区切り文字を含むフィールドの値を縦持ちする
全く逆のプロセスを逆引き7-19で紹介しています。
1.想定される利用目的
・色やサイズで枝番を特殊なマスタの処理
・タグのような複数メンバーを持つフィールドのトランザクションへの復元
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
a.入力するデータは以下の通りです。 区切り文字「|」で複数のアイテムが一つのフィールドに記録されています。
b.[フィールド作成]ノードを編集します。 区切り文字の数をカウントします。ここでは二つのフィールドが対象ですのでmax(A,B)で最大値を採用します。
c.もう一つの入力はシンプルなインデックスです。縦持ち変換に差し込む空のレコードです。
d.[レコード結合]ノードを編集します。区切り文字が1でメンバーがふたつ、2レコードが必要になるためcからそれを要求します。
e.[置換]ノードを編集します。indexを区切り文字の位置指定に利用します。
注意事項
今回のテーブルでは2つのフィールドの区切り文字数は同じですが、異なる場合には考慮が必要です。また最大アイテム数を5として設計していますが、想定されるよりも大きなマスタ(c)が必要です。
4.参考情報
横持ちを縦持ち/トランザクション形式へ復元する
SPSS Modeler ノードリファレンス目次
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)