はじめに
Azure Monitorを使用して、Oracle Database@AzureのAutonomous Databaseのメトリックによる監視とメールによるアラート通知を行う手順を検証しました。
注意
こちらの記事の内容はあくまで個人の実験メモ的な内容のため、こちらの内容を利用した場合のトラブルには一切責任を負いません。
また、こちらの記事の内容を元にしたOracleサポートへの問い合わせはご遠慮ください。
1. Autonomous Databaseのメトリックのグラフ表示
AzureポータルでAutonomous Databaseの画面にアクセスし、「メトリック」をクリックします。

監視したいメトリックを設定します。
ここではメトリックとしてCPU使用率(CPU Utilization)を使用しました。
また、集計には「最大値」を使用しました。

2. アラートルールの作成
ここでは、CPU使用率(CPU Utilization)が80%を超えたら、メールで通知するアラートルールを作成します。
アラートロジックは以下のように設定しました。
集計の種類:最大値
値は:次の値より大きい
しきい値:80

評価するタイミングは以下のように設定しました。
確認する間隔:1分
ルックバック期間:5分
アクショングループ名と表示名を入力し、「次へ:通知>」をクリックします。

通知タイプとして「電子メール/SMSメッセージ/プッシュ/音声」を選択します。

「電子メール/SMSメッセージ/プッシュ/音声」のウィザードが表示されます。

今回はメールでの通知を設定するので、「電子メール」のチェックをオンにし、通知先のメールアドレスを入力して、「OK」をクリックします。

今回はアクションは設定しないため、そのまま「次へ:タグ>」をクリックします。

必要に応じてタグを入力して、「次へ:確認と作成>」をクリックします。

重大度とアラートルール名を入力します。
ここでは、重大度を「2 - 警告」とし、アラートルール名を「ADB CPU Utilization over 80 percent」としました。
入力が完了したら、「次へ:タグ>」をクリックします。

必要に応じてタグを設定し、「確認および作成」をクリックします。

※アクショングループを作成すると、設定したメールアドレス宛にアクショングループに追加された旨のメールが配信されます。

3. 作成したアラートルールの確認
先ほど作成したアラートルール「ADB CPU Utilization over 80 percent」が確認できます。

4. アラート通知の動作確認
Autonomous DatabaseにCPU負荷をかけます。
少し待つと、アクショングループに設定したメールアドレスに通知が送られます。

Azureポータルで「アラート」を確認すると、設定したアラートが起動したことが確認できます。













