初めて IBM Cloud の管理者になる方への Onboarding ガイドです。
今回は IBM Cloud ポータルの基本操作を取り上げます。
ナビゲーション・メニュー
上部の黒いバーの一番左の4本線はナビゲーション・メニューを開く場所です。
クリックすると、各種サービスへのアクセスが展開されます。
「リソース・リスト」では、現行利用しているリソースの一覧が表示され、そこからリソースへアクセス可能です。
「Containers」以下は、各種サービスにグループ化されているメニューです。
リソースの作成や管理が各種サービス毎に可能です。
リソースおよび製品を検索する
この検索 BOX からご利用中のリソースは IBM Cloud カタログの一括検索が可能です。
カタログ
その右側のカタログは、IBM Cloud カタログ一覧へのリンクです。
そこから、いろいろな指定やキーワードで、サービスを絞り込み、表示されたタイルからサービスを注文することができます。
管理
管理は管理者の方が、もっとも使うメニューでしょう。
アカウント
請求および使用量
「請求および使用量」では、現在の課金状況やサブスクリプションの状況を確認できます。
アクセス(IAM)
IBM Cloud Identity and Access Management (IAM) はユーザーやアクセス・グループを通して、必要な権限を付与し、IBM Cloud 全体で一貫したリソースへのアクセスを制御するものです。
MFA の設定などもこちらで行います。
コンテキスト・ベースの制限
「コンテキスト・ベースの制限」では、ルールによってリソースへのアクセス制限が定義できます。
ID に基づく従来の IAM ポリシーと連携し、別の保護レイヤーを提供します。
アクセス要求のネットワークロケーション、要求が送信されるエンドポイントタイプ、ID の多要素認証レベル、アクセスしようとする API に対してアクセス・ルールの指定が可能です。
アカウント
「管理」の右側にはアカウント名が表示されます。複数のアカウントに参加している場合、操作対象のアカウントを「v」で、切り替えます。
(?)
「(?)」は、情報提供やサポートです。
「AIアシスタント」は AI によるサポートチャットボット、「文書」は IBM Cloud Docs が開きます。
チャットや Case サポートを依頼する場合は、「サポート・センター」を使います。
ベル
ベルは、IBM Cloud からアカウントへの通知を確認するところです。
未読の通知がある場合は、ベルの横に赤ドットが表示されます。
IBM Cloud はセルフサービスでご利用いただくものです。管理者の方には、定期的な通知の確認をお願いします。
IBM Cloud Onboarding シリーズの Index はこちらです。
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