().listという関数の部分。この関数に渡す引数の意味についてはYouTube Data APIのリファレンスが参考になります。

また、Google Colaboratoryでは上記のコードを実行するためにgoogle-api-python-clientをインストールする必要はないです。
どうやらgoogle-api-python-clientが既にインストールされているようです。

以上です。

参考