最初に
どうも、ろっさむです。今回は試験的にマップを作成したり、アセットを作成するのに活用できる開発者向けのフォルダについて紹介します。
デベロッパーフォルダとは?
本番環境に組み込むまでのテストや技術研究をデベロッパーフォルダで行うことで、テスト環境と本番環境のフォルダ階層を明確に分けることができます。このデベロッパーフォルダ名はPCのユーザー名から、スペースやピリオドなどの不正文字を除いたものが使用されます。
注意事項
デベロッパーフォルダ自体、個人の試験環境を用意するためのものなので、デベロッパーフォルダ外からフォルダ内にあるアセットを参照したり、デベロッパーフォルダ内から外部のアセットを参照することがないうようにルールを設ける必要があります。そのため、元々コンテンツ下にある本番環境用のアセットをデベロッパーフォルダ内で使用する場合には、対象のアセットをデベロッパーフォルダの個人フォルダ内にコピーして使用するようにしてください。
デベロッパーフォルダを表示する
デベロッパーフォルダはデフォルトでは表示されていないため、自身で設定を有効にする必要があります。
手順:コンテンツブラウザの右下に表示されている表示オプション
というところから、デベロッパーコンテンツを表示
を有効にする。
デベロッパーフォルダを含めてフィルタリングする
こちらはUE4がソースコントロールの接続をしていることが前提となっています(プロジェクトによってはignoreとして登録しているかも)。
コンテンツフォルダから特定のアセットを探す際に、他の開発者がデベロッパーフォルダに格納しているアセット群も含めて検索を行うことができます。
手順:フィルタ
ボタンを押下して、その他のフィルタ > 他のデベロッパー
を有効にします。