「情報」ってなんだよ!?
当たり前のように日本語で出てくる「情報」って言葉。
IT : Information Technology(情報テクノロジー)で代表されるようにソフトウェアは「情報」を扱うことがほとんどです。「情報」ってのははとっても大事なんです。
情報とは「知らせ」のことです。
相手に何かを伝える、その時のその「何か」が「情報」です。
文章かもしれないし、絵かもしれないし、音かもしれないし、刺激かもしれない、それです。
では情報の価値や情報の量というのはどうやって考えればいいのでしょう?
情報の量とは「意外性」のこと
例えば、
「黒いカラスがいた」
これはあまり価値ある情報ではなありません。
ほとんどのカラスが黒いからです。
「白いカラスがいた」
これは驚きます。
白いカラスがいる確率はほとんどないからです。
これは価値ある情報です。
どれだけ相手が知らない・相手が驚く情報かによって情報の量が決まります。
どれだけ置きづらいことかによって情報の量(価値)が決まってきます。
ちょっと大げさに言い換えると「出現確率が低い」≒「みんながあっと驚く」情報が価値が高いということです。
情報は武器である……なんて言いますが
ここで言う「情報」って何でしょう。
情報は情報ですが、じゃあ、どんな情報でもいいのでしょうか?
北海道の○○市のカラスは黒い、その隣町のカラスも黒い、○○県のカラスも黒い……
これは武器にならないです。情報の量が少なすぎます(価値が低すぎます)。
武器になる情報はあくまで情報量のある価値の高い情報です。
それは「相手があっと驚くような」ものである必要があります。
武器になるのは単なる空っぽの情報じゃなくて相手が何を知りたいのかそして何を知らないのかを元にした「情報」です という話でした。
[中級者向け] シャノンの情報エントロピー
勘のいい方はお気づきと思いますが👆は情報エントロピーの話です。
別にシャノンを知らなくても仕事はできますが「情報」という言葉への感度があがるとエンジニアとしては少しだけものの見方がかわってきますのでもし興味ある方いましたらシャノンなどもご一読ください。